S.BLOX(エスブロックス)は、ソニーグループのS.BLOX株式会社が運営する販売所専用の暗号資産取引サービスです。2025年1月14日に旧サービス名「WhaleFin(ホエールフィン)」から名称を変え、運営会社も旧社名はAmber Japan、さらに前はディーカレットでした。
評価を分けるのはスプレッドです。2026年10月31日に公式の売買価格から計算すると、ビットコインとイーサリアムは約1.2%と販売所としては狭く、残る6銘柄は約5〜7%でした。取扱いは8銘柄だけで、板取引・積立・ステーキングはありません。
ビットコインとイーサリアムを販売所で売買するだけなら候補になり、アルトコインを多く扱いたい人や指値で取引したい人には向きません。WOZ media(編集部)が、公式の手数料表・取引ルール・契約締結前交付書面・ヘルプセンター(2026年10月時点)をもとに整理しました。
S.BLOXの総合評価
| 項目 | 評価 | 説明 |
|---|---|---|
| 安全性 | 7/10 | ソニーグループ株式会社の100%子会社が株主。 日本円は楽天信託に信託、預かった暗号資産は全量をコールドウォレットで保管。 関東財務局の行政処分一覧に同社・旧社名の掲載なし。 |
| 取引手数料 | 7/10 | 取引手数料・入金手数料は無料。 販売所だけなので、売値と買値の差(スプレッド)が実質のコスト。 |
| スプレッド 流動性 | 6/10 | 2026年10月31日13時26分の公式価格で計算すると、BTC・ETHは約1.2%。 XRP・LTC・BCH・TRX・ADA・NIGHTは約5.1〜6.8%。 |
| 取扱銘柄 | 3/10 | 取扱いはBTC・ETH・XRP・LTC・BCH・TRX・ADA・NIGHTの8銘柄。 NIGHTは2026年8月24日に国内で初めて取扱いを開始。 |
| 入出金 | 5/10 | 振込入金は無料・1円から。日本円出金は330円で翌金融機関営業日。 BTC送付は0.0004 BTC。bitFlyer・コインチェック宛には直接送れない。 |
| 取引ツール | 4/10 | ウェブ版とiOS・Android向けアプリを提供。 注文は成行のみで、2026年10月に確認画面を省く「プロモード」を追加。API提供なし。 |
| サービス | 2/10 | ステーキング・積立・貸暗号資産・クレジットカード購入はなし。 売買と入出金・送受に絞ったサービス。 |
| レバレッジ デリバ | 0/10 | レバレッジ取引・先物は提供なし。現物の相対取引のみ。 |
| キャンペーン | 4/10 | 期間限定キャンペーンは2026年10月31日時点で開催なし。 NURO 光の利用者向けに最大2,000円相当のBTC特典あり。 |
| サポート | 4/10 | 問い合わせはフォーム(メール回答)で、回答は平日9:00〜17:00。 電話窓口はなし。 |
| 総合評価 | 42/100 |
S.BLOXはソニーグループの資本と、BTC・ETHの狭めのスプレッドが強みの販売所です。総合点が低いのは、銘柄・注文方法・運用サービスの少なさを点数に反映したためで、安全面の評価が低いわけではありません。
一方で、XRPなど6銘柄はスプレッドが約5%以上あり、日本円の出金は1回330円かかります。BTC・ETH以外を頻繁に売買するなら、板取引のある取引所のほうがコストを抑えられます。
S.BLOXの良い評判・メリット
ソニーグループ100%出資の会社が運営し、日本円は信託・暗号資産は全量コールドで保管
S.BLOX株式会社の株主はソニーグループ株式会社の100%子会社であるソニー・オンチェーンテクノロジーズ株式会社です。公式サイトは、同社が2023年に買収し、ソニーグループの事業と連携していく方針を示しています。
契約締結前交付書面によると、預かった日本円は楽天信託株式会社に信託して分別管理しています。暗号資産は全量をインターネットから切り離したお客様用のコールドウォレットで保管します。コールドからホットウォレットへ移すときは、複数部署の承認が必要です。
グループ内の連携として2026年10月時点で公式に確認できたのは、NURO 光の利用者向けの口座開設特典です。ソニー銀行との入出金連携などの案内は、公式サイトとヘルプセンターにはありません。
BTC・ETHのスプレッドは約1.2%(2026年10月31日の計算値)
販売所の購入価格と売却価格の差(スプレッド)は、BTCで買値の約1.2%でした。2026年10月31日13時26分に、S.BLOXの販売所ページに出ている売・買の価格から編集部が計算した値です。ETHも約1.2%でした。
同じ日に各社の公式価格から計算した販売所のBTCスプレッドは、GMOコインが買値の約4.8%(11時39分)、SBI VCトレードが約6.2%(12時09分)でした。時刻は違いますが、販売所どうしで比べるとS.BLOXのBTCは狭い水準です。
スプレッドは相場や注文数量で変わり、急変時には広がります。ある時点の値として読み、注文前には画面の購入・売却価格を確かめてください。
取引手数料・入金手数料が無料で、BTCは約120円から買える
販売所の取引手数料と日本円の入金手数料は無料で、自己負担は振込元の銀行の振込手数料だけです。入金は1円から、上限なしで受け付けています。
BTCの最小注文数量は2026年3月5日に0.00001 BTCへ引き下げられました。10月31日13時26分の購入価格12,233,057円で計算すると、約122円から買えます。ETHは0.001 ETH(約355円)から注文できます。
NIGHT(ナイト)を国内で初めて取り扱った
S.BLOXは2026年8月24日、プライバシーに特化したブロックチェーン「Midnight」のトークンNIGHTを販売所で扱い始めました。公式のお知らせでは、財務局に登録された暗号資産交換業者で初めての取扱いです。
扱うのはCardanoネットワーク上で発行されたNIGHT(cNIGHT)で、送付・受取もCardanoネットワークだけです。Midnightネットワーク上のNIGHTを送ると残高に反映されないため、送付元の設定に気をつけてください。
S.BLOXの悪い評判・デメリット
販売所のみで板取引・指値注文がない
S.BLOXの取引は、同社が相手になる販売所(相対取引)だけです。ユーザー同士で売買する取引所(板取引)はなく、注文は成行のみで、指値・逆指値は使えません。
取引ルールでは、注文の訂正・取消もできません。2026年10月に追加された「プロモード」は確認画面を省いてすぐ約定する機能なので、誤操作の注文も有効になる点に注意してください。
取扱いは8銘柄で、BTC・ETH以外のスプレッドは約5〜7%
取扱いはBTC・ETH・XRP・LTC・BCH・TRX・ADA・NIGHTの8銘柄です。2025年10月29日にはONT・QTUM・DAI・FLRの取扱いを、流動性不足を理由に終了しました。
2026年10月31日13時26分の計算では、XRP・LTC・BCH・ADA・NIGHTのスプレッドは約5.1〜5.4%、TRXは約6.8%でした。XRPを10万円分買ってすぐ売ると、約5,000円減る計算です。BTCなら同じ条件で約1,200円にとどまります。
日本円の出金は330円、BTC送付は0.0004 BTCで、送れない国内交換業者がある
日本円の出金は1回330円(税込)で、1日2回・1,000円からです。16時までの申請は翌金融機関営業日に振り込まれ、即時出金には対応していません。
BTCの送付手数料は0.0004 BTCで、10月31日13時26分の売却価格で換算すると約4,835円です。少額のBTCを外部ウォレットへ移すと、手数料の割合が大きくなります。
送付先の制限もあります。S.BLOXはトラベルルール(送付元・送付先の情報通知)にSygna Hubを使っており、これに対応していない国内の交換業者へは送れません。
ヘルプセンターで直接送れないとされているのは、bitFlyer・コインチェック・Crypto Garage・Binance Japanです。bitbank・GMOコイン・SBI VCトレードなど14社と、個人のウォレットには送れます。
ステーキング・積立・レバレッジ取引がない
S.BLOXにはステーキング、自動積立、貸暗号資産、レバレッジ取引がありません。クレジットカードでの購入にも対応していません。
持っている暗号資産で報酬を得たい人や、毎月一定額を自動で買いたい人は、ステーキングや積立のある取引所を選んでください。
電話窓口がなく、問い合わせの回答は平日9:00〜17:00
問い合わせはフォームで受け付け、メールで回答します。回答は平日(年末年始を除く)9:00〜17:00に順次行われ、システム障害時も含めて電話窓口はありません。
2026年10月31日時点のアプリ評価は、App Storeが3.4(9件)、Google Playが2.0(5件)でした。件数が少ないため、評価の高低を判断するには材料が足りません。
S.BLOXがおすすめな人の特徴
BTC・ETHを販売所で、成行で売買できれば十分な人
BTC・ETHのスプレッドが約1.2%なので、販売所の操作だけで売買したい人に向いています。板取引の指値に慣れていない人でも、金額か数量を入れるだけで注文できます。
NURO 光を使っていて、特典つきで始めたい人
NURO 光の個人契約者がアカウント登録時に契約番号を入れて2026年10月1日以降に初めて口座を開くと、最大2,000円相当のBTCを受け取れます。条件はキャンペーン特典情報の節にまとめました。
運営会社の資本と資産の管理方法を重視する人
ソニーグループの100%子会社が株主で、日本円の信託先(楽天信託)と暗号資産の保管方法(全量コールド)が公式資料に書かれています。取引の機能より、運営元と管理方法を確かめてから始めたい人に合います。
反対に、BTC・ETH以外を売買したい人、指値やレバレッジを使いたい人、bitFlyerやコインチェックとの間で暗号資産を直接動かしたい人には向きません。
S.BLOXのキャンペーン特典情報
NURO 光の利用者は新規口座開設と継続利用で最大2,000円相当のBTC
S.BLOXの公式サイトで「現在開催中の特典」として案内されているのが、ソニーネットワークコミュニケーションズのNURO 光の利用者向け特典です。NURO側の特典ページ(S.BLOX提供)の条件は次のとおりです。
- 対象:NURO 光(全プラン)の個人契約者で、2026年10月1日以降にS.BLOXで初めて口座を開設する人(終了日の記載なし。予告なく終了・変更の場合あり)
- 条件:アカウント登録画面の「NURO光会員の方」に契約番号(お客さま番号)を入力する。登録後の追加・修正はできない
- 特典:口座開設の翌月中に1,000円相当のBTC、さらに3か月ごとの継続利用で250円相当のBTCを最大4回(合計最大2,000円相当)
※1人1回限りで、口座の再開設は対象外です。付与されたBTCが最小注文数量(0.00001 BTC)に届かない場合、その数量だけでは売却できません。
期間限定キャンペーンは開催なし(2026年10月時点)
公式のキャンペーン一覧では、2026年10月31日時点で「現在開催中のキャンペーンはございません」と表示されています。新しい銘柄の取扱い開始に合わせて記念キャンペーンを開いてきたので、口座開設の前に一覧を確かめてください。
S.BLOXの取引条件
取り扱い暗号資産(銘柄・入出金チェーン)
取扱いは2026年10月時点で8銘柄で、すべて販売所で売買でき、外部との送付・受取にも対応しています。
| 銘柄 | ティッカー | 最小注文数量 | 最大注文数量(1回) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ビットコイン | BTC | 0.00001 BTC | 2 BTC | スプレッド約1.2%(10月31日の計算値) |
| イーサリアム | ETH | 0.001 ETH | 100 ETH | スプレッド約1.2%(同) |
| エックスアールピー | XRP | 5 XRP | 10,000 XRP | 受取時は宛先タグが必要 |
| ライトコイン | LTC | 0.1 LTC | 1,000 LTC | BTCの仕組みをもとにした決済向けの暗号資産 |
| ビットコインキャッシュ | BCH | 0.01 BCH | 300 BCH | BTCから分岐した暗号資産 |
| トロン | TRX | 10 TRX | 25,000 TRX | 2025年9月に取扱い開始 |
| カルダノ | ADA | 1 ADA | 25,000 ADA | 2026年8月24日に取扱い開始 |
| ナイト | NIGHT | 1 NIGHT | 250,000 NIGHT | 2026年8月24日に国内初の取扱い。Cardano上のcNIGHT |
取引手数料
取引手数料は無料で、コストは販売所のスプレッドだけです。スプレッドは銘柄で約1.2%と約5〜7%に分かれます。(S.BLOX公式の手数料ページ)
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 取引手数料 | 無料(購入価格と売却価格の差=スプレッドを負担) |
| 取引形式 | S.BLOXが相手になる相対取引(販売所) |
| 注文タイプ | 成行注文のみ。訂正・取消は不可 |
| スリッページ | 発生しない(注文時に提示された価格で約定) |
| 取引時間 | 24時間365日(メンテナンス時を除く) |
- スプレッド率は2026年10月31日13時26分に公式の販売所ページで表示された売却・購入価格から、差額÷仲値で編集部が計算しました。相場状況や注文数量で変わります。
入出金(日本円・暗号資産)
| 入金方法 | 銀行振込のみ(ログイン後の「日本円入金」に出るお客様専用の振込口座へ) |
|---|---|
| 入金手数料 | 無料 振込元の銀行の振込手数料は自己負担 |
| 入金額 | 1回1円から、上限なし |
| 入金の反映 | モアタイムシステム対応の銀行なら即時 本人名義以外からの振込は反映されない |
| 出金手数料 | 330円/回(税込) |
| 出金額・回数 | 1回1,000円から、24時間で1,000万円まで、1日2回まで |
| 出金の所要時間 | 16時までの申請は翌金融機関営業日に振込 16時以降・土日祝の申請は翌金融機関営業日の受付 |
スタッフの口座が開設された2026年9月15日(火)の16時40分に住信SBIネット銀行から1万円を振り込むと、約1分後にアプリの日本円残高へ反映されました。振込先はアプリ下部の「日本円入金」に出る専用口座で、振込名義は本人の氏名のまま、番号などを書き足す必要はありませんでした。
S.BLOXの取引ツール
スマホ取引アプリ
スマホアプリは2025年3月31日に提供が始まり、iOS(15.0以上)とAndroidに対応しています。売買、日本円の入金、暗号資産の受取、SMS認証の設定、問い合わせまでアプリで操作できます。
2026年10月14日には、買値と売値を1画面で見ながら確認画面を省いて注文できる「プロモード」が加わりました。使うには最新版への更新が必要です。年間取引報告書などの帳票はアプリでは見られず、パソコンでログインして取得します。
10月20日(火)にスタッフのPixel 8で試したときは、アプリを更新してから販売所画面でBTCを選び、通貨紹介画面の右上にある切替ボタンをオンにしました。注意事項を読んで「有効にする」を押すまで3タップで、オフにして入れ直すと注意事項がもう一度表示されます。
パソコン(ブラウザ)取引ツール
ウェブ版の販売所画面には、1分足から週足までのチャートと、売却・購入価格、注文欄が並びます。価格とチャートはログインしなくても見られます。
注文は成行だけで、テクニカル指標や描画ツールを使った分析向けの機能は案内されていません。チャート分析をしながら売買したいなら、別のツールと併用することになります。
API・外部ツール連携
2026年10月時点で、取引用APIは提供されていません。公式サイトとヘルプセンターにも案内がないため、自動売買をしたい場合はAPIを公開している取引所を使うことになります。
S.BLOXで口座開設(アカウント作成)する手順
公式の案内では、アカウント登録から口座開設完了までが5ステップです。スマホで書類を撮影する「かんたん本人確認」なら最短で申込みの翌日に完了し、はがきで本人確認する方法は郵送のぶん数日かかります。
- S.BLOXのウェブサイトかアプリで「アカウント登録」を選び、メールアドレスとパスワードを入力
- 利用規約・契約締結前交付書面・プライバシーポリシーに同意し、メールに届いた認証コードを入力
- SMS認証を設定(本人確認の前に必要)
- お客様情報を入力し、本人確認書類を提出(かんたん本人確認は運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど1点)
- 審査の結果をメールで受け取る(はがきの場合は、届いた口座開設コードを入力して完了)
- お客様専用の振込口座へ日本円を入金し、販売所で売買
編集部のスタッフが2026年9月14日(月)の21時ごろにWindows 11のパソコンで申し込んだときは、SMS認証を済ませるまで本人確認の画面に進めませんでした。かんたん本人確認はスマホのカメラで撮影するため、画面のQRコードをiPhone 15で読み取って続けています。
運転免許証は表面の撮影で照明が反射し、1回撮り直しました。書類と顔の撮影は約8分で終わり、審査完了のメールは翌15日(火)の15時過ぎに届いています。
申し込めるのは、日本に住む満18歳以上満75歳未満の人です。米国籍・米国納税義務者や外国の重要な公人は対象外で、外国籍の場合は日本入国後6か月以上たっている必要があります。口座は1人1つまでです。
S.BLOXの基本情報(運営会社・安全対策)
カスタマーサポート
| サポート形式 | 対応時間 | 問い合わせ先 |
|---|---|---|
| 問い合わせフォーム(メール回答) | 受付は随時、回答は平日(年末年始を除く)9:00〜17:00に順次 | ヘルプセンター・アプリのメニュー |
| 電話 | なし(システム障害時の電話注文もなし) | – |
| ヘルプセンター(FAQ) | 24時間閲覧可能 | support.sblox.jp |
10月2日(金)の20時15分に、アプリのメニューの「お問い合わせ」から機種変更時のGoogle認証の移し方を尋ねると、回答メールは週明けの10月5日(月)10時台に届きました。回答の要旨はヘルプセンターの案内と同じで、登録時に控えたQRコードかセットアップキーで新しい端末に登録し直す方法でした。
資産管理・セキュリティ
- 預かった日本円は楽天信託株式会社に信託して分別管理
- 預かった暗号資産は全量をインターネットから隔離したコールドウォレットで保管
- コールドからホットウォレットへの移動は複数名で監視し、複数部署の承認が必要
- 二段階認証(SMS認証・Google認証システム)に対応
- 暗号資産が失われた場合は、同種の暗号資産か、ほかの暗号資産・金銭で払い戻す方針を契約締結前交付書面で公表
Google認証は口座開設の翌日、9月16日(水)にウェブ版マイページの「セキュリティ」から設定しました。Google AuthenticatorでQRコードを読み取ったあと、6桁のコードに加えてメールとSMSに届いた認証コードも入れるため、完了まで約6分かかっています。設定後は、ログインのたびにGoogle認証のコードを求められるようになりました。
分別管理された資産は投資者保護基金の補償の対象外で、会社が破綻したときに資産が足りなければ全額は戻らないと、契約締結前交付書面に書かれています。行政処分については関東財務局の行政処分一覧にS.BLOXと旧社名(ディーカレット・Amber Japan)の掲載はありません。(2026年10月31日確認)
運営会社情報
会社名:S.BLOX株式会社
所在地:東京都港区港南二丁目5番10号
設立:2018年1月10日
資本金:4億5,000万円
株主:ソニー・オンチェーンテクノロジーズ株式会社(ソニーグループ株式会社の100%子会社)
登録:暗号資産交換業 関東財務局長 第00016号(2019年3月25日登録)
加入協会:一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA、事業会員・会員番号1019)
旧商号:株式会社ディーカレット(2022年9月26日まで)、Amber Japan株式会社(2024年7月2日まで)
サービス名の変遷:ディーカレット(2019年3月〜2022年8月)、WhaleFin(2022年9月〜2024年12月)、S.BLOX(2025年1月14日〜)
注文を受けたあとの価格変動に備えて、S.BLOXはB2C2 Overseas、SBI VCトレード、ビットトレードなどとカバー取引をしています。(契約締結前交付書面(現物等)、2026年10月15日改定版)
S.BLOXと他の暗号資産取引所を比較
大手3社と、販売所が中心の楽天ウォレットで比べると、S.BLOXは銘柄数と機能で見劣りし、BTC・ETHのスプレッドで対抗する位置づけです。
| 取引所 | 販売所/取引所 | 取扱銘柄数 | 取引手数料 | 日本円出金 | BTC送付 | レバレッジ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| S.BLOX | 販売所のみ | 8 | 無料(スプレッドあり) | 330円 | 0.0004 BTC | なし |
| bitFlyer | 両方 | 44 | Lightning現物 0.01〜0.15% | 220〜770円 | 0.0004 BTC | BTC-CFDのみ |
| コインチェック | 両方 | 36(板は25) | 板は多くの銘柄で0% | 407円 | 0.0005 BTC〜(変動制) | 最大2倍(BTC・ETH・XRP) |
| GMOコイン | 両方 | 23 | Maker -0.01〜-0.03%/Taker 0.05〜0.09% | 無料(大口は400円) | 無料 | 最大2倍 |
| 楽天ウォレット | 現物は販売所のみ(証拠金取引所あり) | 16(現物14) | 現物は無料(スプレッドあり) | 300円 | 0.0004 BTC(出庫は停止中) | 最大2倍(証拠金9銘柄) |
※2026年10月31日確認。コインチェックの銘柄数は11月2日のFLR・DAI廃止後の数です。楽天ウォレットの暗号資産出庫は2026年8月19日から停止しています。
銘柄数を重視するなら44銘柄のbitFlyer、アルトコインも板取引で売買したいならコインチェックやGMOコインが合います。楽天ポイントも使いたいなら楽天ウォレット、BTC・ETHを販売所で売買するだけならS.BLOXも候補です。
暗号資産取引で確定申告が必要になる条件
国税庁の案内では、暗号資産の売買益は原則として雑所得で、会社員なら給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。S.BLOXで申告に使う書類と注意点は次のとおりです。
- 会社員で、暗号資産などの所得が年20万円を超える場合
-
給与を1か所から受けている会社員は、給与・退職所得以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要です。S.BLOXでの損失は、株式のように翌年へ繰り越せません。
- 年間取引報告書はパソコンのマイページからCSVで取得
-
年間取引報告書はパソコンでログインしたマイページの左メニューからCSVでダウンロードします。スマホのブラウザとアプリでは見られません。2025年分は2026年1月29日に交付完了が告知されました。
10月6日(火)にWindows 11のパソコンで9月分の取引残高報告書(月次)を取得したときは、左メニューで報告書と期間を選んで「ダウンロード」を押すとCSVが保存されました。ログインから保存までは約2分で、年間取引報告書も同じメニューから選べます。
- 2024年以前(ディーカレット・WhaleFin時代)の取引がある場合
-
旧サービスの取引報告書はS.BLOXの画面では見られないため、カスタマーサポートに氏名・生年月日・住所・期間・種別を伝えて依頼します。2022年分はディーカレットとWhaleFinの2種類が発行されています。
- 特典やエアドロップでBTC・NIGHTを受け取った場合
-
NURO 光の特典BTCや、2026年9月25日に配布されたNIGHTのエアドロップも、受け取った分の扱いを含めて損益の整理が必要です。所得区分や評価額の判断に迷うときは、税務署か税理士に確認してください。
S.BLOXに関するQ&A
- WhaleFin(ホエールフィン)とS.BLOXは同じサービスですか?
-
同じ会社のサービスです。WhaleFinは2025年1月14日のリニューアルでS.BLOXに名前が変わり、WhaleFinのサイトは使えなくなりました。運営会社の旧社名はAmber Japan株式会社、その前は株式会社ディーカレットです。
- ソニー銀行など、ソニーグループのサービスと連携していますか?
-
2026年10月時点で公式に確認できる連携は、NURO 光の利用者向けの口座開設特典です。ソニー銀行との入出金連携の案内はなく、日本円の入金はお客様専用口座への銀行振込です。
- 誰でもS.BLOXで口座開設できますか?
-
日本に住む満18歳以上満75歳未満の人が対象で、未成年は親権者の同意があっても申し込めません。米国籍・米国納税義務者は対象外です。法人口座も開設できます。
- S.BLOXに取引所(板取引)はありますか?
-
ありません。S.BLOXが相手になる販売所だけで、注文は成行のみです。指値で売買したい場合は、板取引のある取引所を使ってください。
- S.BLOXで売買するとコストはいくらかかりますか?
-
取引手数料は無料で、スプレッドがコストです。2026年10月31日の計算では、BTCを10万円分買ってすぐ売ると約1,200円、XRPなら約5,000円減ります。日本円を出金するときは1回330円かかります。
- S.BLOXからbitFlyerやコインチェックに暗号資産を送れますか?
-
直接は送れません。S.BLOXが使うトラベルルール対応の仕組み(Sygna Hub)に、bitFlyer・コインチェックが対応していないためです。bitbank・GMOコイン・SBI VCトレードなどの対応業者と、個人のウォレットには送れます。

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