楽天ウォレットの評判|出庫停止の現状とポイント連携・手数料・安全性

楽天ウォレットは、楽天ポイントや楽天キャッシュと暗号資産をつなげられる、楽天グループの暗号資産交換業者です。ただし2026年10月31日時点では、暗号資産の出庫(外部への送金)を8月19日から止めており、楽天ポイント交換と楽天キャッシュチャージも10月27日から臨時メンテナンスで停止しています。

楽天市場のSPUを上げたい人や、少額の現物購入から始めたい人には候補になります。外部ウォレットへ送る予定がある人には、今は向きません。WOZ media(編集部)が、公式の取引概要・約款・お知らせと金融庁の登録一覧をもとに、2026年10月時点の条件を整理しました。

暗号資産は価格変動リスクがあります。本記事は投資助言を目的としたものではありません。手数料・取扱銘柄・キャンペーン等は変更されるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

この記事の目次

楽天ウォレットの総合評価

スクロールできます
項目評価説明
安全性5/10楽天グループ株式会社の100%子会社。日本円は楽天信託で信託保全し、顧客の暗号資産は全量コールドウォレットで保管。
一方で、2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止中。
取引手数料7/10現物の売買手数料は無料で、スプレッドは別にかかる。
証拠金取引所はMaker -0.01%・Taker 0%。
スプレッド
流動性
4/10現物は楽天ウォレットが提示する価格で売買する販売所形式のみで、スプレッドの数値は非公表。
証拠金取引所のBTC/JPYは、10月31日昼の公開APIで板の買値と売値の差が約0.05%。
取扱銘柄5/10現物14銘柄・証拠金9銘柄、重複を除いて16銘柄。
積立・ステーキング・貸暗号資産のサービスはない。
入出金3/10日本円の出金は1回300円。
暗号資産の出庫と出金口座の変更は停止中で、日本円の出金にも一時的な上限がある。
取引ツール6/102026年10月に現物と証拠金を1つにまとめた新アプリ「楽天ウォレット」を提供開始。
証拠金取引はウェブ版のTradingViewチャートとAPIに対応。
楽天ポイント
連携
6/10通常ポイントを100ポイントから暗号資産に交換でき、暗号資産から楽天キャッシュへのチャージも手数料無料。
どちらも10月27日から一時停止中。
レバレッジ
デリバ
6/10証拠金取引所は9銘柄・個人は最大2倍。
IFD・OCOなどの注文に対応し、建玉管理料は1日0.04%。
キャンペーン6/10新規口座開設と現物取引で、ビットコイン1,000円相当と500ポイントを受け取れる企画を、10月31日時点で実施中。
サポート5/10問い合わせはフォームとチャット。
電話は苦情等専用(平日10:00〜17:00)のみ。
総合評価53/100

楽天ウォレットの強みは、楽天ポイント・楽天キャッシュ・SPUと暗号資産を同じ楽天IDでつなげられる点です。証拠金取引所の手数料もMaker -0.01%・Taker 0%と低く、主要9銘柄を板で取引できます。

点数を下げたのは、出庫停止と日本円の出金上限が、再開時期の案内がないまま続いていることです。評価点は、2026年10月31日時点の公式情報をもとに編集部がつけました。

第三者の調査では、オリコン顧客満足度ランキングの暗号資産取引所部門で、現物取引が総合7位(66.2点、調査の回答者6,526人)、証拠金取引が総合3位(69.9点、同496人)です。(2026年10月31日時点の掲載)

楽天ウォレットの良い評判・メリット

楽天ポイント(通常ポイント)を100ポイントから暗号資産に交換できる

楽天ウォレットでは、楽天ポイントを1ポイント=1円相当として、現物で扱う14銘柄に交換できます。最低100ポイントからで、日本円と合わせて買う場合は100ポイント+100円以上の合計200円分からです。交換レートは原則として現物取引のレートと同じです。

使えるのは通常ポイントだけで、期間限定ポイント(SPUで得たポイントを含む)と、他社ポイントから交換した楽天ポイントは使えません。上限はダイヤモンド会員以外が1注文30,000ポイント・月100,000ポイント、ダイヤモンド会員が1注文50,000ポイント・月500,000ポイントです。月の上限には楽天グループの他のサービスで使った分も含まれます。

2026年10月24日(土)にスタッフのPixel 8で3,000ポイントをビットコインに交換したときは、アプリのホームから数量の入力画面まで4タップでした。確定の前に指紋でのパスキー認証が1回入り、操作は2分ほどです。交換に使えるポイントの欄には通常ポイントの残高だけが出て、期間限定ポイントは選べませんでした。

なお、ポイント交換は2026年10月27日から、セキュリティ強化のための臨時メンテナンスで停止しています。再開日は未定で、停止中はアプリに楽天ポイント残高が表示されません。公式のお知らせは、表示されないだけで保有ポイントが消えたわけではないと説明しています。

暗号資産を楽天キャッシュにチャージして買い物に使える

楽天キャッシュチャージは、保有する暗号資産を指定額だけ売却し、その代金を楽天キャッシュに入れる仕組みです。利用手数料は無料で、1回1,000円から、1回・1か月とも100,000円までチャージできます。対象は現物の14銘柄すべてです。

10月25日(日)に、前日ポイントで交換したビットコインから1,000円分をチャージしてみました。チャージ画面で銘柄と金額を選び、確認画面を経て確定するまで3画面で、指紋での認証を含めて1分ほどの操作です。

日本円で銀行へ出金すると1回300円かかるため、10万円を出金すると手数料は0.3%です。楽天キャッシュにチャージすれば、この300円はかかりません。

ただし売却時にはスプレッドがかかり、売却益が出れば課税の対象になります。チャージも10月27日から、ポイント交換と同じく停止中です。

月3万円以上の現物購入で楽天市場のSPUが+0.5倍

楽天ウォレットでその月に暗号資産の現物を合計30,000円以上買うと(ポイント交換を含む)、同じ月の楽天市場の買い物がポイント+0.5倍になります。エントリーは不要です。付与は翌月15日ごろで、ポイントは期間限定ポイントです。

+0.5倍は税抜200円ごとに1ポイントで、月の上限は1,000ポイントです。上限に届くのは楽天市場で税抜200,000円を買った月なので、月の買い物が税抜20万円未満なら、3万円の購入で得られるポイントはそれより少なくなります。SPUで得た期間限定ポイントは、暗号資産への交換には使えません。

楽天グループ100%子会社で、日本円は楽天信託で信託保全

運営会社の楽天ウォレット株式会社は、楽天グループ株式会社が株式の100%を持つ子会社です。暗号資産交換業(関東財務局長 第00015号)と第一種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第3190号)の登録を受けています。

預かった日本円は楽天信託の信託口座で分けて管理され、楽天ウォレットが破綻したときは受益者代理人の弁護士を通じて返還される仕組みです。顧客の暗号資産はすべてコールドウォレットで保管し、秘密鍵はマルチシグで管理しています。ただしイーサリアムはマルチシグの対象外だと公式ページに書かれています。

証拠金取引所はMaker -0.01%・Taker 0%で、APIも使える

証拠金取引所は利用者どうしが板で売買する形式で、全9銘柄でMaker -0.01%(手数料を受け取る)、Taker 0%です。0.1BTC(約121.7万円)を指値で約定させると、約122円を受け取る計算です。(10月31日12時13分のBTC/JPY売り気配12,166,804円で計算)

同じ時刻の公開APIでは、BTC/JPYの売り気配と買い気配の差は5,509円で、売り気配の約0.05%でした。REST・WebSocketのAPIは口座がなくても板やティッカーを取得でき、APIキーを作れば自動売買にも使えます。

マイナンバーカードと楽天IDで、口座開設の審査は最短10秒

口座開設は楽天会員IDでログインして申し込み、マイナンバーカードを読み取れば書類の提出なしで審査が最短10秒で終わります。公式の注記では、10秒はお客様情報を登録してから審査が終わるまでの時間です。マイナンバーカードがない人は、楽天銀行口座との連携でも開設できます。

楽天ウォレットの悪い評判・デメリット

2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止し、日本円の出金にも一時的な上限がある

楽天ウォレットは2026年8月19日のお知らせで、暗号資産の出庫(他の取引所やウォレットへの送金)を一時停止しました。10月31日時点でも再開時期は未定です。売買と入庫はできますが、買った暗号資産を外部へ移すことはできません。

8月21日からは日本円の出金上限も「当分の間」変更されています。変更後の上限額は公表されておらず、上限を超える出金はお問い合わせフォームで個別に相談する形です。出金先口座の変更機能も止まっています。

公式のお知らせは、これらの措置の理由を「セキュリティの点検および保護対策の強化」と説明しています。流出などの被害が起きたという告知はありません。(2026年10月31日時点)

現物は販売所形式だけで、スプレッドが実質のコストになる

現物取引は、楽天ウォレットが提示する価格で買う販売所形式だけで、現物の板取引はありません。売買手数料は無料ですが、提示価格には買値と売値の差(スプレッド)があり、これが実質のコストです。

スプレッドの数値は公表されておらず、公式は相場急変時に広がると説明しています。現物の注文は成行と条件付き成行だけで、指値で価格を決めて買うことはできません。購入前に、アプリの注文画面で買値と売値の差を確かめてください。

日本円の出金手数料が1回300円かかる

日本円の出金手数料は、楽天銀行への出金も含めて1回300円(税込)です。毎月1回出金すると年3,600円になります。日本円の出金が無料のGMOコインやSBI VCトレードと比べると、少額を何度も出金する使い方では差が大きくなります。

入金は楽天銀行からのリアルタイム入金なら無料で、1回1,000円からです。楽天銀行以外からの振込入金は、「マイナンバーカードで口座開設」か「らくらく本人確認」で口座を開いた人だけが使え、振込手数料は自己負担です。

取扱銘柄は16銘柄で、積立・ステーキングはない

取扱銘柄は現物14・証拠金9で、重複を除くと16銘柄です。ライトコイン(LTC)とテゾス(XTZ)は証拠金取引だけで扱い、現物では買えません。44銘柄のbitFlyerと比べると、選べるアルトコインは少なめです。

2026年10月時点で、公式サイトのサービス一覧には自動積立・ステーキング・貸暗号資産がありません。保有するだけで報酬を得たい人は、ETHなどのステーキングがあるGMOコインやbitFlyerを検討することになります。

週次メンテナンスの延長や臨時メンテナンスが続いている

定期の週次メンテナンスは毎週水曜14:00〜15:45で、その間は取引もログインもできません。2026年10月のお知らせには、週次メンテナンスの時間変更・延長と臨時メンテナンスの告知が6件ありました。10月28日の週次メンテナンスは、証拠金取引サービスだけ予定の18時30分を過ぎても延長されています。

水曜の午後に決済や損切りをする予定がある人は、事前にお知らせを確かめておくと取り逃しを防げます。

楽天ウォレットがおすすめな人の特徴

楽天ウォレットが合うのは、楽天のポイントやキャッシュとあわせて暗号資産を持ちたい人です。外部ウォレットへの送金やNFTの購入に使う予定がある人は、出庫が再開されるまで他社を使うほうが手続きが止まりません。

楽天の通常ポイントを少額から暗号資産に回したい人

楽天ポイントの通常ポイントを100ポイントから暗号資産に換えられるのは、楽天ウォレットの特徴です。現金を足さずにポイントだけで買えるので、値下がりしても家計の現金は減りません。交換は10月27日から停止中のため、再開のお知らせを待ってから始めることになります。

楽天市場で月に税抜20万円前後を買い、SPUの倍率を上げたい人

SPUの+0.5倍は、楽天市場の買い物が税抜20万円の月に上限の1,000ポイントに届きます。月3万円以上を暗号資産の現物で買う予定がもともとある人なら、条件を満たすための追加の出費はありません。ポイント目当てだけで3万円分を買うと、価格変動とスプレッドの負担がポイントを上回る月もあります。

BTCやETHなど主要銘柄を、板の指値で証拠金取引したい人

証拠金取引所はMaker -0.01%・Taker 0%で、IFD・OCO・IFD OCOの注文とAPIに対応しています。BTC・ETH・XRPなど9銘柄に絞って短期売買する人には、手数料の面で使いやすい条件です。建玉を翌日に持ち越すと1日0.04%の建玉管理料がかかるため、数日以内に決済する取引に向いています。

楽天ウォレットのキャンペーン特典情報

2026年10月31日時点で、楽天ウォレットの口座を持っていない楽天会員を対象に、次の2つの企画を同じページで実施しています。どちらもエントリーが必要で、ポイント交換で暗号資産を受け取った場合も取引の条件を満たします。

新規口座開設&お取引でビットコイン1,000円相当(アプリリニューアルキャンペーン)

エントリー・新規の現物口座申込・現物取引の3つを満たすと、ビットコイン1,000円相当がもらえます。取引は金額を問いません。

  • 第1弾:エントリー2026年10月15日10時〜11月2日9時59分、現物口座申込10月1日10時〜11月2日9時59分、取引12月1日6時54分まで。付与は12月末日予定
  • 第2弾(予定):エントリー11月2日10時〜11月16日9時59分、現物口座申込12月1日9時59分まで、取引2027年1月1日6時54分まで。付与は2027年1月末日予定
  • 対象:楽天会員で、楽天ウォレットの口座を持っていない人。付与時点で口座が解約済み・利用制限中の場合は対象外

※付与するビットコインの数量は、付与日6時54分の価格で計算されます。

新規口座開設&お取引で500ポイント(常設プログラム)

同じ3つの条件を各開催回の期間内に満たすと、楽天ポイント500ポイント(通常ポイント)がもらえます。毎月1回ずつ開催回が設けられ、1人1回までです。

  • 第70回:エントリー・口座申込2026年10月1日10時〜11月2日9時59分、取引12月1日6時54分まで。付与は12月下旬予定
  • 第71回:エントリー・口座申込11月2日10時〜12月1日9時59分、取引2027年1月1日6時54分まで。付与は2027年1月下旬予定
  • 対象:楽天会員で、楽天ウォレットの口座を持っていない人

※キャンペーンは予告なく変更・中止される場合があります。

楽天ウォレットの取引条件

取り扱い暗号資産(銘柄・入出金チェーン)

取り扱いは2026年10月時点で現物14銘柄・証拠金9銘柄、重複を除いて16銘柄です。現物と証拠金で扱う銘柄が違い、LTCとXTZは証拠金だけです。(楽天ウォレット「取引概要」)

スクロールできます
銘柄ティッカー現物(販売所)証拠金(取引所)証拠金の最小発注数量
ビットコインBTC◯◯0.01 BTC
イーサリアムETH◯◯0.1 ETH
ビットコインキャッシュBCH◯◯0.1 BCH
エックスアールピーXRP◯◯100 XRP
ステラルーメンXLM◯◯100 XLM
カルダノADA◯◯10 ADA
ポルカドットDOT◯◯1 DOT
ライトコインLTC–◯0.1 LTC
テゾスXTZ–◯10 XTZ

取引手数料

現物の売買手数料は無料で、コストはスプレッドです。証拠金取引所は板取引の手数料に加え、建玉を持ち越すと建玉管理料がかかります。

項目内容
売買手数料無料(スプレッドあり・数値は非公表)
注文方法成行、条件付き成行(指定価格に達したら成行で発注)
1回の取引額購入100円〜1億円(BTCの売却は0.0001〜6 BTC)
取引時間7:00〜翌6:55(毎週水曜14:00〜15:45はメンテナンス)
  • 試算は2026年10月31日12時13分のBTC/JPY売り気配12,166,804円を使い、価格が動かないと仮定して編集部が計算しました。30日持ち越すと、建玉管理料は評価額の約1.2%です。

入出金(日本円・暗号資産)

入金方法楽天銀行からのリアルタイム入金(1回1,000円から)
楽天銀行以外からの振込入金(マイナンバーカード・らくらく本人確認で開設した口座のみ)
入金手数料無料(振込入金の振込手数料は自己負担)
出金手数料1回300円(税込)
楽天キャッシュへのチャージは無料
出金の上限通常は1回・1日3,000万円、1日10回まで
2026年8月21日から一時的に上限を変更中(額は非公表)
反映時間入金:リアルタイム入金は即時、振込入金は数分
出金:依頼日から3銀行営業日以内
振替現物口座と証拠金口座の間は無料・即時

BTCの出庫手数料0.0004BTCは、10月31日昼の価格で約4,867円です。出庫が再開されても、少額のBTCを送る使い方では手数料の割合が大きくなります。

10月29日(木)の昼に楽天銀行から10,000円をリアルタイム入金したときは、金額を入れたあとに電話番号認証を求められました。登録した携帯電話から指定のフリーダイヤルへ発信し、アプリの入金画面に戻るまで約1分です。楽天銀行の画面で支払いを承認すると、数秒で日本円の残高に入金額が表示されました。

楽天ウォレットの取引ツール

スマホ取引アプリ

2026年10月14日にAndroid版、10月30日にiOS版の新アプリ「楽天ウォレット」が公開され、現物と証拠金を1つのアプリで取引できるようになりました。ログインにはパスキー(指紋・顔認証などを使う認証)が必須です。AIコンシェルジュと価格変動の通知機能も入っています。

iOS版が出た10月30日(金)の夜、スタッフのiPhone 15で旧アプリから新アプリに切り替えました。ログインしてメールの認証コードを入れ、Face IDでパスキーを登録するまで約4分です。2回目からはFace IDだけでログインでき、パスワードを入れる画面は出ませんでした。

旧アプリ(「暗号資産取引」「証拠金取引」)は2027年初頭に提供終了の予定です。App Storeの評価は、旧「暗号資産取引」アプリが4.26(10,068件)、旧「証拠金取引」アプリが2.67(46件)で、新アプリにはまだ評価がありません。(2026年10月31日時点)

パソコン(ブラウザ)取引ツール

パソコンで取引できるのは証拠金取引所のウェブ版で、新アプリへの統合後も使えます。チャートはTradingViewを使っています。現物の売買はアプリで行い、ウェブのマイページでは取引報告書の閲覧などができます。

API・外部ツール連携

APIは証拠金取引所だけで、現物のAPIはありません。認証が要らないPublic API(銘柄一覧・ローソク足・板・歩み値・ティッカー)と、注文・残高照会のPrivate APIがあり、リクエストは前回から200ミリ秒以上の間隔を空ける決まりです。

楽天ウォレットで口座開設(アカウント作成)する手順

口座開設には楽天会員IDと、マイナンバーカードか楽天銀行口座が必要です。マイナンバーカードでの手順は次の6ステップです。

  1. スマートフォンに「楽天ウォレット」アプリを入れ、新規口座開設ボタンを押す
  2. 楽天会員のメールアドレスとパスワードでログインする(このメールアドレスがログインIDになる)
  3. 楽天ウォレット用のパスワードと電話番号を登録し、規約を確認する
  4. メールで届く認証コードで確認し、パスキーを設定する
  5. マイナンバーカードの暗証番号(6〜16桁)を入れてカードを読み取り、本人確認を申請する
  6. お客様情報を登録して申込を完了する(審査は最短10秒)

2026年10月20日(火)の21時ごろ、編集部のスタッフがPixel 8で申し込んだときは、アプリを入れてから申込完了まで約15分かかりました。マイナンバーカードの読み取りは、カードを端末背面の中央より上に当て直すまでに1回失敗しています。お客様情報を登録してから審査完了の画面が出るまでは約40秒でした。

2026年10月28日から、日本円の入金・出金と暗号資産の出庫には、登録した電話番号から指定のフリーダイヤルへ発信する電話番号認証が加わりました。電話番号を変えると本人確認をやり直すため、登録する番号はふだん使うものにしてください。

楽天ウォレットの基本情報(運営会社・安全対策)

カスタマーサポート

サポート形式対応時間問い合わせ先
お問い合わせフォーム受付は随時(回答時間の公表なし)公式サイト
チャット公表なし公式サイト「チャットで質問する」
苦情等専用電話平日 10:00〜17:00050-5444-9840

楽天銀行以外の口座から振込入金できるかを10月21日(水)の11時ごろにお問い合わせフォームで尋ねたところ、翌22日(木)の16時台にメールで回答が届きました。内容は公式FAQと同じで、マイナンバーカードか「らくらく本人確認」で開設した口座なら使え、振込手数料は自己負担という案内です。

資産管理・セキュリティ

  • 預かった日本円は楽天信託の信託口座で分別管理(信託財産は楽天銀行の無利息型預金で管理)
  • 顧客の暗号資産はすべてコールドウォレットで保管し、ETHを除く秘密鍵はマルチシグで管理。管理はセコムのグループ会社と提携
  • ログイン・日本円の出金・暗号資産の出庫・楽天キャッシュチャージで二要素認証が必須。新アプリはパスキー必須
  • 情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001(ISMS)の認証を取得(認証登録番号 IS 510581)
  • 流出が起きて暗号資産を返せない場合は、原則として同じ種類・同じ量の暗号資産で返し、調達できないときは日本円で返す方針

行政処分では、前身のみんなのビットコイン株式会社が2018年4月25日に関東財務局から業務改善命令を受けています。理由は、経営管理やマネー・ローンダリング対策、システムリスク管理の態勢が不十分だったことです。2019年3月8日に今の商号へ変わり、同年3月25日に暗号資産交換業の登録を受けました。

運営会社情報

会社名:楽天ウォレット株式会社(旧商号:みんなのビットコイン株式会社)
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山二丁目6番21号 楽天クリムゾンハウス青山
設立:2016年12月15日
代表取締役社長:大塚 年比古
資本金:18億5,000万円
株主:楽天グループ株式会社(100%)
登録:暗号資産交換業 関東財務局長 第00015号 / 第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3190号 / 電子決済等代行業 関東財務局長(電代)第48号
加入協会:一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA、会員番号1018。暗号資産交換業・暗号資産デリバティブ取引業)

楽天ウォレットと他の暗号資産取引所を比較

主要な取引所と比べると、楽天ウォレットは銘柄数と出金コストで見劣りし、現物の板取引もありません。楽天ポイントとの連携以外で選ぶ理由は、証拠金取引所の手数料の低さです。

スクロールできます
取引所販売所/取引所取扱銘柄数取引所の手数料
(Maker/Taker)
日本円出金手数料BTC送金手数料レバレッジステーキング
楽天ウォレット販売所のみ(板は証拠金のみ)16証拠金:-0.01%/0%300円0.0004 BTC(出庫停止中)9銘柄・最大2倍なし
bitFlyer両方440.01〜0.15%220〜770円0.0004 BTCCrypto CFD(BTCのみ)ETH
コインチェック両方38(11月2日から36)BTCなど0%(一部0.05%/0.1%)407円0.0005〜0.016 BTC(変動制)BTC・ETH・XRP・最大2倍ETH
GMOコイン両方23-0.01〜-0.03%/0.05〜0.09%無料(大口は400円)無料取引所14銘柄・暗号資産FX12銘柄6銘柄
SBI VCトレード両方32-0.01%/0.05%無料無料最大2倍14銘柄

※2026年10月31日時点で各社の公式サイトで確認。楽天ウォレットの銘柄数は現物14・証拠金9の重複を除いた数です。

送金やステーキングまで1社で済ませたいなら、送付手数料が無料でステーキング6銘柄のGMOコインの評判が参考になります。銘柄数を重視するならbitFlyerの評判、アプリで少額の現物を買うならコインチェックの評判で条件を比べられます。

暗号資産取引で確定申告が必要になる条件

暗号資産の利益は原則として総合課税の雑所得です。給与所得者は、給与・退職所得以外の所得の合計が年20万円を超えると確定申告が必要です。(国税庁 No.1900)

楽天ウォレットで取引した人が押さえておく点は、次の3つです。

楽天キャッシュチャージも暗号資産の売却として扱われる

楽天キャッシュチャージは、暗号資産を売ってその代金をチャージする仕組みです。公式FAQのとおり、売却益が出れば課税の対象になり、チャージそのものには課税されません。

年間の書面は現物と証拠金で別々に電子交付される

現物は「取引残高報告書(年次)」と確定申告用CSVをマイページの「PDF閲覧・CSV作成」から、証拠金取引所は「年間損益報告書」とCSVを証拠金取引所ウェブの「帳票」から取得します。どちらも電子交付だけで、損益の計算は利用者自身が行います。

アプリの「確定申告情報(概算)」はそのまま申告に使えない

アプリでは現物取引の運用実績の概算を見られますが、公式は申告にそのまま引用できないとしています。他社の口座でも取引している人は、すべての取引履歴を集めて合算します。

楽天ウォレットに関するQ&A

楽天ウォレットは誰でも口座開設できますか?

総合取引約款(2026年10月14日改定)の口座開設基準は、日本に住む満20歳以上満75歳未満の個人と、国内に登記のある法人です。個人は楽天会員IDが必要で、本人確認はマイナンバーカードか楽天銀行口座の連携で行います。

楽天ポイントは今も暗号資産に交換できますか?

2026年10月27日から臨時メンテナンスで停止しており、10月31日時点で再開日は決まっていません。再開後は通常ポイントを100ポイントから1ポイント=1円相当で交換でき、ダイヤモンド会員以外は1注文30,000ポイント・月100,000ポイントが上限です。

楽天ウォレットから他の取引所やウォレットへ送金できますか?

2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止しているため、10月31日時点では送金できません。入庫と売買はできます。再開時期は公式サイトのお知らせで案内される予定です。

楽天ウォレットの手数料はいくらですか?

口座開設・口座管理・現物の売買・入金は無料で、日本円の出金は1回300円です。現物はスプレッドが実質のコストになります。証拠金取引所はMaker -0.01%・Taker 0%で、建玉を持ち越すと1日0.04%の建玉管理料がかかります。

現物取引と証拠金取引は何が違いますか?

現物取引は楽天ウォレットが示す価格で暗号資産そのものを売買し、ポイント交換・楽天キャッシュチャージ・SPUの対象になります。証拠金取引は利用者どうしが板で売買し、個人は最大2倍のレバレッジで売りからも入れます。証拠金を上回る損失が出ることもあります。

楽天キャッシュにチャージすると税金はかかりますか?

チャージの際に暗号資産を売却するため、買ったときより高く売れた分は雑所得として課税の対象です。チャージした金額そのものには課税されません。チャージは10月27日から停止中です。

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この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

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