Funded7 OREFとは?3段階ティア制・ストライク制・QCルールを完全解説

Funded7のチャレンジで失格になる理由の大半は、OREFルールへの理解不足です。

「ドローダウンを守っていたのにストライクが付いた」「QCルールで出金を止められた」こうした事態を防ぐには、2026年1月から施行されたOREFの各ルールを数値レベルで把握しておく必要があります。

本記事では、WOZ media編集部がFunded7の公式ルール資料とサポートへの問い合わせ結果をもとに、OREF(Optimal Risk Enforcement Framework)のすべての構成要素を解説します。ストライクを防ぐ実践的なテクニックや、違反後の対処法も含めて網羅します。

\ タイアップクーポン「WOZ50」で2フェーズプランが半額! /

この記事の目次

Funded7の「OREF」とは?

プロップファーム業界では長らく「ルールの不透明性」が問題視されてきました。出金を申請した際に突然「ルール違反」を理由に拒否される、具体的な違反根拠が開示されない、あるいは些細なミスで即アカウント没収されるといったトラブルが多数報告されていました。

Funded7はこの問題を解決するために、リスク計算式を完全公開し、段階的なペナルティ制度を導入した業界初のフレームワークとしてOREFを2026年1月5日に施行しました。

従来型の「一貫性ルール(40%制限)」を廃止し、より合理的なQCルールに置き換えた点も大きな変更点です。

OREFのポイントは以下の3つです。

  • 3段階ティア制:合格後のプロ口座をゴールド・シルバー・ブロンズの3ランクで運用
  • ストライク制:ルール違反があっても即失格にならず、累計3回で失格
  • QCルール:取引の「質」を数値化して評価する新しい一貫性基準

3段階ティア制の詳細

チャレンジを突破してプロトレーダーに昇格すると、過去のトレードデータをもとに自動的に3つのランクのいずれかに振り分けられます。

ランクによって適用される制限が異なるため、自分がどのランクに入るかを事前に把握しておくことが重要です。

ゴールドプロ

最も優遇された条件で運用できる最上位ランクです。

ルール遵守率が高く、安定した取引履歴を持つトレーダーが判定されます。参加費の全額返金が初回出金時に適用され、出金条件も最も柔軟です。OREFの全ルールを遵守し、ATRベースのリスク管理とQCルールをクリアし続けることで維持できます。

シルバープロ

ゴールドとブロンズの中間に位置するランクです。

ゴールドと同様に初回出金時に参加費が全額返金されます。ゴールドよりもわずかにルール遵守の実績が低いトレーダーが該当しますが、取引条件の制限はほとんどありません。

ブロンズプロ

チャレンジをクリアしたが、トレードデータにリスク管理上の課題が見られた場合に割り当てられるランクです。最大の特徴はレバレッジが20倍に制限される点で、上位ランクと比べて取引戦略の幅が狭まります。

また参加費の返金は2回目の出金時となります。ブロンズで開始した場合でも、安定した取引を続けることで上位ランクへの昇格が可能です。

ランクレバレッジ参加費返金タイミング主な条件
ゴールドプロプラン規定値初回出金時ルール遵守率が高く安定した取引履歴
シルバープロプラン規定値初回出金時概ねルール遵守、一部課題あり
ブロンズプロ最大1:202回目出金時リスク管理の改善が必要な取引履歴

QC(品質係数)ルールの完全解説

OREFの目玉制度であるQC(Quality Coefficient:品質係数)ルールは、旧来の「一貫性ルール」に代わる新しい取引の安定性評価基準です。旧ルールでは「1日の最大利益が全利益の40%以内」という制限があり、大きく稼いだ日があると他の日をコントロールする必要がありました。QCルールではこの上限が撤廃されました。

QCの計算式

QCの基準は以下の計算式で評価されます。

QC(品質係数)の計算式

(2番目に大きい利益日の利益 + 3番目に大きい利益日の利益)÷ 最大利益日の利益 ≧ 0.90

つまり、「最大利益日の90%以上の合計利益を、2番目と3番目の利益日で達成できているか」を測る指標です。

QCの合格例と不合格例

具体的な数値で理解しましょう。

ケース最大利益日2番目3番目計算結果判定
合格例①$10,000$6,000$4,000$10,000 ÷ $10,000 = 1.00✅ 合格
合格例②$10,000$5,000$5,000$10,000 ÷ $10,000 = 1.00✅ 合格
合格例③$10,000$5,000$4,200$9,200 ÷ $10,000 = 0.92✅ 合格
不合格例①$10,000$3,000$5,000$8,000 ÷ $10,000 = 0.80❌ 不合格
不合格例②$10,000$2,000$6,500$8,500 ÷ $10,000 = 0.85❌ 不合格

合格に必要なのは「最大利益日の90%以上の利益を合計で出せる2日間を確保する」こと。言い換えれば、大きく稼いだ日があっても、その後に安定した利益日を2回作れれば問題ないという設計です。旧ルールのように「1日の利益を意図的に抑える」必要がなくなりました。

QCルールは出金申請のたびに評価されます。出金前に自分の直近の利益日データを確認し、QCをクリアしているかを計算してから申請するのが安全です。

ストライクが付く3つのルール違反

OREFでは、OREF特有の3つのリスクルールへの違反がストライクの対象になります。いずれも計算式が公開されており、事前に対策が可能です。

① オープンリスクルール

1回の取引(1ポジション)で負う最大リスクを、口座残高の1%未満に抑えることが求められます。たとえば200万円口座であれば、1トレードのストップロスまでの損失額が最大2万円未満でなければなりません。

計算式はシンプルです。「エントリー価格とストップロス価格の差(pips)×ロットサイズ×pip換算額」が口座残高の1%を超えるとオープンリスクルール違反となります。複数ポジションを同時に保有する場合は、すべてのポジションのリスク合計で評価されます。

② ATRルール(ストップロス同時設定)

エントリーと同時にストップロスを設定することが義務付けられています。後からストップロスを追加する習慣があるトレーダーは要注意です。設定を忘れたままポジションを保有するとATRルール違反と判定され、ストライクの対象になります。

また、ストップロスの幅はATR(平均真の値動き幅)に基づいた合理的な水準であることが求められます。意図的に非常に広いストップロス(例:1,000pips)を設定してオープンリスクルールを形式上クリアしようとする行為は評価されません。

③ メジアンルール

過去のトレード履歴における標準的なロットサイズ(中央値)の2.5倍を超えるロットサイズでのトレードがストライク対象になります。

例えば、普段0.1〜0.5ロットでトレードしている場合、中央値が0.3ロット程度であれば0.75ロット(0.3×2.5)を超えるトレードは違反となりえます。

急に大きなロットでポジションを持ちたい場合は、徐々にロットサイズを増やすか、事前にFunded7のサポートに相談することが推奨されています。

ルール名違反の基準対策
オープンリスク1ポジションのリスクが口座残高の1%以上ポジションサイズ計算を徹底する
ATRルールストップロスなしでエントリー成行注文時に同時にSLを設定する習慣を身につける
メジアンルール中央値ロットの2.5倍超え急にロットを増やさず、段階的にサイズを上げる

従来の禁止取引によるストライク

OREFの3ルールに加え、従来からの禁止取引への抵触もストライクの対象です。主な禁止事項は以下の通りです。

  • マーチンゲール取引:損失後にロットサイズを増加させて損失を取り戻そうとするナンピン手法
  • レイテンシーアービトラージ:価格フィードの遅延を利用した取引
  • 高頻度取引(HFT):ミリ秒単位での大量注文
  • コピー取引:他人の取引シグナルをコピーする行為
  • 複数口座ヘッジ:Funded7の複数口座間でリスクを相殺する行為

これらはOREFのストライク制(3回で失格)ではなく、発覚次第でより重篤なペナルティの対象になる場合があります。特にマーチンゲールとコピー取引は、AIによる取引パターン検出が行われているため、意図せず引っかかるリスクがある点に注意が必要です。

ストライクを防ぐ5つの実践テクニック

OREFルールを理解したうえで、実際の取引で違反を防ぐための具体的な対策を紹介します。

① ポジションサイズ計算ツールを毎回使う

オープンリスクルールを守るには、エントリー前に必ずポジションサイズを計算する習慣が必要です。

MT5には「取引計算機」機能があり、口座残高・リスク率・ストップロス幅を入力すると適切なロットサイズが自動計算されます。特定のリスク率(口座残高の0.5〜0.8%)をルールとして設けると管理がしやすくなります。

② 成行注文後すぐにストップロスを設定するEA/スクリプトを使う

MT5ユーザーはストップロスを自動設定するシンプルなEAやスクリプトを組み込むことで、設定忘れによるATRルール違反を防げます。「エントリー後の一定pips離れた価格に自動SL」を設定するスクリプトはMQL5のフォーラムで多数公開されています。cTraderユーザーは同様の機能をcBotで実装できます。

③ ロットサイズを変更するときは1.5〜2倍程度の段階的な増加に留める

メジアンルールの2.5倍制限に対し、急激なロット増加は違反リスクを高めます。

例えば普段0.5ロットでトレードしているなら、次のロット増加は0.75〜1.0ロット程度に留めるのが安全です。数週間かけて徐々にサイズを上げることで、中央値自体も上がっていくため、自然に許容ロットが広がります。

④ QCルールの達成状況をスプレッドシートで管理する

出金申請前にQCルールを満たしているかを手動で確認するのは煩雑です。

シンプルなスプレッドシートに各取引日の純利益を記録し、上位3日の利益合計と最大利益日との比率を自動計算する仕組みを作っておくと、出金タイミングを正確に把握できます。

⑤ 不明点はサポートに事前確認する

ティックスキャルピング(15秒未満・30秒未満の決済)など、グレーゾーンに入りやすい手法を使いたい場合は、必ず事前にFunded7のチャットサポートに確認することをおすすめします。

「この手法は違反になりますか?」と具体的に問い合わせた返答を記録しておくと、後のトラブル防止に役立ちます。

編集部の確認では、初回返信まで平均5分以内でサポートから回答が届きました。

ストライクを受けたあとの対処法

万が一ストライクを受けた場合でも、累計3回に達しなければチャレンジ・プロ口座の継続が可能です。ストライク後に取るべき行動は以下の通りです。

  • ダッシュボードでストライクの詳細を確認する:どのルールに違反したかが記録されているため、原因を特定します
  • サポートに問い合わせて詳細な説明を求める:記録だけでは分かりにくい場合、チャットサポートに具体的な取引IDを提示して説明を求めましょう
  • 取引ルールを見直して再発防止策を立てる:ストライクを受けた後に同じ違反を繰り返すと2回目・3回目が重なりやすくなります。原因が分かったら取引ルールを修正してから再開しましょう
  • ブロンズ口座になった場合はレバレッジ制限(1:20)を考慮した戦略に切り替える:レバレッジが低くなるため、取引できる最大ポジションサイズが変わります。ロットサイズを再計算してから取引を再開しましょう

ストライクによって無効化されるのは「違反トレードの利益のみ」です。それ以外の利益は保護されるため、ストライクを受けても口座残高すべてを失うわけではありません。落ち着いて原因を分析してから取引を再開することが重要です。

チャレンジフェーズでのOREF適用

OREFはプロ口座(チャレンジ合格後)だけでなく、チャレンジ(評価)フェーズ中にも一部適用されます。チャレンジ中のOREF適用について整理します。

チャレンジフェーズ中も、ATRルール(ストップロス同時設定)とオープンリスクルール(1ポジションのリスクを残高の1%未満に)は評価対象です。ただし、チャレンジフェーズではストライクが付与されるのではなく、当該トレードの利益が利益目標のカウントから除外されるという扱いになります。つまり、違反トレードでいくら利益が出ていても、その分は合格に向けた利益として認識されません。

チャレンジフェーズから本番と同じルールを守る習慣をつけることが、プロ口座移行後の混乱を防ぐ最善の方法です。

最低利益日数の廃止と最低取引日数・回数の違い

2026年1月のOREF導入と同時に、「最低利益日数3日」の条件が廃止されました。この変更について混乱している方が多いため、改めて整理します。

条件2026年1月以前2026年1月以降現在の状況
最低利益日数(3日)必須廃止❌ 不要
最低取引日数(3日)必須引き続き必須✅ 全プランで必要
最低取引回数(10回)必須引き続き必須✅ 全プランで必要

「最低利益日数」とは「その日の収支がプラスで終わった日が3日以上」という条件でした。これが廃止されたため、1日の大きな利益だけで目標をクリアしても合格できるようになりました。ただし「最低取引日数3日」は残っているため、少なくとも3日間は取引(ポジション保有または決済)を行う必要があります。この条件は速攻プランを含む全プランに共通して適用されます。

よくある質問

OREFのストライクは期限が切れますか?

公式情報ではストライクに有効期限があるとは明記されていません。基本的には累計3回でリセット(失格)という扱いで、1回のストライクが消えることはないと理解してください。

詳細はサポートへの問い合わせで確認することをおすすめします。

スキャルピングでもOREFルールは守れますか?

はい、可能です。スキャルピングはFunded7で許可されており、OREFの各ルール(オープンリスク・ATR・メジアン)は取引時間の長短に関わらず同様に適用されます。

注意が必要なのは、エントリーと同時にストップロスを設定することです。スキャルピングでは決済スピードを優先するあまりSL設定を省略しがちですが、それがATRルール違反につながります。SL自動設定のスクリプトやEAを活用することを推奨します。

QCルールはチャレンジ中も適用されますか?

QCルールは主にプロ口座(合格後)での出金申請時に評価されます。チャレンジフェーズ中の合格判定ではQCではなく利益目標(2フェーズならPhase 1で8%)とドローダウンルールが主な基準です。

ただし習慣として、チャレンジ中からQCを意識した安定した取引を心がけることで、プロ口座移行後の上位ランク(ゴールド・シルバー)判定につながります。

EAを使う場合、OREFのルール確認はどうすればいいですか?

EAを使う場合はEA側でOREFの各ルールを遵守する設定が必要です。具体的には、

  1. エントリーと同時にSLを設定するロジックを組み込む
  2. 1ポジションのリスクが口座残高の1%未満になるロットサイズ計算を実装する
  3. ロットサイズの増減幅を中央値の2.5倍以内に制限する

という3点をEAのコード内で担保してください。既製EAを使う場合は上記が守られているか検証してから本番口座で動かしましょう。

チャレンジフェーズと本番口座でルールは違いますか?

基本的なルール(利益目標・ドローダウン・禁止取引・最低取引日数・回数)はプランに応じて定まっており、チャレンジ中から一貫して適用されます。

大きな違いは、チャレンジ中のOREF違反では「当該トレードの利益が合格カウントから除外」されるのに対し、プロ口座ではストライクが付与されるという点です。

また、QCルールはプロ口座の出金申請時に本格的に評価されます。

まとめ

OREFは「ルールを理解して取引する誠実なトレーダー」を守るための制度です。3つのOREFルール(オープンリスク・ATR・メジアン)を事前に把握し、ポジションサイズ計算・SL同時設定・段階的なロット増加という3つの習慣を身につければ、ストライクリスクを大幅に下げられます。

QCルールは出金前の確認を習慣化することで対応できます。最大利益日の90%以上を2日間で稼ぐという基準を意識したトレードプランを立てることが、安定した出金サイクルの確立につながります。

Funded7の始め方については口座開設・始め方ガイドを、PAYGプランの詳細についてはPAYGプラン完全解説記事をあわせてご確認ください。

\ タイアップクーポン「WOZ50」で2フェーズプランが半額! /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

コメント

コメントする

この記事の目次