FXTFの建玉連動手数料は、新規注文が約定したときだけかかる手数料です。USD/JPYなど主要5通貨ペアは1万通貨以下なら0円で、1万通貨を超えると1万通貨あたり40円(ランク2)から段階的に上がる仕組みです。
AM9:00〜翌AM3:00のスプレッドが0.0銭でも、実質コストは取引数量で変わります。WOZ media(編集部)が公式の手数料表と案内をもとにランク別の手数料と他社との差を計算したので、自分のトレードスタイルに合うかを判断できます。
\ 世界標準のMT4に対応!スプレッド極小!スキャルピングも公認 /
結論:1万通貨以下なら手数料ゼロ、大口ほどランクが上がる

FXTFの建玉連動手数料のポイントは次の4つです。
- 主要5通貨ペアは1万通貨以下なら手数料0円(AM9:00〜翌AM3:00はスプレッドもゼロで、実質コスト0円)
- 保有ポジションと新規注文の合計数量でランクが決まり、数量が増えるほど手数料が上がる
- 手数料は新規注文時のみで、決済時にはかからない(片道課金)
- 口座開設費・口座維持費・出金手数料・クイック入金の振込手数料は無料(取引コストは建玉連動手数料とAM3:00〜AM9:00のスプレッド)
一方、1万通貨を超えるとUSD/JPYで1万通貨あたり40円(0.4銭相当)かかり、0.2銭スプレッドの他社(1万通貨で約20円)の2倍です。2026年3月2日の改定でランク2以降の単価も引き上げられました。
建玉連動手数料の仕組みを理解する

建玉連動手数料とは
建玉連動手数料とは、FXTFが2026年1月19日にゼロスプレッドを導入した際に設定した、新規注文時に発生する取引手数料です。
従来のFX会社は「スプレッド(売値と買値の差)」で収益を得ますが、FXTFはスプレッドをゼロにする代わりにポジション量へ連動した手数料を設定しています。「スプレッドの代わりに手数料を払う」構造です。
手数料額は市場動向に応じて見直され、公式のお知らせで確認できる直近の改定は2026年3月2日の全サービス分です。(2026年10月時点)
手数料が発生するタイミング
- 新規注文の約定時に、GXとMT4は有効証拠金から、MT5は口座残高から差し引かれる
- 決済時には手数料がかからない(片道のみ)
- GXとMT4では、差し引かれた手数料が決済時に口座残高へ反映される
他社のスプレッドは新規から決済までの1往復で合計0.2銭(1万通貨で約20円)のコストです。FXTFの手数料も新規時の1回だけで決済には0円のため、1往復のコストとしてそのまま並べて比べられます。
ランクの決まり方

手数料のランクは銘柄・売買種別ごとの「保有ポジション数量+新規注文数量」の合計で決まります。
- ポジションがない場合:新規注文の数量だけでランクが決まる
- 同じ銘柄・同じ方向に保有中:保有分+新規分の合計でランクが決まる
- 別の銘柄、または反対方向:合算されない(銘柄・売買種別ごとに判定)
例えばUSD/JPYの買い5万通貨を保有中に買いを8万通貨追加すると、合計13万通貨で判定されます。売りを新たに建てる場合は、買いとは別判定です。
主要通貨ペアの手数料ランク表【2026年3月2日改定】

建玉連動手数料は通貨ペアごとに「手数料0円の上限数量」と「ランク2以降の金額」が異なります。まずは米ドル/円(USD/JPY)から確認します。
USD/JPYの手数料ランク(1万通貨あたりの手数料)
| ランク | 建玉+発注数量の合計 | 手数料(1万通貨あたり) |
|---|---|---|
| ランク1 | 1万通貨以下 | 0円 |
| ランク2 | 1万通貨超〜25万通貨 | 40円 |
| ランク3 | 25万通貨超〜200万通貨 | 100円 |
| ランク4 | 200万通貨超〜500万通貨 | 140円 |
| ランク5 | 500万通貨超〜1,000万通貨 | 180円 |
| ランク6 | 1,000万通貨超〜 | 200円 |
- USD/JPYのランクは全6段階で、最大は200円です。2026年3月2日の改定でランク2は40円、ランク3は100円になりました
- 手数料は再変更される場合があります。最新表はFXTF公式|建玉連動手数料ページで確認を
主要通貨ペアの手数料ランク(ランク1〜3抜粋)
| 通貨ペア | ランク1(0円)上限 | ランク2(1万通貨あたり) | ランク3(1万通貨あたり) |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 1万通貨まで | 40円 | 100円 |
| EUR/JPY | 1万通貨まで | 60円 | 120円 |
| EUR/USD | 1万通貨まで | 60円 | 100円 |
| GBP/JPY | 1万通貨まで | 80円 | 190円 |
| AUD/JPY | 1万通貨まで | 60円 | 110円 |
| GBP/USD | 5,000通貨まで | 100円 | 170円 |
| AUD/USD | 5,000通貨まで | 70円 | 120円 |
通貨ペア別の「手数料0円」上限

| 通貨ペア | 手数料0円の上限数量 |
|---|---|
| USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、GBP/JPY、AUD/JPY | 1万通貨まで |
| GBP/USD、AUD/USD | 5,000通貨まで |
| NZD/JPY、CAD/JPY、MXN/JPY、USD/CAD | 3,000通貨まで |
| ZAR/JPY、EUR/AUD、CHF/JPY、その他クロス通貨 | 1,000通貨まで |
主要5通貨ペア(USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、GBP/JPY、AUD/JPY)は1万通貨まで手数料0円です。AM9:00〜翌AM3:00に少額で取引するなら、スプレッドも手数料もゼロで済みます。
ケース別|実質コスト早見表【改定後】
USD/JPYの実質コスト早見表(新規注文1回あたり、ポジション保有なしの場合)

| 取引数量 | 建玉連動手数料 | スプレッド | 実質コスト合計 |
|---|---|---|---|
| 1,000通貨 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 5,000通貨 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 1万通貨 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 5万通貨 | 40円 × 5 = 200円 | 0円 | 200円 |
| 10万通貨 | 40円 × 10 = 400円 | 0円 | 400円 |
| 25万通貨 | 40円 × 25 = 1,000円 | 0円 | 1,000円 |
| 100万通貨 | 100円 × 100 = 10,000円 | 0円 | 10,000円 |
- ゼロスプレッド適用時間帯(AM9:00〜翌AM3:00、原則固定・例外あり)の数値
- 25万通貨超はランク3(100円/万通貨)が適用され、コストが大きく上がる
- すでにポジション保有中なら、合計数量でランクが再判定され手数料が変わる
毎回決済してから新規注文を出す運用(保有を1万通貨以下に維持)なら、1日に何回取引しても手数料は0円です。ただし決済せず同方向で積み増すと、合計が1万通貨を超えた時点でランク2以上が適用されます。
ランクは1回の注文の全量にかかります。USD/JPYで2万通貨を1回で買うと全量にランク2が適用されて80円ですが、1万通貨ずつ2回に分けて積み増すと、1回目は0円、2回目は追加分1万通貨に40円で、合計は40円です。(公式の計算方法に当てはめた試算)
ポジション積み増しの場合のコスト例

| 状況 | 合計数量 | 新規注文分の手数料 |
|---|---|---|
| 保有0 → 新規1万通貨(買い) | 1万通貨 | 0円(ランク1) |
| 保有1万 → 追加2万通貨(買い) | 3万通貨 | 2万通貨 × 40円 = 80円(ランク2) |
| 保有5万 → 追加8万通貨(買い) | 13万通貨 | 8万通貨 × 40円 = 320円(ランク2) |
| 保有5万 → 新規1万通貨(売り) | 1万通貨(売りは別判定) | 0円(ランク1) |
反対方向のポジションは合算されないため、両建てなら片方の数量が少ないかぎりランク1を維持できます。
従来のスプレッド型と比較|どちらが安い?
FXTFの「ゼロスプレッド+建玉連動手数料」と他社の「スプレッド方式」、どちらが得かは取引量と取引スタイルで変わります。
取引スタイル別の有利・不利

1万通貨以下の短期売買ならFXTFが有利で、それを超えると、USD/JPYでは0.2銭スプレッドの他社のほうが安くなります。
- 1万通貨以下:AM9:00〜翌AM3:00ならスプレッド・手数料ともに0円で、0.2銭の他社(約20円)より安い
- 1万〜25万通貨(ランク2):1万通貨あたり40円=0.4銭相当で、0.2銭の他社の2倍
- 25万通貨超(ランク3以上):100円以上(1.0銭相当以上)で、0.2銭の他社の5倍以上
- 手法別:決済ごとに数量がリセットされるデイトレードは低ランクを維持しやすく有利。積み増すスイングは不利
USD/JPY 1万通貨取引時の実質コスト比較(2026年10月時点)
| FX会社 | スプレッド | 取引手数料 | 実質コスト(1万通貨・新規から決済まで) |
|---|---|---|---|
| FXTF(ランク1・1万通貨以下) | 0銭 | 0円 | 0円 |
| SBI FXトレード | 0.18銭 | 無料 | 約18円 |
| GMOクリック証券 | 0.2銭 | 無料 | 約20円 |
| DMM FX | 0.2銭 | 無料 | 約20円 |
| 松井証券FX | 0.2銭 | 無料 | 約20円 |
| FXTF(ランク2・合計1万通貨超) | 0銭 | 40円/万通貨 | 40円 |
- スプレッドは各社公式の広告値で、原則固定・例外ありです。FXTFはゼロスプレッド適用時間帯(AM9:00〜翌AM3:00)の数値、SBI FXトレードは2026年9月のスプレッド実績ページの基準値です
- 松井証券FXのUSD/JPYは、縮小スプレッド0.1銭の適用が1,000通貨までで、1万通貨は通常スプレッド0.2銭です
- 他社の値は2026年10月25日に各社の公式ページで確認しました
実質コストの換算方法
建玉連動手数料は「円」表示ですが、スプレッドと比べるには「銭」換算が便利です。
- 手数料40円 / 1万通貨 = 実質0.4銭のスプレッド相当(ランク2)
- 手数料100円 / 1万通貨 = 実質1.0銭のスプレッド相当(ランク3)
GMOクリック証券やDMM FXのUSD/JPY 0.2銭に対し、FXTFのランク2は0.4銭相当で2倍です。どちらも新規から決済までの1往復のコストなので、差は縮まりません。
ゼロスプレッドの適用時間帯に注意

ゼロスプレッドの適用時間帯を外れると、建玉連動手数料に加えてスプレッドもかかります。(2026年10月時点)
FXはAM3:00〜AM9:00にスプレッドが発生するため、その時間の取引は「スプレッド+建玉連動手数料」の二重コストになります。USD/JPYの広告スプレッドは3.8銭です。
FXTFの公式実績(GX、2026年9月21日〜10月16日)では、AM9:00〜翌AM3:00に0.0銭で提示された割合は99.58%、最大は10.0銭でした。提示実績や適用条件はFXTFでスキャルピングは可能かを解説した記事で詳しく書いています。
商品CFDの金(XAU/USD)は1ロットまで0円、2〜200ロットは1ロット24円です。(2026年10月時点)詳しくはFXTFのゴールドCFDの記事で書いています。
キャッシュバックキャンペーンで手数料を取り戻す
FXTFは建玉連動手数料のキャッシュバックを月ごとに実施しています。2026年10月は10月1日〜30日に実施中で、対象はUSD/JPY・GBP/JPY・XAU/USD・XAG/USD・BTC/USD・BTC/JPYの6銘柄です。
キャンペーン概要(毎月更新)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 月次更新(2026年10月分は10月1日〜10月30日) |
| 対象 | USD/JPY・GBP/JPY・XAU/USD・XAG/USD・BTC/USD・BTC/JPYの6銘柄(FXTF MT5も対象) |
| 還元率 | 入出金差額に応じて6〜20%。10月は通常より最大3%アップ。10万円以上6%/50万円以上8%/100万円以上11%/500万円以上13%/1,000万円以上15%/2,000万円以上17%/3,000万円以上20% |
| 条件 | 期間内のエントリー必須、入出金差額10万円以上、期間中に対象銘柄の決済注文がある(残高に反映された建玉連動手数料がある) |
| 反映時期 | 2026年11月下旬を目途にFXTF GX-FX口座へ入金(未開設ならMT4口座) |
入出金差額(入金合計 − 出金合計)は全口座を合算し、取引の利益やスワップは入金に数えません。差額3,000万円以上(ランク7)で手数料9,000円なら、20%分の1,800円が戻ります。
差額30万円(ランク1)で手数料が3,200円なら6%の192円、差額1,000万円以上(ランク5)なら15%の480円です。エントリーは期間内ならいつでもよく、エントリー前の取引分も集計されます。
FXの対象はUSD/JPYとGBP/JPYだけで、EUR/JPYなど他の通貨ペアの手数料は戻りません。条件は毎月更新されるので、最新情報はFXTF公式サイトで確認してください。
\ 世界標準のMT4に対応!スプレッド極小!スキャルピングも公認 /
FXTFの建玉連動手数料で損しないためのチェックリスト
- メイン通貨ペアの「手数料0円の上限数量」を把握したか
- 1回あたりの取引数量がランク1(手数料0円)に収まるか確認したか
- ポジションを積み増す場合、合計数量でランクが上がると理解したか
- ゼロスプレッドの適用時間帯(FXはAM9:00〜翌AM3:00)と、時間外は二重コストになる点を把握したか
- キャッシュバック(毎月更新・要エントリー)の条件を確認したか
- FXTF公式の建玉連動手数料ページで改定後の最新ランク表を確認したか
ランクの境界や手数料額は市場動向により変更されます。
FXTFの建玉連動手数料に関するよくある質問
- 建玉連動手数料は決済時にもかかりますか?
-
かかりません。 手数料が発生するのは新規注文の約定時のみで、決済取引は0円です。
- 建玉連動手数料以外に、口座維持費や入出金手数料はかかりますか?
-
ほとんどかかりません。 口座開設費・口座維持費・出金手数料はいずれも無料で、クイック入金(1,000円から、24時間受付、即時反映は例外あり)は振込手数料もかかりません。
通常の振込入金は、振込手数料がお客様負担です。ポジションを翌日に持ち越すと、スワップポイントも別途発生します。 - FXTF GXとFXTF MT4で手数料は違いますか?
-
建玉連動手数料はFXTF GXとFXTF MT4で同じランク表です。MT4でかかっていたEA・スクリプト取引手数料は、ゼロスプレッド導入に伴い廃止されました。
FXTF MT5は2026年9月1日に商品CFD・暗号資産CFDで提供が始まり、ゼロスプレッド制と手数料制が適用されます。FXのMT5は今後数か月以内を目途とされ、日程は未発表です。手数料はMT5が新規時に残高から、GXとMT4は有効証拠金から差し引かれます。違いはFXTF GXとFXTF MT4を比べた記事で整理しています。 - 両建て(買いと売りを同時に保有)した場合、手数料はどうなりますか?
-
ランクは銘柄・売買種別ごとに判定されます。USD/JPYの買い5万通貨を保有中に売り1万通貨を新規で建てる場合、売りポジションは単独で判定されるためランク1(手数料0円)が適用され、買い側のランクには影響しません。
- 1万通貨ずつ複数回に分けて注文すれば、ずっと手数料0円ですか?
-
ポジションを決済してから次の注文を出す場合は、毎回ランク1が適用されます。ただし決済せず同方向で積み増す場合は、保有分と新規分の合計でランクが判定されます。例えば1万通貨の買いを保有中に買いを追加すると、合計2万通貨でランク2が適用され、追加分に40円(USD/JPY)かかります。
- 他社のスプレッド方式とどちらが安いですか?
-
取引数量によります。 AM9:00〜翌AM3:00に1万通貨以下ならFXTFが有利です。USD/JPYのランク2は0.4銭相当で0.2銭の他社の2倍、25万通貨超のランク3以上は1.0銭相当以上で5倍以上です。
- 2026年3月2日の改定で何が変わりましたか?
-
FX・商品CFD・暗号資産CFDの全サービスで建玉連動手数料が引き上げられました。USD/JPYの場合、ランク2が旧20円→40円、ランク3が旧40円→100円に変更。ランク1(手数料0円)の範囲は変わっていないため、1万通貨以下の少額取引には影響ありません。詳細はFXTF公式のお知らせをご確認ください。
まとめ:取引量を把握して、FXTFのコスト優位性を判断しよう

- 主要5通貨ペアは1万通貨以下で手数料0円(AM9:00〜翌AM3:00はスプレッドもゼロで、実質コスト0円)
- 1万〜25万通貨はランク2(USD/JPYで40円/万通貨 = 0.4銭相当)で、0.2銭スプレッドの他社の2倍
- 25万通貨超はランク3以上(100円〜/万通貨)で、1.0銭相当以上と他社の5倍以上
- キャッシュバックで手数料の6〜20%を回収できる(2026年10月は6銘柄が対象、エントリー必須)
- 2026年3月2日に手数料改定あり。最新のランク表は公式サイトで確認できる
- FXTF MT5は2026年9月1日に商品CFD・暗号資産CFDで提供開始。FXは今後数か月以内を目途で日程は未発表。ゼロスプレッド制と手数料制が適用される
AM9:00〜翌AM3:00に1万通貨以下で取引するなら、FXTFのゼロスプレッド+建玉連動手数料は他社より安いです。それを超えると、USD/JPYでは0.2銭スプレッドの他社のほうが安くなります。
FXTFの総合的な条件や向き不向きはFXTF総合レビュー記事で確認できます。
\ 世界標準のMT4に対応!スプレッド極小!スキャルピングも公認 /


コメント
コメント一覧 (1件)
[…] USD/JPYは買いと売りの建玉がそれぞれ1万通貨以下なら、新規取引時の手数料は0円です。ランク2の単価は、EUR/JPYが60円、GBP/JPYが80円、AUD/JPYが60円、EUR/USDが60円、GBP/USDが100円、AUD/USDが70円です。他社スプレッドとの比較や全ランクはFXTFの建玉連動手数料の記事で計算しています。 […]