LION FX(ヒロセ通商)スプレッドを実測検証|時間帯別データと雇用統計前後の変動幅を公開

LION FXの米ドル/円スプレッドは、原則固定の時間帯(AM9:00〜翌AM3:00)で0.2銭(0.2pips)です。ただしAM3:00〜AM9:00の広告値は7.9銭、ポンド/円は19.9銭まで広がります。(2026年10月時点)

ヒロセ通商が公表する「提示スプレッド等に関する実績情報」(公表日2026年10月19日、対象期間9月28日〜10月16日)では、固定時間帯の米ドル/円の提示率は99.33%でした。一方、最大値は14.9銭で、広告値の約75倍まで広がっています。

WOZ media(編集部)は実測ではなく、この公式実績と各社の公開資料を読み込み、時間帯別の差、指標発表時のコスト、他社との違いを数字で比べました。LION FXは、AM3:00〜AM9:00と指標発表時は、許容スプレッドで注文を止めるか見送る前提で使う口座です。

業者の特徴やユーザーからの評判を先に確認したい方は、LION FX(ヒロセ通商)の評判・本音レビューをご覧ください。

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この記事の目次

LION FXのスプレッド基本情報|原則固定の適用時間帯と対象通貨

LION FXでは、スプレッドに「原則固定スプレッド制」を採用しています。

原則固定とは、AM9:00〜翌AM3:00に公表値のスプレッドを配信する仕組みです。ただし公式は「完全固定ではない」とし、流動性の低い時間帯や経済指標発表時には広がることがあると明記しています。

主要通貨ペア57種のスプレッド一覧表

取引できる通貨ペアは57種類(ほかに大口6種類)です。公式の一覧から主な通貨ペアを抜き出します。(2026年10月25日確認)

通貨ペアAM9:00〜翌AM3:00(pips)AM3:00〜AM9:00(pips)種別
USD/JPY(ドル円)0.27.9原則固定
EUR/JPY(ユーロ円)0.49.9原則固定
GBP/JPY(ポンド円)0.919.9原則固定
AUD/JPY(豪ドル円)0.59.9原則固定
NZD/JPY(NZドル円)0.69.9原則固定
CAD/JPY(カナダドル円)1.5〜1.9区分なし配信実績
CHF/JPY(スイスフラン円)0.849.9原則固定
EUR/USD(ユーロドル)0.3区分なし原則固定
GBP/USD(ポンドドル)0.614.9原則固定
AUD/USD(豪ドルドル)0.4区分なし原則固定
USD/CHF(ドルスイス)1.5区分なし配信実績
USD/CAD(ドルカナダ)1.8区分なし配信実績
EUR/GBP(ユーロポンド)0.8区分なし配信実績
EUR/CHF(ユーロスイス)1.6区分なし配信実績
EUR/AUD(ユーロ豪ドル)1.4〜1.7区分なし配信実績
ZAR/JPY(南アランド円)0.32.0原則固定
TRY/JPY(トルコリラ円)1.45.9原則固定
MXN/JPY(メキシコペソ円)0.2区分なし原則固定
※ヒロセ通商「スプレッド一覧」より。配信期間は2026年9月28日〜10月24日AM5:30です。対円ペアの1銭は1pipsです。「区分なし」は時間帯で値が分かれない通貨ペアで、「配信実績」は原則固定の対象外として2026年9月の配信実績に基づく値です。TRY/JPYはPM6:00〜PM10:00のみ0.7、それ以外のAM3:00までは1.4です。米ドル/円・ユーロ/米ドル・ユーロ/円・ポンド/米ドル・ポンド/円・豪ドル/円の大口は原則固定の対象外です。

米ドル/円の0.2銭は、DMM FX・GMOクリック証券・みんなのFXと同じ水準です。高金利通貨では、トルコリラ/円が1.4銭(PM6:00〜PM10:00は0.7銭)と、南アランド/円0.3銭・メキシコペソ/円0.2銭より広く、通貨ペアでコストが変わります。

PC版「C2」には日経平均・ダウ平均などの株価指数や原油価格をリアルタイムで確認できる「グローバルマーケット情報」を標準搭載しています。スプレッドの変動をマクロ環境と組み合わせて判断したいスキャルパーに役立ちます。

キャンペーンはスプレッドとは別のコスト軽減策です。2026年10月は新規口座開設や乗り換え、取引高キャッシュバックなどが実施されており、条件はLION FXのキャンペーン情報で整理しています。

原則固定スプレッドの適用時間(AM9:00〜翌AM3:00)

原則固定スプレッドが適用されるのは、平日のAM9:00〜翌AM3:00です。東京・ロンドン・NYの各市場が重なり、流動性が高く保たれる時間帯と一致しています。

時間帯日本時間スプレッド備考
原則固定適用時間AM9:00〜翌AM3:00公表値を維持東京・ロンドン・NY時間をカバー
適用外時間
(早朝)
AM3:00〜AM9:00米ドル/円7.9銭固定時間帯の約40倍
経済指標発表前後発表の前後例外的に拡大固定適用時間内でも例外

固定適用時間内でも、重要な指標発表の前後は例外的にスプレッドが広がります。公式は、提示率が100%を下回った要因を「各種指標発表の影響によるもの」としています。

原則固定の時間は会社で違います。GMOクリック証券はLION FXと同じAM9:00〜翌AM3:00、DMM FXはAM9:00〜翌AM5:00、みんなのFXはAM8:00〜翌AM5:00です。AM3:00〜AM5:00は、DMM FXとみんなのFXでは固定時間内ですが、LION FXでは時間外です。

固定時間内の実績は「提示率」で比べられます。提示率とは、広告のスプレッド以内で配信された割合のことで、各社が通貨ペアと期間ごとにPDFで公表しています。

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【公式実績】時間帯別のスプレッドと提示率

ヒロセ通商は、提示スプレッドの実績を通貨ペアと時間帯ごとにPDFで公表しています。2026年10月19日公表分(対象期間2026年9月28日〜10月16日)を公式の実績PDFから読み取りました。

表の「提示率」は広告のスプレッド以内で配信された割合、「最大値」は対象期間に配信された最大のスプレッドです。

早朝(AM3:00〜AM9:00)のスプレッド拡大幅

AM3:00〜AM9:00は原則固定の適用外で、公式の広告値は固定時間帯の約20〜40倍です。対象期間中の最大値は、米ドル/円14.9銭、ポンド/円19.9銭でした。

通貨ペア固定時間帯(pips)AM3:00〜AM9:00(pips)拡大倍率期間中の最大値(pips)
USD/JPY0.27.9約40倍14.9
EUR/JPY0.49.9約25倍18.9
GBP/JPY0.919.9約22倍19.9
AUD/JPY0.59.9約20倍18.9
※ヒロセ通商「提示スプレッド等に関する実績情報」より。公表日は2026年10月19日、対象期間は2026年9月28日〜10月16日です。拡大倍率は編集部の計算で、AM3:00〜AM9:00の広告値を固定時間帯の広告値で割っています。最大値はAM3:00〜AM9:00の値です。

米ドル/円の7.9銭は、1万通貨の取引1回で790円(1pipsを100円として計算)です。固定時間帯の0.2銭なら20円で済みます。

AM3:00〜AM9:00は、カバーレートの配信停止も記録されています。対象期間の合計で米ドル/円2,414秒(約40分)、ポンド/円3,991秒(約67分)です。この時間帯にスキャルピングをするなら、許容スプレッドで止めるか見送るかを先に決めておくことが前提です。

東京・ロンドン・NY時間をカバーする固定時間帯の実績

公式は東京・ロンドン・NY時間ごとには公表していません。固定時間帯(AM9:00〜翌AM3:00)全体の実績は次のとおりです。

通貨ペア広告スプレッド提示率最大値
USD/JPY0.2銭99.33%14.9銭
EUR/JPY0.4銭99.31%19.9銭
GBP/JPY0.9銭99.32%20.9銭
AUD/JPY0.5銭99.32%19.9銭
※同上。固定時間帯のカバーレート配信停止は、4通貨ペアとも0秒でした。

提示率99.33%は、固定時間帯のうち約0.67%で0.2銭を超えたことを示します。1日18時間に当てはめると、約7分に相当します。

最大値は、固定時間帯でも米ドル/円14.9銭、ポンド/円20.9銭でした。広告値の約75倍・約23倍にあたります。提示率が100%を下回った要因を、公式は各種指標発表の影響としています。

公表値と配信実績のギャップ分析

公表値と配信実績の差は、時間帯と通貨ペアで大きく異なります。

公表値と配信実績のギャップまとめ
  • 固定時間帯:4通貨ペアの提示率は99.31〜99.33%
  • 固定時間帯の最大値:米ドル/円14.9銭、ポンド/円20.9銭まで拡大
  • AM3:00〜AM9:00:広告値は固定時間帯の約20〜40倍で、提示率は96.75〜98.59%
  • AM3:00〜AM9:00の配信停止:対象期間の合計で、米ドル/円が約40分、ポンド/円が約67分
  • 拡大の要因:公式は各種指標発表の影響と説明

固定時間帯の提示率は99%台で、広告値どおりに配信される時間が大半です。一方、最大値は広告値の20倍以上に達するため、拡大した局面の注文は許容スプレッドで止める前提で使います。

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経済指標発表前後のスプレッド拡大幅

スキャルパーが最も注意すべきは、指標発表前後のスプレッド拡大です。ヒロセ通商は指標ごとの時系列を公表していないため、公式の最大値と提示率から拡大幅を読みます。

米雇用統計など指標発表時のスプレッド拡大

場面USD/JPYのスプレッド1万通貨・1回のコスト
固定時間帯の広告値0.2銭20円
AM3:00〜AM9:00の広告値7.9銭790円(約40倍)
固定時間帯の最大値(対象期間)14.9銭1,490円(約75倍)
※公式の広告値・最大値(2026年9月28日〜10月16日)から編集部が計算。1万通貨・1pips=100円。

仮に指標の発表時に最大値の14.9銭へ広がった瞬間に成行で建てると、1万通貨ではスプレッドだけで1,490円かかります。

米国の夏時間は2026年11月1日に終わり、米雇用統計の発表は日本時間22:30になります。発表の前後は、新規注文を見送るか許容スプレッドで止めるのが基本です。許容スプレッドが有効なのはストリーミング注文とクイック注文だけで、指値・逆指値注文には適用されません。

FOMC・日銀会合など主要イベント時の拡大パターン

FOMCや日銀会合など個別イベントごとのスプレッドは、公式には公表されていません。確認できるのは、対象期間全体の最大値です。

通貨ペア広告スプレッド最大値最大値÷広告値
GBP/JPY0.9銭20.9銭約23倍
EUR/USD0.3pips12.7pips約42倍
GBP/USD0.6pips19.9pips約33倍
ZAR/JPY0.3銭5銭約17倍
TRY/JPY(PM6:00〜PM10:00)0.7銭3.9銭約6倍
GBP/NZD3.8pips49.9pips約13倍
※同上。固定時間帯の実績。EUR/USDは時間帯の条件がない実績です。

政策金利の発表時刻は各中央銀行の公式カレンダーで確認し、発表の前後は、新規注文を見送る設定か許容スプレッドでの停止が目安です。

スワップポイントの詳細については「スワップポイントの詳細はこちら」で解説しています。

他社スプレッドとの徹底比較(主要5社)

通常時は同じ0.2銭でも、原則固定の時間の長さと、時間外のスプレッドは会社で違います。2026年10月時点の公式データで比べます。

通常時のスプレッド比較表

比較の前提として、条件つきの値が2社あります。

みんなのFXのLIGHTペアは米ドル/円0.15銭で、原則固定の時間はAM8:00〜翌AM5:00です。1取引は最大20Lot(20万通貨)まで、建玉上限は米ドル/円LIGHTで300Lotです。

松井証券FXの縮小スプレッドは、米ドル/円0.1銭(1〜1,000通貨以内の成行注文・成行決済に限る)、ユーロ/円0.2銭(1万通貨以内)などで、指値・逆指値・API経由の注文には適用されません。以下の表では通常スプレッドを載せます。

FX会社USD/JPYEUR/JPYGBP/JPYAUD/JPYスプレッド種別
LION FX0.2pips0.4pips0.9pips0.5pips原則固定(AM9:00〜翌AM3:00)
みんなのFX0.2pips0.4pips0.9pips0.5pips原則固定(AM8:00〜翌AM5:00)
GMOクリック証券0.2pips0.4pips0.9pips0.5pips原則固定(AM9:00〜翌AM3:00)
DMM FX0.2pips0.4pips0.9pips0.5pips原則固定(AM9:00〜翌AM5:00)
SBI FXトレード0.18pips0.38pips0.88pips0.48pips基準値(1〜100万通貨)
松井証券FX0.2pips0.4pips0.9pips0.5pips通常スプレッド(AM9:00〜翌AM3:00)
※各社の公式値で、2026年10月時点です。みんなのFXは10月1日自社調べ、DMM FXは10月23日掲載、松井証券FXは10月5日掲載、GMOクリック証券は提示スプレッド実績ページ、SBI FXトレードは2026年9月の実績の基準値です。単位はpipsで、対円ペアの1銭は1pipsです。

通常時の公表値は、SBI FXトレードを除き4通貨ペアとも同じです。差が出るのは、LIGHTペアや縮小スプレッドのような条件つきの値と、SBI FXトレードの基準値です。

SBI FXトレードの0.18銭は基準値で、2026年9月の提示率は93.28%(最大14.8銭)でした。LION FXの固定時間帯の提示率99.33%より低く、基準値どおりに配信される割合は小さくなっています。集計期間と区分は会社ごとに異なります。

早朝・指標時のスプレッド拡大幅比較

通常時が同じなら、差が出るのは固定時間外のスプレッドと、固定時間内の提示率・最大値です。米ドル/円の公式データを並べます。

FX会社原則固定の時間時間外の米ドル/円固定時間内の提示率固定時間内の最大値
LION FXAM9:00〜翌AM3:007.9銭99.33%14.9銭
みんなのFXAM8:00〜翌AM5:003.9銭98.66%14.0銭
GMOクリック証券AM9:00〜翌AM3:003.8銭99.76%8.9銭
DMM FXAM9:00〜翌AM5:000.2〜3.9銭未確認未確認
※各社の公式資料。LION FXは2026年9月28日〜10月16日、みんなのFXは9月21日〜10月16日、GMOクリック証券は9月21日〜10月18日の集計で、期間と算出方法は会社ごとに異なります。DMM FXの提示率は本記事では確認していません。

AM3:00〜AM5:00の2時間は、DMM FXとみんなのFXでは固定時間内ですが、LION FXでは時間外です。時間外の米ドル/円はLION FXが7.9銭で、GMOクリック証券(3.8銭)・みんなのFX(3.9銭)の約2倍です。

固定時間内の最大値は、GMOクリック証券が8.9銭と最も小さく、LION FXは14.9銭、みんなのFXは14.0銭でした。3社の提示率は98.7〜99.8%で、どれも広告値で配信される割合が高い水準です。

LION FXで早朝や指標時の高コスト注文を避けるには、許容スプレッド(後述)が手段になります。AM3:00〜AM9:00に取引するなら、時間外の値が他社より広い点が前提です。

LION FXの総合情報については「LION FXの始め方ガイド」で解説しています。

許容スプレッド機能の使い方と最適設定ガイド

LION FXの「許容スプレッド」は、指定したスプレッド以上に市場のスプレッドが開いたとき、発注しない機能です。早朝や指標発表時の高コストな注文を止められます。

許容スプレッドとは?設定方法の解説

許容スプレッドとは、「この数値以上のスプレッドが発生している場合は注文を執行しない」という上限値を自分で設定できる機能です。

設定できるのは、PC版の「LION FX C2」と、スマートフォン・タブレットのアプリ(iPhone・Android・iPad)です。

なお、この機能はストリーミング注文・クイック注文にのみ適用されます。指値注文・逆指値注文には適用されないので注意してください。

許容スプレッドの設定手順(C2の場合)
  • C2を起動し、取引画面右上の【設定】ボタンをクリック
  • 【詳細オプションの設定】を選択
  • 【許容スプレッド】で「使用する」をクリックし、注意事項を確認後【OK】を押す
  • 上限値をpips単位で入力(例:「3」と入力すると0.3pips以上で注文キャンセル)
  • 通貨ペアごとに設定する場合は【通貨ペア毎の各種初期値設定】から数値を入力して【決定】

C2の詳細な操作方法は「C2の許容スプレッド設定方法」で解説しています。

【推奨】通貨ペア・時間帯別の許容スプレッド設定値

公式の広告値から、編集部が設定例を計算しました。通常時は広告値の2倍、AM3:00〜AM9:00は時間外の広告値以上が目安です。

通貨ペア固定時間帯の広告値通常時の設定例
(広告値の2倍)
AM3:00〜AM9:00の広告値
USD/JPY0.2pips0.4pips7.9pips
EUR/JPY0.4pips0.8pips9.9pips
GBP/JPY0.9pips1.8pips19.9pips
AUD/JPY0.5pips1.0pips9.9pips
※設定例は編集部の計算で、公式の推奨値ではありません。取引スタイルに応じて調整してください。

広告値の2倍に置くと、固定時間帯で止まるのは大きく拡大した局面だけです。広告値ちょうどに置くと、提示率99.33%の裏返しで、固定時間帯でも約0.7%の局面で注文が止まります。

AM3:00〜AM9:00は広告値が7.9銭のため、米ドル/円の上限を1.5銭にすると注文が通りにくくなります。取引するなら上限を8〜10銭に置きますが、10銭なら1万通貨1回で最大1,000円のコストです。

年間取引コストシミュレーション|取引頻度別

スプレッドのコスト感覚を掴むには、年間の累積コストを試算するのが有効です。USD/JPY 1万通貨・スプレッド0.2pips(通常時の公表値)を基準に、取引頻度別の年間コストを計算しました。(1万通貨で1pips=100円)

月10回取引の場合のコスト試算

月10回はスイングトレーダーのペースです。数日〜数週間ポジションを保有するため、スプレッドコストが占める割合は相対的に小さくなります。

月10回(スイング)の年間コスト試算

1回あたりスプレッドコスト:0.2pips × 1万通貨 = 20円
月間コスト:20円 × 10回 = 200円
年間コスト:200円 × 12ヶ月 = 約2,400円

年間2,400円なら、スイングトレーダーにとってスプレッドの影響は小さく、スワップポイントやポジション管理の精度のほうが損益を左右します。

月100回取引(デイトレーダー)の場合

月100回は、1日平均4〜5回エントリーするデイトレーダーの水準です。

月100回(デイトレード)の年間コスト試算

1回あたりスプレッドコスト:0.2pips × 1万通貨 = 20円
月間コスト:20円 × 100回 = 2,000円
年間コスト:2,000円 × 12ヶ月 = 約24,000円

年間24,000円は、デイトレーダーには無視できない額です。数量に比例するため、5万通貨なら年間12万円、10万通貨なら24万円になります。

月500回取引(スキャルパー)の場合

月500回は、1日20〜25回エントリーするスキャルパーのペースです。取引コストが損益に直結するため、スプレッドの最小化が最優先課題となります。

月500回(スキャルピング)の年間コスト試算

1回あたりスプレッドコスト:0.2pips × 1万通貨 = 20円
月間コスト:20円 × 500回 = 10,000円
年間コスト:10,000円 × 12ヶ月 = 約120,000円

年間12万円のコストを上回る利益を安定して出せるかが、スキャルパーの課題です。

スプレッド0.3pipsの口座と比べると、年間コスト差は60,000円(月500回 × 1万通貨 × 0.1pips差)です。0.1pipsの差が、月500回・1万通貨のスキャルピングでは年間6万円の損益差になります。

みんなのFXのLIGHTペア(USD/JPY 0.15pips)と比べた場合、月500回・1万通貨で年間コスト差は約30,000円です。

ただしLIGHTペアは原則固定の時間がAM8:00〜翌AM5:00で、1取引の最大発注数量は20Lot(20万通貨)、建玉上限は米ドル/円LIGHTで300Lotです。大口のスキャルパーには制約が大きくなります。

なお松井証券FXの縮小スプレッド0.1銭は、1〜1,000通貨以内の成行注文に限られるため、1万通貨の取引では比較対象外です。

まとめ|LION FXのスプレッドを味方につける3つのポイント

  1. 原則固定適用時間(AM9:00〜翌AM3:00)に取引を集中させる:東京・ロンドン・NY時間をカバーするこの時間帯は、公式の提示率が米ドル/円99.33%です。米ドル/円0.2銭・ユーロ/円0.4銭で配信される割合が高い一方、最大値は米ドル/円14.9銭まで広がります。
  2. 許容スプレッド機能を設定する:AM3:00〜AM9:00は広告値が固定時間帯の約20〜40倍、固定時間帯の最大値は米ドル/円で約75倍です。設定しておけば、ストリーミング注文・クイック注文で想定外の高コスト取引を止められます。
  3. スキャルパーは年間コスト差と時間外の値で口座を選ぶ:月500回・1万通貨なら、0.1pipsの差が年間6万円の差になります。米ドル/円の0.2銭は同水準の会社が複数あるため、固定時間の長さと時間外のスプレッドも比べましょう。

LION FXは、2026年のオリコン顧客満足度ランキングFXで、スキャルピングトレード部門が12年連続第1位です。(2026年1月発表)約定は、公式が最速0.001秒・平均0.003〜0.005秒(2020年7月時点の社内処理速度)としています。一方、AM3:00〜AM9:00のスプレッドは他社より広いため、早朝に取引する人は許容スプレッドの設定が前提になります。

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LION FXのスプレッドに関するよくある質問

LION FXのUSD/JPYスプレッドは本当に0.2pipsですか?

はい。原則固定の時間帯(AM9:00〜翌AM3:00)の広告値は0.2銭(0.2pips)です。2026年9月28日〜10月16日の提示率は99.33%でした。

ただし最大値は14.9銭まで広がり、AM3:00〜AM9:00の広告値は7.9銭です。指標発表の前後や流動性が低い時間帯は例外になります。

LION FXの早朝スプレッドは具体的にどのくらい拡大しますか?

公式の広告値は、AM3:00〜AM9:00で米ドル/円7.9銭(固定時間帯の約40倍)、ユーロ/円9.9銭(約25倍)、ポンド/円19.9銭(約22倍)、豪ドル/円9.9銭(約20倍)です。(2026年10月時点)

対象期間(2026年9月28日〜10月16日)の最大値は、米ドル/円14.9銭、ポンド/円19.9銭でした。早朝は、許容スプレッドで止めるか、スキャルピングを見送る時間帯です。

許容スプレッドはどのプラットフォームで設定できますか?

PC版の「LION FX C2」と、スマートフォン・タブレットのアプリで設定できます。

通貨ペアごとに上限値を設定でき、それを超えるスプレッドが発生すると発注されません。なお適用されるのはストリーミング注文・クイック注文のみで、指値・逆指値注文には適用されません。

LION FXと他社のスプレッドは実際に差がありますか?

通常時のUSD/JPYは0.2銭で、みんなのFX・GMOクリック証券・DMM FXと同じです。(2026年10月時点)差が出るのは、固定時間の長さと時間外のスプレッドです。

原則固定の時間はLION FXがAM9:00〜翌AM3:00で、DMM FX(〜AM5:00)やみんなのFX(AM8:00〜翌AM5:00)より短く、時間外の米ドル/円は7.9銭とGMOクリック証券の3.8銭・みんなのFXの3.9銭より広くなっています。松井証券FXの縮小スプレッド0.1銭は1〜1,000通貨以内の成行注文、みんなのFXのLIGHTペア0.15銭は1取引20万通貨までの制限つきです。

スキャルピングで月500回取引した場合の年間コストは?

USD/JPY 1万通貨・スプレッド0.2pipsで試算すると、月500回の年間コストは約12万円です。スプレッド0.3pipsの場合と比べると、年間6万円の差が生じます。

取引数量(ロット数)が大きいほどこの差は拡大するため、スキャルパーにとってはスプレッドの最小化が収益に直結します。

LION FXは57通貨ペアすべてで原則固定スプレッドですか?

いいえ。公式の一覧で原則固定の対象は、米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円など17通貨ペアです。(2026年10月25日確認)ほかの40ペアは、2026年9月の配信実績に基づく値です。

米ドル/円・ユーロ/米ドル・ユーロ/円・ポンド/米ドル・ポンド/円・豪ドル/円の大口も対象外です。トルコリラ/円は、AM9:00〜PM6:00とPM10:00〜AM3:00が1.4銭、PM6:00〜PM10:00が0.7銭と時間帯で分かれます。

許容スプレッドの推奨設定値を教えてください。

編集部の設定例は次のとおりです。公式の推奨値ではありません。通常時は広告値の2倍で、USD/JPY=0.4pips、EUR/JPY=0.8pips、GBP/JPY=1.8pips、AUD/JPY=1.0pipsです。

AM3:00〜AM9:00は広告値が米ドル/円7.9銭・ユーロ/円9.9銭などのため、上限を広告値以上にしないと注文は通りにくくなります。先に取引の可否を決めてから、上限を置きます。

みんなのFXのLIGHTペア(0.15pips)とLION FX(0.2pips)はどちらが有利ですか?

スプレッド単体ではみんなのFXのLIGHTペア(USD/JPY 0.15pips)が0.05pips有利で、月500回・1万通貨なら年間約30,000円の差になります。

ただしLIGHTペアは原則固定の時間がAM8:00〜翌AM5:00で、1取引の最大発注数量は20Lot(20万通貨)、建玉上限は米ドル/円LIGHTで300Lotです。取引数量が大きいなら、両社の最大発注数量と建玉上限は公式の取引要綱で確認できます。

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この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

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