OSL Japan(旧CoinBest)は、BTC・ETH・ETC・ADA・DAIの5銘柄を販売所で売買できる、香港のOSLグループに属する国内の暗号資産交換業者です。販売所の取引手数料は無料で、2026年10月31日の提示価格から計算したBTCのスプレッドは約1.5%でした。
一方で、取引所(板取引)は2022年10月28日から停止していて、積立・ステーキング・レバレッジ取引もありません。BTCやETHを販売所で買えれば足りる人には候補になり、XRPやSOLなど他の銘柄を買いたい人や、板で指値注文を出したい人には向きません。WOZ media(編集部)が、公式の重要事項説明書・FAQ・取引金額のご案内と金融庁の登録一覧をもとに、2026年10月時点の条件を整理しました。
OSL Japanの総合評価
| 項目 | 評価 | 説明 |
|---|---|---|
| 安全性 | 6/10 | 関東財務局長 第00023号、JVCEA第一種会員。 日本円は日証金信託銀行に信託、暗号資産は原則コールドウォレットで管理し、ホットウォレットは5%まで。 CoinBest時代の2024年6月に、IEO業務の停止命令と業務改善命令を受けている。 |
| 取引手数料 | 7/10 | 販売所の取引手数料は無料で、スプレッドがコストになる。 口座開設・口座維持も無料。 取引所(板取引)は2022年10月28日から停止中。 |
| スプレッド 流動性 | 7/10 | 2026年10月31日13時40分の提示価格で、BTC約1.5%・ETH約1.8%・ADA約2.0%・ETC約2.1%・DAI約1.2%で、いずれも編集部の計算。 同じ日のGMOコイン販売所(BTC約4.8%)より狭い。 |
| 取扱銘柄 | 2/10 | BTC・ETH・ETC・ADA・DAIの5銘柄。 XRP・SOL・DOGEなどは扱っていない。 |
| 入出金 | 5/10 | 日本円の入金は専用口座への振込だけで、振込手数料は自己負担。 日本円の出金は1回440円、平日18時29分までの依頼は当日処理。 暗号資産の入金は無料、BTCの出金は0.0004 BTC。 |
| 取引ツール | 4/10 | ブラウザ版とiOS・Androidアプリがあり、App Storeは4.5点・12件。 APIは提供なし。 |
| サービス | 1/10 | 積立・ステーキング・貸暗号資産はない。 DAIの大口取引(10万DAIから)を電話で受け付ける。 |
| レバレッジ デリバ | 1/10 | レバレッジ取引・先物・オプションは提供なし。 |
| キャンペーン | 1/10 | 公式のキャンペーンページは「現在実施中のキャンペーンはございません」。 |
| サポート | 4/10 | Webの問い合わせフォームは24時間365日受付。 FAQにチャット・電話の受付窓口の案内はなく、電話は苦情・相談の窓口だけ。 |
| 総合評価 | 38/100 |
OSL Japanは販売所だけで5銘柄を売買する、機能を絞った取引所です。販売所の取引手数料は無料で、BTCのスプレッドは国内大手の販売所より狭い水準でした。
ただし、銘柄は5つだけで、板取引・積立・ステーキングがなく、日本円の出金には1回440円かかります。評価点は機能の数よりも「BTC・ETHを販売所で買う人にとってのコスト」を重く見て付けました。
OSL Japanの良い評判・メリット
販売所の取引手数料が無料で、BTCのスプレッドは約1.5%(2026年10月31日の計算)
OSL Japanの販売所は取引手数料が無料で、実質のコストは買値と売値の差(スプレッド)です。2026年10月31日13時40分の提示価格はBTCの買値12,234,122円・売値12,051,679円で、差は182,443円、買値に対して約1.5%でした。
この価格で10万円分のBTCを買ってすぐ売ると、戻るのは98,509円で、差し引き約1,500円がコストです。同じ日の11時39分にGMOコインの販売所の価格で同じ計算をすると約4.8%の差で、95,170円しか戻りません。時刻が2時間ほど違うので目安ですが、販売所で買うならOSL Japanのほうが差は小さい結果でした。
日本円は日証金信託銀行に信託し、暗号資産は原則コールドウォレットで管理
重要事項説明書によると、預かった日本円は日証金信託銀行の預託金信託口座に信託され、会社が破綻した場合も信託で保全される仕組みです。信託するまでの間は、GMOあおぞらネット銀行で自社の資産と分けて管理します。
預かった暗号資産は原則としてインターネットから切り離したコールドウォレットで保管し、ホットウォレットに置くのは各銘柄の総量の5%までです。暗号資産の送付と送付先アドレスの追加には、二段階認証が必須です。ただし、ハッキングのリスクをゼロにはできないことは、公式FAQにも明記されています。
香港証券取引所に上場するOSL Groupの日本法人
OSL Japanの親会社にあたるOSL Group Limitedは、香港証券取引所(銘柄コード863)に上場しています。OSL Groupは2024年11月にCoinBestの株式81.38%を取得すると発表し、2025年2月6日に社名がOSL Japanに変わりました。
公式の会社概要によると、OSL Groupは香港で最初に証券先物委員会(SFC)から、証券の取引と自動取引システムの認可を受けた企業です。ただし、グループの体制は日本の顧客資産を保証するものではありません。日本の顧客資産は上の信託と分別管理で守られる仕組みです。
DAIを1DAIから売買でき、10万DAI以上は大口取引にも対応
OSL Japanは米ドル連動のステーブルコイン「DAI」を販売所で扱っています。1回の注文は1DAIから4,000DAIまでで、2026年10月31日の提示価格では買値158.31円・売値156.34円、差は約1.2%でした。
10万DAI以上は電話で注文する大口取引の対象です。受付時間は、FAQでは平日9:30〜18:00、重要事項説明書では平日9:30〜14:00と書かれており、公式の中で食い違っています。大口取引を使うなら、事前に問い合わせフォームで確かめてください。
なお、コインチェックは2026年11月2日にDAIの取扱いを終える予定です。
eKYCなら最短1時間で口座開設でき、18歳から申し込める
スマホで本人確認書類と顔を撮影するeKYCを使うと、公式FAQでは最短1時間で口座が開設されます。書類をアップロードする方法を選ぶと、郵送のハガキを受け取る手順が入り、最短2営業日です。
利用規約で申し込めるのは、日本国内に住む18歳以上75歳未満の人です。楽天ウォレット(満20歳以上)より若い年齢から申し込めます。
OSL Japanの悪い評判・デメリット
取扱銘柄はBTC・ETH・ETC・ADA・DAIの5銘柄だけ
OSL Japanで売買できるのは、BTC・ETH・ETC・ADA・DAIの5銘柄です。金融庁の登録一覧(2026年9月30日現在)に載っている取扱銘柄も同じ5つで、XRP・SOL・DOGEなどは買えません。
暗号資産どうしの交換もできず、BTCをETHに換えるには一度日本円に売ってから買い直します。そのたびにスプレッドが2回かかります。5銘柄以外も売買したいなら、44銘柄のbitFlyerや23銘柄のGMOコインが選択肢です。
取引所(板取引)は2022年10月28日から停止中
重要事項説明書(2026年7月15日改訂)には、利用者どうしが売買する取引所取引が2022年10月28日からサービス停止中と書かれています。使えるのは、OSL Japanが提示する価格で売買する販売所だけです。
板で指値注文を出してスプレッドを避けることはできません。BTCを板で売買すればコストを0.1%前後まで抑えられる取引所もあるので、取引回数が多い人ほど差が広がります。
日本円の入金は銀行振込だけで、出金は1回440円
日本円の入金は口座ごとに割り当てられる振込先への銀行振込に限られます。即時入金やコンビニ入金、クレジットカードには対応しておらず、振込手数料は自己負担です。
口座開設の翌日の2026年9月9日(水)11時20分に「アカウント-日本円入金」で確かめた専用口座へ住信SBIネット銀行から3万円を振り込むと、11時27分に残高へ反映されました。初回は振込先を銀行アプリに登録する手間がありますが、2回目からは登録済みの口座を選ぶだけです。
日本円の出金手数料は1回440円(税込)です。毎月1回出金すると年5,280円になり、出金が無料のGMOコインとの差になります。少額を何度も出金するより、まとめて出金したほうが割合は小さく済みます。
積立・ステーキング・レバレッジ取引・キャンペーンがない
公式サイトで個人が使えるサービスは販売所だけで、ほかに法人・大口向けのOTC(相対取引)があります。積立・ステーキング・貸暗号資産・レバレッジ取引は提供していません。(2026年10月時点)
キャンペーンページも「現在実施中のキャンペーンはございません」という表示です。保有しているETHやADAで報酬を受け取りたい人は、ステーキングを扱う取引所を選ぶことになります。
CoinBest時代の2024年6月に行政処分を受けている
関東財務局は2024年6月14日、当時のCoinBest株式会社にIEO業務の停止命令(2024年12月13日まで)と業務改善命令を出しました。処分の理由には、取締役会が形骸化していたこと、内部監査が実施されていなかったこと、マネロン対策の態勢整備が終わっていなかったことが挙げられています。(関東財務局の発表)
処分の後、OSL Groupによる買収と社名変更、2025年11月28日の代表取締役の交代がありました。業務改善命令にもとづく報告が終わったかどうかの公表は、2026年10月31日時点で確認できませんでした。
OSL Japanがおすすめな人の特徴
BTC・ETHを販売所で買い、スプレッドを小さくしたい人
板取引の画面に慣れておらず、販売所で金額を指定して買いたい人には、BTC約1.5%・ETH約1.8%(2026年10月31日の計算)のスプレッドが判断材料になります。同じ日に約4.8%だったGMOコインの販売所と比べると、10万円を買ってすぐ売った場合の差は約3,300円です。
DAIを日本円で売買したい人
DAIを日本円で直接売買でき、10万DAI以上なら電話の大口取引も使えます。DAIはイーサリアム上のトークン(ERC-20)としてだけ入出金でき、出金手数料は4DAIです。
売買の頻度が低く、5銘柄で足りる人
出金のたびに440円かかり、板取引もないため、頻繁に売買して入出金する人には向きません。BTCやETHを買って長めに持ち、出金は年に数回という人なら、手数料の負担は小さく収まります。XRPやSOLも買いたい人、積立やステーキングを使いたい人は、ほかの取引所を選んでください。
OSL Japanのキャンペーン特典情報
実施中のキャンペーンはなし(2026年10月時点)
OSL Japanのキャンペーンページは、2026年10月31日時点で「現在実施中のキャンペーンはございません」という表示です。口座開設ボーナスや友達紹介の特典もありません。新しいキャンペーンは公式サイトのお知らせとキャンペーンページで告知されます。
OSL Japanの取引条件
取り扱い暗号資産(銘柄・入出金チェーン)
取り扱い銘柄は2026年10月時点で5種類で、すべて販売所での売買です。1回の注文で入力できる数量にも上限があります。
| 銘柄 | ティッカー | 販売所 | 1回の注文数量 | 取引単位 |
|---|---|---|---|---|
| ビットコイン | BTC | ◯ | 0.00005〜2 BTC | 0.000001 BTC |
| イーサリアム | ETH | ◯ | 0.001〜40 ETH | 0.0001 ETH |
| イーサリアムクラシック | ETC | ◯ | 0.01〜50 ETC | 0.01 ETC |
| エイダ(カルダノ) | ADA | ◯ | 1〜10,000 ADA | 0.001 ADA |
| ダイ | DAI | ◯ | 1〜4,000 DAI(大口取引は100,000 DAIから) | 0.01 DAI |
取引手数料
販売所の取引手数料は無料で、コストはスプレッドだけです。スプレッドは時間や相場で変わるため、2026年10月31日の提示価格から編集部が計算した値を載せます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 販売所(大口取引を含む) | 無料(スプレッドあり) |
| 取引所(板取引) | 2022年10月28日からサービス停止中 |
| 口座開設・口座維持 | 無料 |
| 取引時間 | 24時間365日(毎週木曜12:00〜14:00の定期メンテナンスを除く) |
- スプレッドは2026年10月31日13時40分の販売所の提示価格から、(買値−売値)÷買値で計算しました。6分後の13時46分も、全銘柄で差は0.1ポイント以内でした。相場が急に動くときは広がります。
入出金(日本円・暗号資産)
入出金の手数料と最小数量は、公式の取引金額等のご案内と入出金時間のご案内にもとづきます。(2026年10月時点)
| 入金方法 | お客様専用の振込口座への銀行振込のみ(クレジットカード・外貨は不可) |
|---|---|
| 入金手数料 | 無料(振込手数料は自己負担) |
| 出金手数料 | 1回440円(税込) |
| 入金額 | 1円から・上限なし |
| 出金額 | 1円から・1日5,000万円まで |
| 反映時間 | 入金:即時(振込元の銀行の受付時間による) 出金:平日0:00〜18:29の依頼は当日、18:30以降と土日祝は翌銀行営業日に処理(状況により3銀行営業日前後) |
BTCの出金手数料0.0004 BTCは、13時40分の売値で計算すると約4,800円です。マネロン対策の審査で、入出金の反映が遅れることがあると公式は案内しています。
OSL Japanの取引ツール
スマホ取引アプリ
iOS版とAndroid版の取引アプリがあり、販売所での売買・入出金・入金の拒否ができます。App Storeの評価は4.5点(12件、2026年10月31日時点)で、最新版は2026年9月24日公開のバージョン4.2.0です。
公式FAQによると、アプリが正しく表示されるのはスマホの文字サイズが「ふつう」のときだけです。文字を大きく設定している人は、表示が崩れることがあります。
文字サイズを「大」にしていたスタッフのPixel 8では、9月17日(木)14時10分にアプリを開くと販売所の注文ボタンが画面の下で切れていました。「ふつう」に戻すと収まり、ホームからBTCの注文画面までは2タップ、金額を指定して5,000円分を注文するまで1分ほどです。同じ日の12時半にも開きましたが、そのときは毎週木曜12〜14時の定期メンテナンス中の表示が出ていました。
パソコン(ブラウザ)取引ツール
パソコンでは、公式サイトにログインして販売所の画面から売買します。数量か金額を指定して注文する形式で、買値と売値が並んで表示されるため、注文前にスプレッドを確かめられます。過去の終値は「終値一覧」で日付ごとに見られます。
API・外部ツール連携
APIの提供はありません。(2026年10月時点)公式サイトにAPIの仕様書のページは残っていますが、対象の取引所サービスは2022年10月28日から停止しています。自動売買をしたい人はAPIを公開している取引所を選んでください。
OSL Japanで口座開設(アカウント作成)する手順
口座開設は無料で、eKYCなら最短1時間です。日本国内に住む18歳以上75歳未満の人が申し込めます。
- OSL Japanの公式サイトで「新規登録」を選び、メールアドレスを入力して認証コードを受け取る
- 認証コードとパスワードを入力し、口座の種類(個人・法人)を選ぶ
- 氏名・住所・生年月日などを入力する
- eKYCで本人確認をする(日本国籍の人は運転免許証・運転経歴証明書・マイナンバーカードのいずれか)
- 審査の結果がメールで届く(eKYCなら最短1時間)
- 二段階認証を設定する(暗号資産の送付と送付先アドレスの追加では必須)
- 「アカウント-日本円入金」で確認した専用口座に日本円を振り込み、販売所で購入する
編集部が2026年9月8日(火)10時12分にスタッフのiPhone 15から申し込んだときは、運転免許証の撮影とAI顔認証を含めて約8分で申請が終わりました。免許証の表面が照明で白く光ってしまい、撮影は1回やり直しています。審査完了のメールは11時58分に届き、申請からおよそ1時間40分でした。
OSL Japanの基本情報(運営会社・安全対策)
カスタマーサポート
| サポート形式 | 対応時間 | 問い合わせ先 |
|---|---|---|
| Webの問い合わせフォーム | 24時間365日受付 | 公式サイトのお問い合わせページ |
| 苦情・相談の窓口(電話) | 公式に受付時間の記載なし | 03-5843-6231(事業部) |
| FAQ | 24時間閲覧可能 | 公式サイトのFAQ(約100問) |
2026年10月3日(土)21時40分に、入金の拒否機能をどこから操作するかをWebフォームで問い合わせたところ、返信は10月5日(月)の14時台でした。回答の要旨はFAQと同じで、口座に反映される前の入金の一覧から拒否を選び、拒否すると取り消せないという内容です。電話番号は苦情・相談の窓口なので、操作の質問はこのフォームから送ります。
資産管理・セキュリティ
- 日本円は日証金信託銀行の預託金信託口座に信託(信託までの間はGMOあおぞらネット銀行で分別管理)
- 暗号資産は原則コールドウォレットで保管し、ホットウォレットは各銘柄の総量の5%まで
- 秘密鍵とそのバックアップは入室を制限した場所で保管
- 二段階認証はログインで任意、暗号資産の送付と送付先アドレスの追加・変更で必須
- ログインのたびに通知メールが届き、メール内のリンクからアカウントを凍結できる
- WAF(不正アクセスを監視する仕組み)を導入
口座が開いた9月8日の13時過ぎにGoogle Authenticatorで二段階認証を設定したときは、QRコードを読み取って6桁のコードを入れるまで約3分でした。ログインでの二段階認証もオンにしたので、次からはパスワードの後にコードを求められます。ログインのたびに届く通知メールには、アカウントを凍結するリンクが付いていました。
2026年10月21日に公表されたPHPの脆弱性について、OSL Japanは10月22日に対応を完了したと発表しました。発表時点までの調査で、不正アクセスや顧客資産への影響は確認されていないとしています。
OSL GroupのCEOは2025年12月15日の寄稿で、グループを「ステーブルコイン取引および決済プラットフォーム」へ移すと述べました。日本の個人向け販売所への影響は示されていませんが、銘柄の追加や停止はお知らせで確かめてください。
運営会社情報
会社名:OSL Japan株式会社(旧社名:CoinBest株式会社、英語表記:OSL Japan Limited)
所在地:東京都中央区日本橋茅場町2-9-8 茅場町第2平和ビル4F
設立:2017年8月
代表取締役社長:吉川 貴史(2025年11月28日就任)
資本金:9億3,316万円(資本剰余金含む)
登録:暗号資産交換業 関東財務局長 第00023号(2020年9月23日登録)
加入協会:一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)第一種会員
グループ:OSL Group Limited(香港証券取引所 銘柄コード863)
社名は2025年2月6日にCoinBest(コインベスト)からOSL Japanへ変わりました。国税庁の法人番号(3010001185935)の変更履歴にも同じ日付の商号変更が載っていて、登録番号の第00023号も同じです。旧サイトのcoinbest.comは、現在osl.com/jpへ転送されます。
OSL Japanと他の暗号資産取引所を比較
販売所中心の楽天ウォレットと国内大手3社で比べると、OSL Japanは銘柄数と機能で見劣りし、販売所のBTCスプレッドでは狭い側に入ります。
| 取引所 | 形式 | 取扱銘柄数 | 取引所手数料 | 日本円出金 | BTC送付 | レバレッジ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| OSL Japan | 販売所のみ | 5 | 取引所なし(販売所は無料) | 440円 | 0.0004 BTC | なし |
| bitFlyer | 販売所・取引所 | 44 | 0.01〜0.15% | 220〜770円 | 0.0004 BTC | あり(BTCのみ) |
| コインチェック | 販売所・取引所 | 36(板は25) | 多くの銘柄0%(一部有料) | 407円 | 0.0005〜0.016 BTC(変動制) | あり(2026年9月開始) |
| GMOコイン | 販売所・取引所 | 23 | Maker -0.01〜-0.03%/Taker 0.05〜0.09% | 無料(大口は400円) | 無料 | あり |
| 楽天ウォレット | 現物は販売所のみ | 16(現物14) | 現物は取引所なし | 300円 | 0.0004 BTC(出庫は停止中) | あり(証拠金取引) |
※2026年10月31日時点。コインチェックの銘柄数は2026年11月2日のFLR・DAI廃止後の数です。楽天ウォレットは2026年8月19日から暗号資産の出庫を止めています。
販売所でBTC・ETHを買うだけなら、OSL Japanはスプレッドの面で候補になります。板取引で手数料を抑えたいならGMOコインの評判、銘柄の多さで選ぶならbitFlyerの評判やコインチェックの評判で条件を比べられます。楽天ポイントと組み合わせたい人は楽天ウォレットの評判で現状を確かめてください。
暗号資産取引で確定申告が必要になる条件
暗号資産の売却益は原則として雑所得です。給与を1か所から受け取る会社員は、給与・退職所得以外の所得の合計が年20万円を超えると確定申告が必要です。(国税庁 No.1900)
- OSL Japanの年間の取引報告書を出す方法
-
ログイン後の「取引報告書」の画面で、開始月と終了月を指定して表示します。1年分なら、たとえば「202601」から「202612」を選びます。画面の「ファイル」のアイコンからCSV形式でダウンロードでき、郵送はFAQに案内がありません。
編集部が10月14日(水)にブラウザ版で「202601」から「202609」を指定したときは、ログインしてからCSVを保存するまで2分ほどでした。9月17日の購入1件が1行で出ています。
- ほかの取引所と併用している場合
-
所得は全取引所の損益を合わせて計算します。国税庁の「暗号資産の計算書」に各社の取引報告書の数字を入れると、総平均法か移動平均法で取得価額を出せます。
- BTCをETHに換えたい場合
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OSL Japanでは暗号資産どうしを直接交換できないため、BTCを日本円に売った時点で損益が確定します。売却の回数が増えるほど計算する件数も増えるので、取引報告書を年の途中でも保存しておくと集計が楽になります。
OSL Japanに関するQ&A
- OSL JapanとCoinBest(コインベスト)は同じ会社ですか?
-
同じ会社です。CoinBest株式会社が2025年2月6日にOSL Japan株式会社へ社名を変え、暗号資産交換業の登録番号(関東財務局長 第00023号)と法人番号も変わっていません。旧サイトのcoinbest.comは、現在osl.com/jpへ転送されます。
- OSL Japanで板取引(取引所)は使えますか?
-
使えません。重要事項説明書では、取引所取引は2022年10月28日からサービス停止中です。売買は販売所だけで、取引手数料は無料ですが、買値と売値の差(BTCで約1.5%、2026年10月31日の計算)がコストになります。
- OSL Japanでは何を買えますか?
-
BTC・ETH・ETC・ADA・DAIの5銘柄です。暗号資産どうしの交換はできないので、別の銘柄に換えるときは一度日本円に売ってから買います。(2026年10月時点)
- 何歳から口座を開設できますか?
-
日本国内に住む18歳以上75歳未満の人が申し込めます。海外に住んでいる人は口座を開設できません。
- 日本円の出金にはどのくらい時間がかかりますか?
-
平日0:00〜18:29に出金を依頼すれば当日、18:30以降や土日祝日なら翌銀行営業日に処理されます。状況により3銀行営業日前後かかることもあり、手数料は1回440円です。
- OSL Japanは安全ですか?
-
金融庁に登録された暗号資産交換業者で、日本円は信託、暗号資産は原則コールドウォレットで管理しています。一方で、CoinBest時代の2024年6月に関東財務局から業務改善命令などを受けた経緯があります。どの取引所でもリスクはゼロにならないため、預けるのは売買に使う分にとどめると、万一のときの影響を小さくできます。

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