バイナンスジャパン(Binance Japan)の評判は?出庫停止の状況とメリット・デメリット、手数料を解説

バイナンスジャパン(Binance Japan)は、PayPayが40%を出資するBinanceグループの国内取引所で、金融庁の登録一覧では66銘柄を扱っています。販売所と取引所(板取引)があり、取引所の手数料は0.1%、BNBで払えば0.075%です。

2026年10月30日から、暗号資産の出庫(外部への送付)を一時停止しています。Binanceグローバルで起きたセキュリティ事案を受けた予防措置で、10月31日時点で再開のお知らせは出ていません。販売所・取引所での売買と日本円の入出金は、通常どおり使えます。

WOZ media(編集部)が、公式サイト・FAQ・お知らせと金融庁の登録一覧をもとに、2026年10月時点の情報で整理しました。銘柄の多さやPayPay連携を重視する人には合い、レバレッジ取引をしたい人や、買った暗号資産を他の国内取引所へ移したい人には向きません。

暗号資産は価格変動リスクがあります。本記事は投資助言を目的としたものではありません。手数料・取扱銘柄・キャンペーン等は変更されるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この記事の目次

Binance Japanの総合評価

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項目評価説明
安全性6/10関東財務局長 第00031号の登録業者で、JVCEA会員。
顧客の暗号資産はコールドウォレットで管理と公表。
グローバルの事案を受け、2026年10月30日から出庫を停止中。
取引手数料6/10取引所はMaker・Takerとも0.1%、BNB払いで0.075%。
マイナス手数料のある取引所よりは高い。
スプレッド
流動性
6/10PayPayの告知では、取引所はBinanceグループ全体の利用者同士で取引する方式。
販売所のスプレッドの率は公表されていない。
取扱銘柄10/10金融庁の登録一覧(2026年9月30日現在)で66銘柄。
ミーム系・AI関連など、国内では扱いの少ない銘柄も入る。
入出金4/10銀行振込の入金は無料。日本円出金は150円、PayPayマネーへは110円。
暗号資産の出庫は停止中で、他の国内取引所へは送れない。
取引ツール8/10App Store評価4.6・54,269件。
MacOS・Windows・Linux向けのアプリ、取引ボット、APIもある。
サービス8/10貸し暗号資産20種類以上、販売所の定期購入、ローンチプール。
PayPayマネー連携、BNB還元のBinance Japan Card。
レバレッジ
デリバ
1/10レバレッジ取引・先物はなく、現物取引だけ。
キャンペーン3/10口座開設・入金の特典はなし。
VIP 1〜6向けの手数料割引を2027年1月4日まで実施中。
サポート7/10チャットは日本時間の毎日9:00〜翌1:00。
電話・メール窓口の案内はない。
総合評価59/100

Binance Japanは国内の登録業者で多くの銘柄を売買でき、PayPayマネーやPayPayポイントで暗号資産を買える取引所です。点数は上の10項目を公式情報と比較表の4社の値をもとに編集部が採点しました。

点数を下げたのは、出庫の一時停止と、他の国内取引所へ暗号資産を送れない仕組みです。レバレッジ取引もないため、売買の幅を求める人は他社と使い分けることになります。

Binance Japanの良い評判・メリット

取扱66銘柄。PEPE・TRUMP・TAOなど新しい銘柄も国内で売買できる

金融庁の暗号資産交換業者登録一覧(2026年9月30日現在)で、Binance Japanが扱う暗号資産は66銘柄です。比較表のbitFlyer(44)、bitbank(44ペア)、コインチェック(38)、GMOコイン(23)より多い数です。公式サイトも「国内最多」(2026年8月10日時点、JVCEA公開データをもとに同社調べ)としています。

一覧にはPEPE(ペペ)・TRUMP(オフィシャルトランプ)・GIGGLEのようなミーム系が並びます。AI関連のTAO(ビットテンサー)・FETや、Binanceグループが発行するBNB(ビルドアンドビルド)も入っています。2025年12月にFET、2026年1月にTAO、6月にTRB・GIGGLE・MEMEの取り扱いを始めました。

PayPayマネー・PayPayポイントで暗号資産を買える

PayPay株式会社はBinance Japanへ40%を出資し、2025年9月から持分法適用会社にしています。(PayPayの2025年10月9日のプレスリリース)出資を受けて、PayPayマネーとの連携が2段階で始まっています。

2025年11月21日からは、販売所で買うときにPayPayマネーやPayPayポイントから入金でき、この同時入金は手数料無料です。2026年4月からはPayPayマネーで事前にアカウントへ入金・出金できるようになり、こちらは入金・出金とも1回110円で、取引所(板取引)の売買にも使えます。

使うには、PayPayとBinance Japanの両方で本人確認を済ませ、アプリで連携に同意します。事前入金の上限は2026年8月18日から24時間100万円・30日間200万円で、下限は1,000円です。期間限定のPayPayポイントは使えません。

スタッフのPixel 8で2026年9月27日(日)に試したときは、PayPay側の本人確認が済んでいたので、Binanceアプリで連携に同意するまで5分ほどでした。続けて事前入金で1,000円を入れると、確認画面に手数料110円が表示され、入金はすぐ残高に反映されました。

貸し暗号資産は20種類以上、期間を3〜120日から選べる

貸し暗号資産(旧Simple Earn)は、持っている暗号資産をBinance Japanに貸して報酬を受け取るサービスです。公式サイトでは対象20種類以上、期間3日〜120日、年率は最大18.9%(2026年8月7日時点、LSTと呼ばれるトークンの年率)と案内しています。

いつでも引き出せるフレキシブルと、期日まで預ける定期があり、定期を期日前に引き出すとそれまでの報酬はすべて放棄になります。貸した暗号資産は分別管理と優先弁済の対象外で、Binance Japanが破綻すると返ってこないリスクがあります。

2026年8月24日(月)にアプリからBNBのフレキシブルを申し込んだときは、ホーム画面から申込みの確認画面までタップ4回で進みました。数量を入れて規約に同意するまで、2分ほどで終わっています。

BNB払いで取引手数料25%引き、カード利用で1.6%をBNBで還元

取引所の手数料は一般ユーザーでMaker・Takerとも0.1%です。手数料をBNBで払う設定にすると25%割引の0.075%になり、100万円分を買う場合の手数料は1,000円から750円に下がります。(2026年10月時点、編集部の計算)

Binance Japan Card(発行:ライフカード株式会社)は、利用額の1.6%相当をBNBで還元します。年会費は初年度無料、2年目以降1,650円(税込)で、年10万円以上使えば次年度は無料です。申し込めるのは18歳以上(高校生不可)75歳以下で、BNBを貸し暗号資産に預けるとローンチプール(新しいトークンを受け取れる企画)の追加報酬も付きます。

チャットサポートは毎日9時から翌1時まで対応

Binance Japanの問い合わせ窓口はチャットで、月曜〜日曜の9:00〜翌1:00(日本時間)に対応しています。土日や夜の時間帯も受け付けています。

対応言語は日本語と英語だけで、電話やメールの窓口は案内されていません。時間外の問い合わせは次の営業日に返答されます。

Binance Japanの悪い評判・デメリット

2026年10月30日から暗号資産の出庫を一時停止している

Binance Japanは2026年10月30日のお知らせで、暗号資産の出庫を予防措置として一時停止しました。同日未明(日本時間)にBinanceグローバルの取引システムでセキュリティ事案が起きたためで、10月31日時点で再開のお知らせはありません。

お知らせによると、顧客の暗号資産はグローバルのホットウォレットとは別のコールドウォレットで管理しており、影響は確認されていません。被害が確認されれば全額を補償する予定で、再開は48時間以内を見込みつつ、確定してから案内するとしています。

停止中も、暗号資産の入庫、販売所・取引所での売買、日本円の入出金は稼働しています。外部のウォレットへ送るつもりで買う人は、公式のお知らせで再開を確かめてから入金してください。

他の国内取引所へは暗号資産を送れない

公式FAQは、トラベルルール(送付人と受取人の情報を送付先へ通知する規制)のため、Binance Japanのアカウントから他の日本国内の暗号資産取引所へは出金できないと案内しています。(2026年10月31日に確認)海外の取引所などでも、出金画面の一覧にない業者へは送れません。

出庫が再開した後も、他の国内取引所へ移すには、売却して日本円で出金し、移す先で買い直すことになります。売却した時点で利益は所得として確定し、出金ごとに150円かかります。

レバレッジ取引・先物はなく、現物取引だけ

公式サイトのサービス案内は販売所・取引所・貸し暗号資産・定期購入などで、レバレッジ(証拠金)取引や先物はありません。(2026年10月時点)値下がりの局面で売りから入る取引はできません。

空売りやレバレッジを使いたいなら、GMOコイン(暗号資産FXなど、最大2倍)やコインチェック(Coincheckレバレッジ、最大2倍)と使い分けます。

日本円の出金に150円かかり、販売所のスプレッドは非公表

日本円の出金手数料は銀行口座へ1回150円、PayPayマネーへは1回110円です。(2026年10月時点)GMOコインは無料、コインチェックは407円で、Binance Japanで月2回銀行へ出金すると年3,600円になります。

販売所は「提示価格以外の追加手数料はない」と案内されていますが、売値と買値の差(スプレッド)の率は公表されていません。まとまった金額を買うときは、注文前のプレビューに出る提示価格を取引所の板の価格と見比べてください。

取引所で5銘柄の取引が一時中止、BTC建て6ペアは廃止

2026年10月30日正午に、取引所のBTC建て6ペア(ATOM・ETC・RENDER・TAO・THETA・XTZ)が廃止されました。同時に、ATOM・ETC・RENDER・THETA・XTZの取引所での取引は一時中止になりました。理由は流動性と取引量の低下で、再開時期は未定です。

銘柄そのものの取り扱い廃止ではないため、保有分の返還はありません。お知らせには販売所での扱いが書かれていないので、5銘柄を売買したい人は販売所の注文画面で対象かを確かめてください。

Binance Japanがおすすめな人の特徴

国内の登録業者でアルトコインを幅広く売買したい人

66銘柄のうち、ミーム系やAI関連の銘柄は国内の他社では扱いが少ない分野です。海外の無登録業者を使わずに、BNBや新しく上場した銘柄を持ちたい人に合います。

PayPayを普段使っていて、1,000円から始めたい人

販売所ならPayPayマネーやPayPayポイントで1,000円から買え、購入と同時の入金に手数料はかかりません。銀行振込の手続きを後回しにして、少額で試したい人向けです。

BNBや主要銘柄を長く持ち、貸し出して増やしたい人

貸し暗号資産は20種類以上・3〜120日から選べ、BNBを預けるとローンチプールの追加報酬も付きます。売買の回数が少なく長く持つ人ほど使いどころがありますが、貸した分は分別管理の対象外になる点を受け入れられる人に限ります。

Binance Japanのキャンペーン特典情報

VIP 1〜6向け取引手数料割引(2027年1月4日まで)

VIPレベル1〜6のユーザーを対象に、すべての現物取引ペアの手数料を引き下げるキャンペーンです。一般ユーザーの手数料(0.1%)は変わりません。

  • 対象期間:2026年8月5日18:00〜2027年1月4日17:59(日本時間)
  • 対象:Binance Japan VIP 1〜VIP 6のユーザー、すべての現物取引ペア
  • 内容:VIP 1はMaker・Takerとも0.068%、VIP 6はMaker 0.01%・Taker 0.0235%。BNB払いでさらに25%割引

口座開設・入金でもらえる特典

口座開設や初回入金でもらえる特典は、提供なし(2026年10月時点)です。公式のお知らせ「最新の活動」で10月31日に実施中だった企画は、上のVIP向け割引だけでした。

Binance Japanの取引条件

取り扱い暗号資産(銘柄・入出金チェーン)

取り扱い銘柄は、金融庁の登録一覧(2026年9月30日現在)で66銘柄です。分類は編集部によるもので、取引所で一時中止中の銘柄も含みます。

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分類数銘柄(ティッカー)
主要銘柄15BTC・ETH・XRP・BCH・LTC・ETC・BNB・SOL・ADA・DOT・DOGE・XLM・TRX・AVAX・LINK
ブロックチェーン基盤20XTZ・QTUM・ALGO・ASTR・ATOM・ZIL・LSK・ONT・NEO・IOST・HBAR・KAIA・OP・ARB・NEAR・SUI・APT・SEI・POL・IOTX
ゲーム・メタバース9ENJ・SAND・AXS・CHZ・APE・GALA・MANA・IMX・THETA
AI・データ・Web3サービス11BAT・JASMY・RENDER・GRT・FIL・MASK・CYBER・LPT・FET・TAO・TRB
ミーム系6SHIB・PEPE・NEIRO・TRUMP・MEME・GIGGLE
その他5DAI・WBTC・SKY・A(ヴォルタ)・GRAM

取引手数料

手数料がはっきりしているのは取引所(板取引)で、販売所と定期購入は提示価格にコストが含まれます。

区分MakerTaker
一般ユーザー0.100%0.100%
一般ユーザー(BNB払い)0.075%0.075%
VIP 1(キャンペーン中)0.068%0.068%
VIP 6(キャンペーン中)0.010%0.0235%
  • 2026年10月時点の公式の手数料ページ・FAQ・キャンペーンのお知らせによる。VIPのキャンペーン料率は2027年1月4日17:59まで。

入出金(日本円・暗号資産)

入金方法銀行振込(GMOあおぞらネット銀行・ドコモSMTBネット銀行宛。本人名義の国内口座から)
PayPayマネー(事前入金、または販売所での購入と同時の入金)
入金手数料銀行振込:無料(振込手数料は銀行所定の額)
PayPayマネーの事前入金:110円/回
購入と同時のPayPay入金:無料
出金手数料銀行口座:150円/回
PayPayマネー:110円/回
反映時間銀行振込:着金後、平日は1時間以内
銀行への出金:通常1営業日以内
PayPayマネー:即時
PayPayの上限・下限事前入金:24時間100万円・30日間200万円、1,000円から
出金:24時間100万円・30日間200万円、1,000円から

編集部が2026年8月20日(木)の11時ごろにGMOあおぞらネット銀行の振込先へ1万円を振り込んだときは、振込から約20分で残高に反映されました。送る前に、振込依頼人名と登録したカタカナ名義を一字ずつ見比べ、長音や小さい文字まで合っているかを確かめています。

Binance Japanの取引ツール

スマホ取引アプリ

日本のApp Storeの「バイナンス」アプリは、説明文でBinance Japanのアプリと明記されており、評価は4.6(54,269件、2026年10月31日時点)です。iOS 16.0以降に対応し、Android版もあります。

アプリで販売所・取引所・貸し暗号資産・定期購入・PayPay連携が使え、マイナンバーカードのICチップを読み取る本人確認もアプリから行います。PayPayマネーとの連携は初回だけアプリ内で有効にします。

パソコン(ブラウザ)取引ツール

ブラウザ版のほか、MacOS・Windows・Linux向けのデスクトップアプリがあります。取引所では指値・成行・ストップリミットの3種類の注文が使えます。

販売所の交換履歴を書き出すエクスポートは、ウェブ版だけの機能です。1回に選べる期間は最大90日で、確定申告用の記録はウェブ版で90日以内ごとに保存します。

API・外部ツール連携

アカウントのAPI管理画面からAPIキーを作成でき、公式FAQにEd25519鍵・RSA鍵の作り方やテストネットの使い方が載っています。損益計算ツール向けには読み取り専用の納税申告用レポートAPIを1つ作れます。

自動売買の取引ボットは現物グリッドボットと現物DCAボットの2種類です。Binance Japan専用の取引ボット利用規約があります。

Binance Japanで口座開設(アカウント作成)する手順

口座開設は公式サイトかアプリで行い、登録・本人確認・入金・取引の4段階です。本人確認の審査は、公式FAQでは通常48時間以内とされています。

  1. Binance Japanの公式サイトまたはBinanceアプリで、メールアドレスかGoogle・Appleアカウントを使って登録
  2. 本人確認書類を選ぶ(日本国籍はマイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書、外国籍は在留カード)
  3. 書類を撮影して顔認証を受ける(マイナンバーカードのICチップ読み取りなら自撮りは不要)
  4. 氏名(漢字・カタカナ・ローマ字)と、利用目的・収入源・職業・投資経験などのアンケートを入力して申請
  5. 2段階認証(認証アプリかパスキー)を設定
  6. 本人名義の銀行口座から振り込むか、PayPayマネーで日本円を入金
  7. 販売所か取引所で暗号資産を購入

2026年8月18日(火)の21時ごろ、スタッフのiPhone 15でアプリを入れ、Appleアカウントで登録してマイナンバーカードのICチップ読み取りで申請しました。カードを当てる位置が合わずに読み取りを2回失敗し、申請を終えるまで約15分でした。承認の通知は翌19日(水)の14時ごろに届き、申請から約17時間です。

振込依頼人名が登録した銀行口座のカタカナ名義と違うと、入金は自動で反映されません。登録後は2段階認証(パスキー推奨)、アンチフィッシングコード、出金アドレスのホワイトリスト、ログイン通知を設定しておきましょう。この4つは、Binance Japanが2026年10月19日のお知らせで確認を求めている設定です。

Binance Japanの基本情報(運営会社・安全対策)

カスタマーサポート

サポート形式対応時間問い合わせ先
チャット月〜日 9:00〜翌1:00(日本時間)公式サイト右下の「サポート」・アプリのヘッドホンアイコン
来訪事前予約制チャットで予約
ヘルプセンター(FAQ)24時間閲覧可能binance.com/ja/support/faq

2026年10月3日(土)の23時40分に、アプリのヘッドホンアイコンからチャットで販売所の交換履歴の書き出し方を尋ねると、約8分で返信がありました。案内はFAQと同じで、ウェブ版から1回に最大90日分を書き出せるという内容でした。

資産管理・セキュリティ

  • 顧客の暗号資産はコールドウォレットで管理し、Binanceグローバルのホットウォレットとは分けている(2026年10月30日のお知らせ)
  • 利用者の資産は日本の法令に従って管理するとアプリの説明に記載。貸し暗号資産で貸し出した分は分別管理の対象外
  • 2段階認証(認証アプリ・パスキー)、アンチフィッシングコード、出金アドレスのホワイトリスト、デバイス管理・ログイン通知に対応
  • 暗号資産の出庫時はトラベルルールにもとづき受取人と送付先を申告
  • 関東財務局の行政処分一覧(令和元年以降の掲載分)にBinance Japanの名前はない(2026年10月31日に確認)

10月19日のお知らせを受けて、2026年10月21日(水)にWindows 11のパソコンからブラウザ版で4つの設定を見直しました。パスキーはWindows HelloのPINで登録し、アンチフィッシングコード、出金アドレスのホワイトリスト、ログイン通知まで、セキュリティの画面から約12分で設定を終えています。

運営会社情報

会社名:Binance Japan株式会社(旧商号:株式会社サクラエクスチェンジビットコイン。2023年7月に商号変更)
所在地:〒102-0084 東京都千代田区二番町9-3
代表取締役社長:千野 剛司
登録:暗号資産交換業 関東財務局長 第00031号(2022年10月14日登録。旧登録番号 近畿財務局長 第00003号、旧登録日 2017年12月1日)
主な株主:PayPay株式会社(出資比率40%、2025年9月から持分法適用会社)
加入協会:一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA、会員番号1016)

日本に住む人が使えるBinanceの登録業者は、Binance Japanです。海外向けのBinanceは、日本居住者を相手に無登録で暗号資産交換業をしていたとして、金融庁から警告を受けています。警告先は2018年3月が「Binance」、2021年6月が運営会社のBinance Holdings Limitedです。(金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」)

公式FAQは、Binance.comで本人確認を済ませていない人に、Binance Japanで新しくアカウントを開設するよう案内しています。日本居住者がBinanceのサービスを使うときは、Binance Japanでアカウントを作ることになります。

Binance Japanと他の暗号資産取引所を比較

5社で比べると、Binance Japanは銘柄数で上回り、取引所の手数料と日本円出金ではGMOコインに及びません。レバレッジ取引がないのは5社でBinance Japanだけです。

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取引所取扱銘柄数取引所の手数料
(Maker/Taker)
日本円出金BTCの送金レバレッジ預けて増やす
Binance Japan660.1%/0.1%
(BNB払い0.075%)
150円
(PayPayへ110円)
ネットワーク状況で変動
(10/30から停止中)
なし貸し暗号資産20種類以上
bitFlyer440.01〜0.15%220〜770円0.0004 BTCCrypto CFD(BTC)ETHステーキング
コインチェック38(11/2から36)多くのペア0%
(一部0.05%/0.1%)
407円0.0005〜0.016 BTC(変動)最大2倍(3銘柄)ETHステーキング
GMOコイン23-0.01〜-0.03%/0.05〜0.09%無料
(大口400円)
無料最大2倍ステーキング6銘柄
bitbank44ペアBTC/JPY 0%/0.1%
(他-0.02%/0.12%)
550円/770円
(3万円以上)
0.0006 BTC信用取引5ペア(最大2倍)ETHステーキング

※2026年10月31日時点。Binance Japanの銘柄数は金融庁の登録一覧(9月30日現在)、他社は各社の公式サイトによる。

手数料と出金の安さで選ぶならGMOコインの評判、アプリと積立の使いやすさならコインチェックの評判で詳しく比べています。ビットコインの取引量や送金の対応銘柄を重視する人は、bitFlyerの評判もあわせて読むと違いがわかります。

暗号資産取引で確定申告が必要になる条件

暗号資産の売買で得た利益は、原則として雑所得です。給与を1か所から受け取る会社員は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要になります。(国税庁タックスアンサーNo.1900、「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報)」)

会社員で、給与以外の所得が年20万円を超える場合

Binance Japanでの売却益に、貸し暗号資産の報酬などを足した額で判断します。他社へ移すために売却した分も、売った年の所得に入ります。

年間取引報告書の交付方法が公式FAQで確認できない

2026年10月31日時点で、公式FAQに年間取引報告書の受け取り方を書いた記事は見つかりませんでした。損益は自分で計算できるよう、取引の記録を残しておきましょう。

販売所の交換履歴は1回90日分までしか書き出せない

交換履歴のエクスポートはウェブ版だけで、1回に選べる期間は最大90日です。1年分をそろえるには5回に分けて保存する計算です。販売所のFAQは取引履歴の保存期間も最大90日としているため、90日以内ごとに書き出しておきましょう。

損益計算ツールを使う場合

API管理画面で読み取り専用の納税申告用レポートAPIを作り、損益計算ツールに登録すると履歴を同期できます。ツールの利用料は各社の負担で、Binance Japanは税務の助言をしないと明記しています。

Binance Japanに関するQ&A

Binance Japanで今、暗号資産を外部に送れますか?

2026年10月31日時点では送れません。Binanceグローバルのセキュリティ事案を受け、10月30日から予防措置として出庫を止めており、再開日は公式のお知らせで案内される予定です。売買と日本円の入出金はできます。

海外のBinance(binance.com)とBinance Japanは何が違いますか?

Binance Japanは金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00031号)で、日本居住者向けです。海外向けのBinanceは日本で登録がなく、金融庁から2018年と2021年に警告を受けています。Binance Japanではレバレッジ取引・先物は使えません。

PayPayとBinance Japanはどういう関係ですか?

PayPay株式会社がBinance Japanの株式の40%を持ち、2025年9月から持分法適用会社にしています。PayPayマネーで暗号資産を買えるほか、PayPayマネーへの出金(1回110円)もできます。

Binance Japanの手数料は安いですか?

取引所は0.1%(BNB払いで0.075%)で、Maker手数料がマイナスのGMOコインやbitbankより高めです。日本円出金は150円で、無料のGMOコインより高く、407円のコインチェックより安い水準です。

Binance Japanで暗号資産を他の国内取引所へ移せますか?

公式FAQではトラベルルールのため他の日本国内の暗号資産取引所へは出金できないとされています。移すには売却して日本円で出金し、移す先で買い直します。

口座開設に必要なものは何ですか?

日本国籍の人はマイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書のいずれか、外国籍の人は在留カードが必要です。入金には本人名義の国内銀行口座かPayPayマネーを使います。

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この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

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