DMM FXのミニ通貨ペアとは?通常通貨ペアとの違い

「DMM FXで1,000通貨から取引できるようになったって本当?」「ミニ通貨ペアと通常通貨ペアは何が違うの?」

DMM FXは2025年1月20日からミニ通貨ペアの提供を開始しました。従来は最低10,000通貨からの取引でしたが、主要4通貨ペアに限り1,000通貨単位での取引が可能になっています。

ただし、少額で始められる一方で、スプレッドや取引応援ポイントなどの条件面に違いがあります。「なんとなく少額だからお得」と思い込むと、想定外のコストが発生する場合もあります。

この記事では、DMM FXのミニ通貨ペアについて、対象通貨・取引条件・通常通貨との違い・注意点を公式情報をもとに整理します。読み終えれば、ミニ通貨ペアが自分の取引スタイルに合うかどうかを判断できます。

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この記事の目次

DMM FXのミニ通貨ペアとは?基本を30秒で理解

ミニ通貨ペアとは、通常10,000通貨単位の取引を1,000通貨単位に縮小した銘柄です。DMM FXでは2025年1月20日に提供が開始されました。

対象はメジャー4通貨ペアのみ

ミニ通貨ペアとして取引できるのは、以下の4銘柄です。

ミニ通貨ペア名通貨ペア表記取引単位
米ドル/円ミニUSM/JPY1,000通貨
ユーロ/円ミニEUM/JPY1,000通貨
ポンド/円ミニGBM/JPY1,000通貨
豪ドル/円ミニAUM/JPY1,000通貨

DMM FXは全体で21通貨ペアを取り扱っていますが、ミニ通貨ペアの対象は上記4銘柄のみです。その他の通貨ペア(NZドル/円、カナダドル/円、南アフリカランド/円など)は従来どおり10,000通貨単位での取引となります。

必要証拠金は通常の10分の1

ミニ通貨ペアは取引単位が1,000通貨のため、必要証拠金(取引に最低限必要な資金)も通常通貨の10分の1です。

例えば、米ドル/円が1ドル=150円の場合の比較は次のとおりです。

必要証拠金の計算方法
  • 通常通貨(10,000通貨):150円 × 10,000通貨 ÷ 25(レバレッジ25倍) = 約60,000円
  • ミニ通貨(1,000通貨):150円 × 1,000通貨 ÷ 25 = 約6,000円

約6,000円から米ドル/円の取引を始められるのは、FX初心者にとって心理的なハードルが下がるポイントです。

通常通貨ペアとの違いを比較表で整理

ミニ通貨ペアは「取引単位が小さいだけ」ではありません。スプレッドやポイント付与など、複数の条件に違いがあります。以下の比較表で整理します。

比較項目通常通貨ペアミニ通貨ペア
取引単位10,000通貨1,000通貨
対象通貨ペア全21通貨ペア4通貨ペア(USD、EUR、GBP、AUD対円)
スプレッド(原則固定)対象(例:USD/JPY 0.2銭)対象外(変動制)
取引応援ポイント付与あり(1ロットごと)付与なし
新規口座キャッシュバック取引数量にカウントカウント対象外
1注文あたり最大数量100ロット(100万通貨)100ロット(10万通貨)
建玉上限(全通貨合計)10,000ロットに含算10分の1の数量として含算
取引手数料無料無料
ロスカット基準証拠金維持率50%以下証拠金維持率50%以下(同一)
レバレッジ最大25倍(個人)最大25倍(個人・同一)
取引時間通常通貨と同一通常通貨と同一

特に注意すべき違いは「スプレッド」「取引応援ポイント」「キャッシュバック対象」の3点です。次の章で詳しく解説します。

ミニ通貨ペアの3つの注意点

注意点1:スプレッドが原則固定の対象外

DMM FXの通常通貨ペアは「原則固定スプレッド(例外あり)」が適用されます。たとえば米ドル/円なら0.2銭、ユーロ/円なら0.4銭が基準値です。(2026年2月14日時点、DMM FX公式サイト:https://fx.dmm.com/fx/service/spread/ より確認)

一方、ミニ通貨ペアはこの原則固定スプレッドの対象外です。つまり、市場状況に応じてスプレッドが変動します。

通常時は通常通貨ペアと大きく変わらない水準になる場面もありますが、公式に基準値が保証されていない点は理解しておく必要があります。特に流動性が低い早朝(午前5時〜午前9時頃)や経済指標発表の前後は、スプレッドが広がりやすくなります。

実質コストの目安
1,000通貨で取引する場合、スプレッドが仮に0.3銭だとすると、1回の取引コストは約3円です。10,000通貨で0.2銭なら約20円です。取引単位が小さい分、1回あたりの絶対額は抑えられますが、スプレッドの率が不利になる可能性がある点は意識しておきましょう。

注意点2:取引応援ポイントが付与されない

DMM FXには「取引応援ポイントサービス」があります。通常通貨ペアの新規取引1ロット(10,000通貨)ごとにポイントが付与され、貯まったポイントは現金に交換できる仕組みです。

しかし、ミニ通貨ペアはこのポイント付与の対象外です。ポイントランクに応じて1ロットあたり1〜3ポイントが付与される制度なので、取引回数が多い方にとっては無視できない差になります。

取引コストだけでなく、ポイント還元も含めたトータルコストで比較することをおすすめします。

注意点3:新規口座開設キャッシュバックの対象外

DMM FXでは、新規口座開設後の取引数量に応じてキャッシュバックを受け取れるキャンペーンを実施しています。ただし、ミニ通貨ペアの取引はキャッシュバックの取引数量としてカウントされません

同様に、南アフリカランド/円やメキシコペソ/円もカウント対象外です。キャッシュバック達成を目指す場合は、通常通貨ペアでの取引が必要になります。

ミニ通貨ペアが向いている人・向いていない人

向いている人

  • FX初心者で、まず実際の取引感覚をつかみたい方
    デモ口座では体験できない「リアルマネーでの緊張感」を少額で味わえます。
  • リスクを抑えて練習したい方
    1,000通貨なら、1円の値動きで損益は約1,000円です。10,000通貨の10分の1なので、大きな損失を避けながら学べます。
  • 月数千円〜1万円程度の少額で運用を始めたい方
    約6,000円の証拠金から取引を開始できます。

向いていない人

  • 取引応援ポイントを活用してコストを下げたい方
    ミニ通貨ペアはポイント対象外のため、ポイント還元を重視するなら通常通貨ペアが適しています。
  • 原則固定スプレッドの安定性を求める方
    スプレッドの変動が気になる方は、通常通貨ペアの方がコスト管理しやすくなります。
  • メジャー4通貨ペア以外を取引したい方
    ミニ通貨ペアはUSD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYの4銘柄のみです。

ミニ通貨ペアの条件を含め、DMM FX全体の特徴やメリット・デメリットを確認したい方は、DMM FXの評判・本音レビュー|安全性が高くバランスの良いFX会社で総合的に比較できます。

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ミニ通貨ペアの注文・取引条件の詳細

ここでは、取引を始める前に知っておくべき具体的な条件を整理します。

注文数量の上限

  • 1注文あたりの最大数量:100ロット(=100,000通貨)
  • 1日あたりの注文上限:特に明示なし(通常通貨ペアと同じルールが適用)

建玉上限の計算方法

DMM FXでは全通貨ペア合計の建玉上限が10,000ロット(1億通貨)に設定されています。ミニ通貨ペアは「10分の1の数量」として計算されます。

つまり、ミニ通貨ペアで100ロット(10万通貨)保有した場合、建玉上限の計算上は10ロット(10万通貨)相当として扱われます。大口取引を行わない限り、建玉上限が問題になることはほぼありません。

ロスカット基準

通常通貨ペアと同一で、証拠金維持率(ロスカットとは、損失拡大を防ぐために証拠金維持率が一定以下になると自動的に行われる強制決済のこと)が50%以下になった時点で強制決済が執行されます。

ミニ通貨ペアだからといってロスカット基準が緩くなるわけではありません。少額取引でも証拠金維持率の管理は必須です。

取引時間

通常通貨ペアと同じです。

  • 冬時間(11月第1日曜〜3月第2日曜):月曜午前7:00〜土曜午前6:50
  • 夏時間(3月第2日曜〜11月第1日曜):月曜午前7:00〜土曜午前5:50

DMM FXミニ通貨ペアに関するよくある質問

ミニ通貨ペアと通常通貨ペアは同時に保有できますか?

はい、可能です。ミニ通貨ペア(例:USM/JPY)と通常通貨ペア(例:USD/JPY)は別銘柄として扱われます。それぞれ個別にポジションを管理できます。

ミニ通貨ペアにもスワップポイントは付きますか?

はい、ミニ通貨ペアにもスワップポイント(通貨間の金利差により毎日発生する受払い金額)は発生します。ただし、取引単位が1,000通貨のため、通常通貨ペアの10分の1のスワップポイントとなります。

DMM FXのデモ口座でミニ通貨ペアの練習はできますか?

DMM FXにはデモ口座が用意されていますが、ミニ通貨ペアがデモ口座で利用可能かどうかは、公式サイトで最新情報を確認してください。実際のリアル取引環境とデモ環境で対応銘柄が異なる場合があります。

ミニ通貨ペアのスプレッドは通常通貨ペアより広いのですか?

ミニ通貨ペアは原則固定スプレッドの対象外です。そのため、常に広いわけではありませんが、公式に基準スプレッドが設定されていません。市場の流動性や時間帯によって変動するため、取引前にリアルタイムのスプレッドを確認することをおすすめします。

ミニ通貨ペアでもキャンペーンの取引数量にカウントされますか?

新規口座開設キャッシュバックキャンペーンの取引数量には、ミニ通貨ペアの取引はカウントされません。キャッシュバック達成を目指す場合は、通常通貨ペアでの取引が必要です。なお、キャンペーン条件は随時変更される場合があるため、最新の条件はDMM FX公式サイトで確認してください。

ミニ通貨ペアの取引に追加の手数料はかかりますか?

取引手数料は通常通貨ペアと同じく無料です。口座維持手数料やロスカット手数料もかかりません。ただし、スプレッドが実質的な取引コストとなるため、原則固定対象外のミニ通貨ペアではスプレッドの確認が重要です。

まとめ:ミニ通貨ペアは「入門用」として活用しよう

DMM FXのミニ通貨ペアは、約6,000円から取引を始められる手軽さが最大のメリットです。FX初心者がリアルな取引を少額で体験する手段として有効です。

一方で、以下の3つの制約があることを忘れないでください。

  1. スプレッドが原則固定の対象外(変動制)
  2. 取引応援ポイントが付与されない
  3. 新規口座キャッシュバックの取引数量にカウントされない

これらの条件を理解したうえで、「まず少額で始めたい」「リスクを抑えて練習したい」という目的であれば、ミニ通貨ペアは十分に活用できます。取引に慣れてきたら、通常通貨ペアに移行してポイント還元やスプレッドの安定性を活かすのがおすすめです。

DMM FXの口座開設手順や総合的な評判は、DMM FXの評判・本音レビュー|安全性が高くバランスの良いFX会社で確認できます。最新の取引条件は必ず公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

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