「FXTFはスプレッドゼロらしいけど、手数料が別にかかるの?」「結局、他社より安いの?高いの?」
ゼロスプレッドという言葉に惹かれつつも、建玉連動手数料の仕組みがわからず判断できない方は多いはずです。
この記事では、FXTFの建玉連動手数料の仕組み・ランク別の手数料額・取引量ごとの実質コスト計算を整理します。
「どのくらいの取引量なら得なのか」「大口取引だとどうなるのか」をケース別に比較するので、自分のトレードスタイルに合うかどうかを判断できます。
FXTFの総合的な特徴や口座開設条件を先に確認したい方は、FXTFの総合レビュー記事をご覧ください。
コスト構造を正しく理解すれば、FXTFを活かせるトレードスタイルが見えてきます。順番に確認していきましょう。
\ 世界標準のMT4に対応!スプレッド極小!スキャルピングも公認 /
結論:1万通貨以下なら手数料ゼロ、大口ほどランクが上がる
FXTFの建玉連動手数料のポイントは、次の3つです。
- 主要5通貨ペアは1万通貨以下なら手数料0円(スプレッドもゼロのため実質コストゼロ)
- 保有ポジションと新規注文の合計数量でランクが決まり、数量が増えるほど1万通貨あたりの手数料が上がる
- 手数料は新規注文時のみで、決済時にはかからない(片道課金)
少額取引がメインなら、国内FXの中でもトップクラスの低コスト環境です。
一方、大口ポジションを積み増すトレードスタイルでは、ランクの上昇に注意が必要です。なお、2026年3月2日の改定で中口〜大口帯の手数料が引き上げられたため、以前よりもコスト意識が重要になっています。
自分の取引量で手数料がいくらになるか、この記事で確認してから判断しましょう。
建玉連動手数料の仕組みを理解する
建玉連動手数料とは
建玉連動手数料とは、FXTFが2026年1月19日にゼロスプレッドを導入した際に設定された、新規注文時に発生する取引手数料です。
従来のFX会社は「スプレッド(売値と買値の差)」で収益を得る仕組みでした。
FXTFはスプレッドをゼロにする代わりに、ポジション量に応じた手数料を設定しています。つまり、「スプレッドの代わりに手数料を払う」という構造です。
なお、手数料額は市場動向に応じて随時見直されます。直近では2026年3月2日に全サービスの手数料が改定されました。
手数料が発生するタイミング
- 新規注文の約定時に、有効証拠金から差し引かれます。
- 決済時には手数料がかかりません(片道のみ)。
- 差し引かれた手数料は、決済時に口座残高に反映されます。
従来のスプレッド方式では「新規+決済の両方で差が生じる(実質往復)」のに対し、FXTFの建玉連動手数料は新規の片道だけです。
この点を見落とすと、コスト比較で誤解が生まれるので注意してください。
ランクの決まり方
手数料のランクは、銘柄・売買種別ごとの「保有ポジション数量+新規注文数量」の合計で決まります。
- ポジションがない場合:新規注文の数量だけでランクが決まる
- 同じ銘柄・同じ方向にポジションがある場合:保有分+新規分の合計でランクが決まる
- 別の銘柄、または反対方向のポジション:合算されない(銘柄・売買種別ごとに判定)
例えば、USD/JPYの買いポジションを5万通貨保有中に、USD/JPYの買いを8万通貨追加する場合、合計13万通貨でランクが判定されます。
一方、USD/JPYの売りを新たに建てる場合は、買いポジションとは別に判定されます。
主要通貨ペアの手数料ランク表【2026年3月2日改定】
FXTFの建玉連動手数料は、通貨ペアによって「手数料0円の上限数量」や「ランク2以降の金額」が異なります。
以下は米ドル/円(USD/JPY)の手数料ランク構成です。(2026年3月2日改定後、FXTF公式サイトに基づく)
USD/JPYの手数料ランク(1万通貨あたりの手数料)
| ランク | 建玉+発注数量の合計 | 手数料(1万通貨あたり) |
|---|---|---|
| ランク1 | 1万通貨以下 | 0円 |
| ランク2 | 1万通貨超〜25万通貨 | 40円 |
| ランク3 | 25万通貨超〜200万通貨 | 100円 |
| ランク4 | 200万通貨超〜500万通貨 | 140円 |
| ランク5 | 500万通貨超〜1,000万通貨 | 180円 |
| ランク6 | 1,000万通貨超〜 | 200円 |
- 2026年3月2日の改定で、ランク2の手数料が旧20円→40円に引き上げられました。ランク3以降も同様に上昇しています。
- ランクは全6段階で、最大1万通貨あたり200円です。
- 手数料額は市場動向により再度変更される場合があります。最新の手数料表はFXTF公式|建玉連動手数料ページで確認してください。
主要通貨ペアの手数料ランク(ランク1〜3抜粋)
USD/JPY以外の主要通貨ペアについても、改定後の手数料ランク(ランク1〜3)を確認しておきましょう。
| 通貨ペア | ランク1(0円)上限 | ランク2(1万通貨あたり) | ランク3(1万通貨あたり) |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 1万通貨まで | 40円 | 100円 |
| EUR/JPY | 1万通貨まで | 60円 | 120円 |
| EUR/USD | 1万通貨まで | 60円 | 100円 |
| GBP/JPY | 1万通貨まで | 80円 | 190円 |
| AUD/JPY | 1万通貨まで | 60円 | 110円 |
| GBP/USD | 5,000通貨まで | 100円 | 170円 |
| AUD/USD | 5,000通貨まで | 70円 | 120円 |
通貨ペア別の「手数料0円」上限
通貨ペアによって、ランク1(手数料0円)の適用範囲が異なります。
| 通貨ペア | 手数料0円の上限数量 |
|---|---|
| USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、GBP/JPY、AUD/JPY | 1万通貨まで |
| GBP/USD、AUD/USD | 5,000通貨まで |
| NZD/JPY、CAD/JPY、MXN/JPY、USD/CAD | 3,000通貨まで |
| ZAR/JPY、EUR/AUD、CHF/JPY、その他クロス通貨 | 1,000通貨まで |
主要5通貨ペア(USD/JPY、EUR/JPY、EUR/USD、GBP/JPY、AUD/JPY)は1万通貨まで手数料0円です。この点は改定後も変わっていません。
初心者が少額で始める場合、これらの通貨ペアならスプレッドも手数料も実質ゼロで取引できます。
ケース別|実質コスト早見表【改定後】
「自分のトレードスタイルだと、実際にいくらかかるのか?」を判断するために、改定後の手数料に基づいた実質コストを試算します。
USD/JPYの実質コスト早見表(新規注文1回あたり、ポジション保有なしの場合)
| 取引数量 | 建玉連動手数料 | スプレッド | 実質コスト合計 |
|---|---|---|---|
| 1,000通貨 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 5,000通貨 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 1万通貨 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 5万通貨 | 40円 × 5 = 200円 | 0円 | 200円 |
| 10万通貨 | 40円 × 10 = 400円 | 0円 | 400円 |
| 25万通貨 | 40円 × 25 = 1,000円 | 0円 | 1,000円 |
| 100万通貨 | 100円 × 100 = 10,000円 | 0円 | 10,000円 |
- ゼロスプレッドの適用時間帯(AM9:00〜翌AM3:00、原則固定・例外あり)の数値です。
- 25万通貨超はランク3(100円/万通貨)が適用されるため、コストが大きく上がります。
- 既にポジションを保有中の場合、合計数量でランクが再判定されるため手数料が変わります。
- 改定前(ランク2=20円)と比べて、ランク2帯のコストは2倍になっています。
1日の取引回数別コスト試算(USD/JPY、1回あたり1万通貨、ポジション保有なし)
| 1日の取引回数 | 1回あたりのコスト | 1日の合計コスト | 月20日の合計 |
|---|---|---|---|
| 1回 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 3回 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 5回 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 10回 | 0円 | 0円 | 0円 |
1万通貨以下の取引を繰り返すスタイルなら、何回取引しても手数料は0円です。
ただし、ポジションを決済せずに同方向で積み増すと、合計数量が1万通貨を超えた時点でランク2以上が適用されます。
ポジション積み増しの場合のコスト例
| 状況 | 合計数量 | 新規注文分の手数料 |
|---|---|---|
| 保有0 → 新規1万通貨(買い) | 1万通貨 | 0円(ランク1) |
| 保有1万 → 追加2万通貨(買い) | 3万通貨 | 2万通貨 × 40円 = 80円(ランク2) |
| 保有5万 → 追加8万通貨(買い) | 13万通貨 | 8万通貨 × 40円 = 320円(ランク2) |
| 保有5万 → 新規1万通貨(売り) | 1万通貨(売りは別判定) | 0円(ランク1) |
ポイントは、反対方向のポジションは合算されないという点です。
両建て戦略を使うトレーダーにとっては、片方の数量が少なければランク1を維持できます。
従来のスプレッド型と比較|どちらが安い?
FXTFの「ゼロスプレッド+建玉連動手数料」と、他社の「スプレッド方式」はどちらが得なのでしょうか。
結論は取引量と取引スタイルによって変わります。
取引スタイル別の有利・不利
| 取引スタイル | FXTFの有利度 | 理由 |
|---|---|---|
| 1万通貨以下の少額取引 | 非常に有利 | スプレッド0円+手数料0円 = 実質コスト完全ゼロ |
| 1万〜25万通貨の中口取引 | 要比較 | 手数料40円/万通貨 = 実質0.4銭相当。他社スプレッド0.2銭と比べるとやや割高だが、片道課金のため単純比較は難しい |
| 25万通貨超の大口取引 | 割高になりやすい | ランク3以上(100円〜/万通貨)で手数料が大きく上がるため、他社のほうが有利なケースが多い |
| デイトレード(都度決済) | 有利 | 毎回ポジションをリセットすればランク1を維持しやすい |
| スイング(長期保有+積み増し) | 要注意 | ポジション積み増しで合計数量が増え、ランクが上がりやすい |
実質コストの換算方法
建玉連動手数料は「円」で表示されますが、スプレッドと比較するには「銭」に換算すると便利です。
- 手数料40円 / 1万通貨 = 実質0.4銭のスプレッド相当(ランク2)
- 手数料100円 / 1万通貨 = 実質1.0銭のスプレッド相当(ランク3)
例えば、他社のUSD/JPYスプレッドが0.2銭(原則固定・例外あり)の場合、FXTFのランク2(40円/万通貨=0.4銭相当)はやや割高に見えます。
ただし、FXTFは片道課金(新規のみ)、スプレッドは往復で発生する点に注意してください。スプレッド0.2銭は往復で0.2銭かかるのに対し、FXTFの手数料は新規時のみ0.4銭相当なので、往復ベースで見ると差は縮まります。
ゼロスプレッドの適用時間帯に注意
建玉連動手数料を正しく理解するには、ゼロスプレッドの適用時間帯もセットで把握する必要があります。
FXの場合、AM3:00〜AM9:00の早朝時間帯はスプレッドが発生するため、その時間に取引すると「スプレッド+建玉連動手数料」の二重コストになります。
デイトレード中心の方は、ゼロスプレッド適用時間帯に取引を集中させるのが効率的です。
ゼロスプレッドの詳細な適用条件については、FXTFのゼロスプレッド解説記事もあわせてご確認ください。
キャッシュバックキャンペーンで手数料を取り戻す
FXTFでは、建玉連動手数料のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
キャンペーン概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年2月4日〜3月31日 |
| 対象 | FX・商品CFD・暗号資産CFD全銘柄 |
| 還元率 | 入出金差額に応じたランクで最大20%キャッシュバック |
| 条件 | エントリー必須、入出金差額10万円以上 |
キャンペーン期間中の入出金差額(入金合計 − 出金合計)に応じてランクが決まり、そのランクに応じた還元率が支払済み手数料に適用されます。
3月2日の手数料改定でランク2以上のコストが上がったため、キャッシュバックの活用がより重要になっています。キャンペーンは期間限定のため、最新の条件はFXTF公式サイトで確認してください。
\ 世界標準のMT4に対応!スプレッド極小!スキャルピングも公認 /
FXTFの建玉連動手数料で損しないためのチェックリスト
取引を始める前に、以下の項目を確認しましょう。
- 自分のメイン通貨ペアの「手数料0円の上限数量」を把握したか
- 1回あたりの取引数量がランク1(手数料0円)に収まるか確認したか
- ポジションを積み増す場合、合計数量でランクが上がることを理解したか
- ゼロスプレッドの適用時間帯(FXはAM9:00〜翌AM3:00)を把握したか
- 適用時間外はスプレッド+手数料の二重コストになることを理解したか
- 2026年3月2日の手数料改定後の最新ランク表を確認したか
- キャッシュバックキャンペーンのエントリー条件を確認したか
- 手数料は新規注文時のみ(片道)であることを理解したか
- FXTF公式の建玉連動手数料ページで最新のランク表を確認したか
ランクの境界や手数料額は市場動向により変更される場合があります。実際に2026年3月2日にも改定が行われました。
取引開始前に、必ず公式サイトで最新の手数料表をチェックしてください。
FXTFの建玉連動手数料に関するよくある質問
- 建玉連動手数料は決済時にもかかりますか?
-
かかりません。 手数料が発生するのは新規注文の約定時のみです。決済取引に対する手数料は0円です。他社のスプレッドが売買の「往復」で発生するのに対し、FXTFの手数料は「片道」である点が大きな違いです。
- FXTF GXとFXTF MT4で手数料は違いますか?
-
建玉連動手数料は、FXTF GX・FXTF MT4の両方に同じ条件で適用されます。以前のMT4で別途かかっていたEA/スクリプト取引手数料は、ゼロスプレッド導入に伴い撤廃されました。
- 両建て(買いと売りを同時に保有)した場合、手数料はどうなりますか?
-
建玉連動手数料のランクは、銘柄・売買種別ごとに判定されます。USD/JPYの買い5万通貨を保有中にUSD/JPYの売り1万通貨を新規で建てる場合、売りポジションは単独で判定されるためランク1(手数料0円)が適用されます。買い側のランクには影響しません。
- 1万通貨ずつ複数回に分けて注文すれば、ずっと手数料0円ですか?
-
ポジションを決済してから次の注文を出す場合は、毎回ランク1が適用されます。しかし、ポジションを決済せずに同方向で積み増す場合は、保有分と新規分の合計でランクが判定されます。例えば、1万通貨の買いを保有中に1万通貨の買いを追加すると、合計2万通貨でランク2が適用され、追加分に手数料が発生します。
- 建玉連動手数料は今後変更される可能性がありますか?
-
あります。 FXTF公式サイトには「市場動向を鑑みて変更される場合がある」と明記されています。実際に2026年3月2日にも全サービスの手数料が改定されました。手数料額やランクの境界が変わる可能性があるため、取引前に公式の建玉連動手数料ページで最新情報を確認する習慣をつけてください。
- 他社のスプレッド方式とどちらが安いですか?
-
取引数量によります。 1万通貨以下ならFXTFが圧倒的に有利です(実質コスト0円)。1万〜25万通貨ではランク2(USD/JPYで40円/万通貨=0.4銭相当)ですが、片道課金なので往復コストで見ると他社スプレッドと大きな差はありません。25万通貨を超えるとランク3以上(100円〜/万通貨)が適用され、他社のほうが有利になるケースが増えます。自分の取引量で試算してから判断しましょう。
- 2026年3月2日の改定で何が変わりましたか?
-
FX・商品CFD・暗号資産CFDの全サービスで建玉連動手数料が引き上げられました。USD/JPYの場合、ランク2が旧20円→40円、ランク3が旧40円→100円に変更されています。ランク1(手数料0円)の範囲は変わっていないため、1万通貨以下の少額取引には影響ありません。詳細はFXTF公式のお知らせをご確認ください。
FX取引は元本保証がなく、為替変動やレバレッジにより預託証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。取引条件・手数料・スプレッド・キャンペーン等は変更される場合があるため、最新情報は必ず各社公式サイトおよび契約締結前交付書面でご確認ください。
まとめ:自分の取引量を把握して、FXTFのコスト優位性を判断しよう
FXTFの建玉連動手数料のポイントを改めて整理します。
- 主要5通貨ペアは1万通貨以下で手数料0円(スプレッドもゼロ、実質コスト完全無料)
- 新規注文の片道のみ課金(決済手数料は無料)
- ポジション合計数量が増えるほどランクが上がり、手数料単価が上昇する
- 1万〜25万通貨はランク2(USD/JPYで40円/万通貨 = 0.4銭相当)で片道課金を考慮すると他社と比較可能な水準
- 25万通貨超はランク3以上(100円〜/万通貨)で割高になりやすいため、大口取引ではコスト比較が必要
- キャッシュバックキャンペーンの活用で手数料の一部を回収できる
- 2026年3月2日に手数料改定あり。取引前に公式サイトで最新ランク表を確認する習慣が大切
少額取引やデイトレード中心の方にとって、FXTFのゼロスプレッド+建玉連動手数料は引き続き有利な仕組みです。
「手数料の仕組みは理解できた」という方は、FXTFの総合的な条件や向き不向きをFXTF総合レビュー記事で確認してみてください。口座開設の判断材料がそろいます。
\ 世界標準のMT4に対応!スプレッド極小!スキャルピングも公認 /


コメント