Zaif(ザイフ)の評判を公式情報で確かめると、強みは取引所(Orderbook trading)のメイカー手数料が全ペア0%であることです。XYM・XEM・MONAやZAIF・CICCなどは、日本円建てとBTC建ての両方の板で売買できます。弱みは販売所(かんたん売買)の価格差が大きく、レバレッジ取引ができず、2018年に旧運営会社で約70億円の不正流出があったことです。
流出した顧客の暗号資産は、事業を引き継いだ現在の運営会社が2018年11月までに補償しました。新規の口座開設は2026年10月13日からマイナンバーカードのICチップ読み取りだけになり、信用取引は2026年8月5日に廃止されています。
WOZ media(編集部)が、公式サイトの手数料表・契約締結前交付書面・FAQ・お知らせ、金融庁と財務局の公表資料、アプリストアの公開データ(2026年10月31日確認)をもとに整理しました。板で指値注文を使う人や、月1万円以上の積立を考えている人に向き、短期の売買を販売所で繰り返す人やレバレッジを使いたい人には向きません。
Zaifの総合評価
| 項目 | 評価 | 説明 |
|---|---|---|
| 安全性 | 6/10 | 近畿財務局長 第00001号・日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)会員。 日本円はSBIクリアリング信託に信託し、ホットウォレットは預かり暗号資産の5%まで。 2018年に旧運営会社で約70億円の流出、2019年に現運営会社が業務改善命令を受け、2020年に報告を終えた。 |
| 取引手数料 | 7/10 | 取引所のメイカー手数料は全ペア0%。 テイカー手数料はBTC/JPY・ETH/JPY・ETH/BTCが0.1%、その他は0.3%。 かんたん売買は手数料無料だが、価格差(スプレッド)を含む。 |
| スプレッド 流動性 | 3/10 | かんたん売買の手数料相当額は0.1〜8.0%。 10月31日12時41分のBTCは購入価格と売却価格の差が約6.1%。 板のBTC/JPYの24時間出来高は、同じ時刻で約2.15 BTC。 |
| 取扱銘柄 | 5/10 | 24銘柄で、取引所は21銘柄・かんたん売買は19銘柄。 XRP・SOL・DOGEは扱わない。 XYM・XEM・MONA・ZAIF・CICC・FSCC・ジパングコインなどを扱う。 |
| 入出金 | 4/10 | 日本円の出金は3万円未満385円・3万円以上770円で、着金は翌営業日か翌々営業日。 コンビニ・ペイジー入金は495円か605円かかり、1週間の出金制限がつく。 |
| 取引ツール | 5/10 | アプリの評価はApp Storeが2.3で62件、Google Playが2.8で46件。 ブラウザ版はTradingViewのチャートと自動売買に対応し、APIの仕様書も公開。 |
| サービス | 7/10 | コイン積立(月1,000円から、毎日買付)、申込不要のステーキング(ETH・XYM)、自動売買2種、暗号資産で還元するZaifカード。 |
| レバレッジ デリバ | 1/10 | 信用取引は2026年8月5日に廃止。 レバレッジ取引・先物は提供していない。 |
| キャンペーン | 2/10 | 2026年10月31日時点で開催中のキャンペーンはない。 2026年はETH積立やZaifカードの特典を期間限定で実施した。 |
| サポート | 5/10 | 問い合わせはフォーム(24時間受付)で、回答はメール。 FAQは24時間閲覧でき、入出金や年間取引報告書の手順がそろう。 |
| 総合評価 | 45/100 |
評価は公式の手数料・条件と、2026年10月31日に確かめた価格・アプリ評価をもとに編集部が付けたものです。板で指値注文を出せばメイカー手数料0%で売買でき、積立・ステーキング・自動売買を1つの口座で使えます。
一方で、かんたん売買はBTCでも売買価格差が6%前後あり、板の出来高も小さいため、点数を低くしました。銘柄はXRPやSOLを扱わず、レバレッジ取引もできません。
Zaifの良い評判・メリット
取引所のメイカー手数料は全ペア0%
Zaifの取引所(Orderbook trading)は、板に並べた注文が約定したときのメイカー手数料が全41ペアで0%です。すぐに約定させるテイカー手数料は、BTC/JPY・ETH/JPY・ETH/BTCが0.1%、そのほかのペアが0.3%です。(2026年10月時点)
板の価格で買うと、販売所より安く買えることが多くなります。2026年10月31日12時41分の気配で10万円分のBTCを買う場合、かんたん売買では約0.00797 BTCでした。板の売り注文をテイカー手数料0.1%込みで買うと約0.00820 BTCで、差は約2,800円分です。
XYM・XEM・MONAなどを日本円とBTCの両方の板で売買できる
取扱24銘柄にはBTC・ETHのほか、シンボル(XYM)・ネム(XEM)・モナコイン(MONA)・ザイフ(ZAIF)・カウンターパーティー(XCP)が並びます。カイカコイン(CICC)・フィスココイン(FSCC)・ネクスコイン(NCXC)や、金・銀・プラチナの価格に連動するジパングコイン3種も取扱銘柄です。
このうち21銘柄は取引所で売買でき、日本円建てとBTC建ての両方の板があります。保有するBTCを日本円に戻さずに、XYMやMONAへ替えることもできます。
コイン積立は月1,000円から、ジパング系以外は板の価格で毎日買い付け
Zaifコイン積立は月1,000円から1,000円単位で設定でき、引き落としは月1回でも買い付けは毎日に分けて行われます。対象はBTC・ETH・XYM・XEM・FSCC・CICC・NCXCとジパングコイン3種の10銘柄です。
契約締結前交付書面では、ジパングコイン3種以外はOrderbook tradingのレートで積み立てると定めています。かんたん売買の価格差はかかりませんが、設定額に応じて1.5〜3.5%か一律100円の積立手数料がかかります。手数料の試算は販売所の価格差の項目に載せました。
積立は10月16日(金)にMacBook AirのChromeから、ETHを月1万円・アカウント引落で設定しました。ログイン後のメニューから設定完了まで6回のクリックで、かかったのは約3分です。毎月14日の締めを過ぎていたため、最初の引き落としは12月1〜6日頃、買い付けは12月10日からになります。
ETH・XYMは持っているだけでステーキングの対象
Zaifのステーキングは申し込みが要らず、ETHかXYMを口座に置いておくだけで報酬の対象になります。ロック期間はなく、いつでも売却・出金できます。
2026年9月分の報酬年率は、ETHが2.14%(お客様の受取年率1.60%)、XYMが2.30%(同1.72%)でした。報酬は自動では入らず、翌々月14日までに「ステーキング報酬」画面で受け取りを申請し、日本円か同じ暗号資産を選びます。1 ETHを1年持ち、受取年率1.60%が続いたと仮定すると、報酬は0.016 ETHです。
受け取りの申請は、以前から口座を持つスタッフが10月20日(火)に9月分で試しました。「ステーキング報酬」画面で受取方法をETHに選び、確認画面で申請するまで1分かかりませんでした。9月分の申請は10月15日から受け付けていて、11月14日を過ぎると受け取れなくなります。
500円から使える自動売買が2種類ある
「自動売買おてがるトレード」は基準価格から何%下がったら買い、何%上がったら売るかを決めておくと、板で売買を繰り返すサービスです。日本円で500円から金額を指定でき、対象は日本円建て13ペアとBTC建て12ペアです。
「自動売買ランキングトレード」は週次ランキングに並ぶ銘柄と売買の値幅の設定を選び、そのまま動かせます。どちらもロスカットはなく、条件に届くまで保有を続けるので、相場が一方向に動くと含み損を抱えたままになります。
出金・送金・APIキーは2段階認証が必須で、ホットウォレットは5%まで
契約締結前交付書面によると、Zaifはログイン・日本円出金・暗号資産の送金・APIキーの管理で2段階認証を必須にしています。日本円はSBIクリアリング信託に信託し、暗号資産のうちインターネットにつながるホットウォレットに置くのは預かり資産の円評価額の5%までです。
ホットウォレットに置く分と同じ種類・同じ量の暗号資産を、自己の資産としてコールドウォレットに別に持っています。2026年10月27日からは海外IPアドレスからのアクセスを一部制限しており、普段と違う出金申請は保留して追加の本人確認を求めることがあります。
10月14日に開いた口座では、翌朝の10月15日(木)8時半に2段階認証を設定しました。認証アプリでQRコードを読み取り、表示された6桁のコードを入れるまでで約4分です。「2段階認証を使う場面の設定」は任意の項目にチェックが入っていなかったので、「暗号資産出金先アドレス管理」も含めてすべてにチェックを入れました。
Zaifの悪い評判・デメリット
かんたん売買の価格差が大きく、積立にも手数料がかかる
かんたん売買(販売所)は手数料無料ですが、購入・売却価格に0.1〜8.0%の手数料相当額が含まれます。2026年10月31日12時41〜42分のBTCは、購入価格12,546,945円・売却価格11,778,785円で、差は購入価格の約6.1%でした。同じ時刻の板の売り気配は12,181,495円で、購入価格はそれより3.0%高い水準です。
コイン積立は板のレートで買い付けますが、積立手数料が別にかかります。月1,000円の設定だと手数料100円で設定額の10%、月1万円なら250円で2.5%、月5万円以上なら1.5%です。銀行口座振替は1回100円、Zaifカード決済は手数料を含む積立額の3.5%が上乗せされるので、Zaifアカウントの残高から引き落とす方法がいちばん安く済みます。
XRP・SOLなどがなく、板の出来高も小さい
取扱24銘柄に、XRP・SOL・DOGE・ADAなど国内大手が扱う主要アルトコインは含まれません。ジパングコイン3種はかんたん売買だけで、入出金にも対応していません。
板の厚みも限られます。2026年10月31日12時41分時点のBTC/JPYの24時間出来高は約2.15 BTCで、最良の売り注文は0.006 BTCでした。数百万円単位の成行注文を出すと、複数の価格の注文を約定させて平均の約定価格が不利になります。
日本円の出金は有料で、入金方法によって出金制限がかかる
日本円の出金手数料は3万円未満385円、3万円以上770円です。当日23時59分までの申請は翌営業日か翌々営業日の振込で、土日祝日は振込を行いません。(2026年10月時点)
入金の方法による制限もあります。口座開設後はじめての日本円入金から1週間は、出金が1日1万円相当までです。ペイジー入金は入金額相当、コンビニ入金は入金額の半額相当を1週間口座に残す決まりで、Zaifカードのクレジット入金は入金額相当を15日間残します。
信用取引は2026年8月に廃止され、レバレッジ取引ができない
Zaifは休止していた信用取引(BTC・XEM・MONA)を、2026年8月5日に正式に廃止しました。未決済の建玉や預かり資産はなかったと公表しています。2026年10月時点で、レバレッジ取引・先物・暗号資産FXはどれも提供していません。
売りから入る取引や2倍までのレバレッジを使うなら、取引所レバレッジと暗号資産FXがあるGMOコインの評判記事で条件を比べられます。
新規の口座開設はマイナンバーカードと対応スマホが必須
Zaifは2026年10月13日で運転免許証による受付を終え、個人の本人確認をマイナンバーカードのICチップ読み取り(公的個人認証)だけにしました。ICチップ付きのマイナンバーカードと、読み取りに対応したスマートフォンがないと口座を開けません。
取引開始基準は満18歳以上80歳未満で、80歳になると順次取引を断られます。すでに本人確認を終えた利用者の取引には、今回の変更の影響はありません。
2018年に旧運営会社で約70億円の不正流出があった
2018年9月14日、当時Zaifを運営していたテックビューロ株式会社のホットウォレットが不正アクセスを受け、BTC・BCH・MONAの約70億円相当(うち顧客分は約45億円)が流出しました。近畿財務局は同年9月25日、テックビューロに3度目の業務改善命令を出しています。
Zaif事業は2018年11月22日、株式会社フィスコ仮想通貨取引所(現在の株式会社Zaif)に譲渡されました。譲渡に同意した利用者には同日までに補償が完了し、BTCとBCHは全額を暗号資産で、MONAは約6割を暗号資産、約4割を1MONA=144.548円の金銭で補償しています。
引き継いだ会社も2019年6月21日、法令等遵守態勢などの不備で金融庁から業務改善命令を受け、2020年8月に報告を終えました。2025年12月〜2026年10月の公式のお知らせに、新たな行政処分や流出の告知はありません。
Zaifがおすすめな人の特徴
BTC・ETHを板の指値注文で売買する人
メイカー手数料0%なので、指値で待てる人ほど手数料を抑えられます。テイカーでもBTC/JPYとETH/JPYは0.1%です。かんたん売買は価格差が6%前後になる時間帯があるため、買うときは板を使う前提で選んでください。
XYM・XEM・MONAなどを日本円やBTCの板で売買したい人
XYM・XEM・MONA・XCP・ZAIFなどは日本円建てとBTC建ての板があり、XYMは積立とステーキングにも対応しています。出来高の小さい銘柄が多いので、指値で少しずつ売買する人に向きます。
月1万円以上を積み立て、ETHのステーキングも受けたい人
積立手数料は月1万円で2.5%、5万円以上で1.5%まで下がり、月1,000〜2,000円より割合が小さくなります。積み立てたETHはそのままステーキングの対象になるので、ETHを長く持つ人ほど報酬を受け取れる期間が長くなります。
値幅を決めて売買を自動で繰り返したい人
おてがるトレードは500円から設定でき、一定の値幅で上下する相場なら設定どおりに売買を繰り返します。ロスカットがないため、下がり続けた場合に保有し続ける金額を最初に決めてから使ってください。
Zaifのキャンペーン特典情報
開催中のキャンペーンはなし(2026年10月31日時点)
Zaifのキャンペーン一覧は2026年10月31日時点で「現在開催中のキャンペーンはありません」と表示しています。口座開設だけでもらえる特典や、常設の紹介プログラムの案内も見当たりませんでした。
2026年はETHの積立を始めた人に最大2,000円相当のETHを付与する企画(9月15日〜10月14日)など、受付期間を区切った特典を数回実施しました。次の開催時期は告知されていないため、申し込みの前に公式のお知らせで条件を確かめてください。
Zaifの取引条件
取り扱い暗号資産(銘柄・入出金チェーン)
取り扱い銘柄は2026年10月時点で24種類です。取引所とかんたん売買の両方で売買できるのは16銘柄で、取引所だけが5銘柄、かんたん売買だけが3銘柄です。
| 銘柄 | ティッカー | 取引所 | かんたん売買 | 積立・ステーキング |
|---|---|---|---|---|
| ビットコイン | BTC | ◯ | ◯ | 積立 |
| イーサリアム | ETH | ◯ | ◯ | 積立・ステーキング |
| シンボル | XYM | ◯ | ◯ | 積立・ステーキング |
| ネム | XEM | ◯ | ◯ | 積立 |
| モナコイン | MONA | ◯ | ◯ | – |
| トロン | TRX | ◯ | ◯ | – |
| ポリゴン | POL(旧MATIC) | ◯ | ◯ | – |
| カイア | KAIA(旧KLAY) | ◯ | ◯ | – |
| フィスココイン | FSCC | ◯ | ◯ | 積立 |
| カイカコイン | CICC | ◯ | ◯ | 積立 |
| ネクスコイン | NCXC | ◯ | ◯ | 積立 |
| コスプレトークン | COT | ◯ | ◯ | – |
| スナップイットトークン | SNPT | ◯ | ◯ | – |
| スケブコイン | SKEB | ◯ | ◯ | – |
| ボラ | BORA | ◯ | ◯ | – |
| ジェーオーシーコイン | JOC | ◯ | ◯ | – |
取引手数料
手数料がいちばん安いのは取引所の指値注文で、メイカー手数料は全ペア0%です。料金の一覧はZaifの手数料ページにまとまっています。
| 区分 | Maker | Taker |
|---|---|---|
| BTC/JPY・ETH/JPY・ETH/BTC | 0% | 0.1% |
| その他38ペア | 0% | 0.3% |
| 最小注文数量 | BTC/JPY 0.001 BTC、ETH/JPY 0.001 ETH | |
- 手数料は税込みで、2026年10月時点の公式の値です。本人確認を終えていない口座や、職業・取引目的が未入力の口座には、毎月の口座管理維持手数料がかかります。
入出金(日本円・暗号資産)
| 入金方法 | 銀行振込 コンビニ入金 ペイジー入金 クレジットカード入金(Zaifカードのみ、月10万円まで) |
|---|---|
| 入金手数料 | 銀行振込:振込手数料は利用者負担 コンビニ・ペイジー:3万円未満495円、3万円以上605円(コンビニで5万円以上は別に印紙税200円) クレジットカード:入金額の3.5% |
| 反映時間 | 銀行振込:銀行営業時間内なら自動で反映。ドコモSMTBネット銀行からは時間外もほぼリアルタイム コンビニ:数分〜1時間以内 |
| 出金手数料 | 3万円未満385円、3万円以上770円 |
| 出金の着金 | 当日23時59分までの申請は翌営業日か翌々営業日に振込(平日のみ) |
| 出金の制限 | 初回の日本円入金から1週間は1日1万円相当まで ペイジーは入金額相当、コンビニは半額相当を1週間、クレジットは入金額相当を15日間残す |
Zaifカードでのクレジット入金は入金額の3.5%の手数料に対し、カード利用の還元は1.2%相当です。10万円を入金すると手数料は3,500円、還元は約1,200円相当なので、入金のためだけに使うと手数料のほうが2,000円以上多くなります。
編集部が10月15日(木)21時48分にドコモSMTBネット銀行から3万円を振り込むと、3分後の21時51分に残高へ反映されました。振込依頼人名は、入金画面に出る識別コードを氏名の前に付けて入力します。ネット銀行の画面では依頼人名に氏名だけが入っていて、識別コードを足し忘れるところでした。
Zaifの取引ツール
スマホ取引アプリ
Zaifアプリはかんたん売買とOrderbook trading、日本円・暗号資産の入出金に対応しています。公式の推奨環境はiOS 17.0以上・Android 13.0以上で、2026年6〜7月にかんたん売買とOrderbook tradingの画面を作り直しました。
2026年10月31日時点の評価は、App Storeが5点中2.3(62件)、Google Playが5点中2.8(46件)です。評価の件数が少なく、大手のアプリと比べて判断材料は多くありません。
パソコン(ブラウザ)取引ツール
ブラウザ版のOrderbook tradingはTradingViewのチャートを表示しながら指値・成行・リミット注文を出せます。リミット注文は新規注文が約定したあとに決済の指値が有効になる注文方法です。
自動売買のおてがるトレードとランキングトレードもブラウザから設定できます。公式の推奨ブラウザはWindows 11またはmacOS 14以上のGoogle Chrome最新版です。
おてがるトレードは、10月22日(木)にWindows 11のChromeから試しました。XYM/JPYを「買いから始める」で選び、金額1,000円、買い設定値-3.0%、売り設定値+3.0%で登録するまで約5分です。あとから値幅を変えようとしたら編集する項目がなく、設定を削除して作り直しました。
API・外部ツール連携
Zaifは現物公開API・現物取引API・WebSocket APIの仕様書(v2.1.0)を公開しています。APIキーはログイン時の2段階認証を経ずに取引や出金ができるため、Zaifは接続元のIPアドレス制限を設定し、出金権限は必要なときだけ付けるよう求めています。
Zaifで口座開設(アカウント作成)する手順
口座開設にはICチップ付きのマイナンバーカードと、ICチップを読み取れるスマートフォンが必要です。公式の案内では、審査は最短数秒〜即日です。
- Zaifの公式サイトまたはApp Store・Google PlayからZaifアプリを入手する
- メールアドレスを登録し、届いた認証コードを入力してパスワードを設定する
- 本人確認を始め、案内に従ってTRUSTDOCKアプリでマイナンバーカードのICチップを読み取る(署名用電子証明書の暗証番号が必要)
- 表示された氏名・住所を確かめ、職業・取引目的などの基本情報を入力して申し込む
- 審査の結果をメールで受け取る
- 認証アプリで2段階認証を設定する(取引開始の必須条件)
- 表示された振込先と振込名義(識別コード+氏名)で日本円を入金し、取引を始める
2026年10月14日(水)20時10分にスタッフのiPhone 15で申し込むと、審査完了のメールは同じ日の20時52分に届きました。メール登録からTRUSTDOCKアプリでの読み取りを終えるまでは約12分です。
途中でつまずいたのは2か所です。暗証番号の欄に4桁の利用者証明用の番号を入れてはじかれ、英数字6〜16文字の署名用の番号を入れ直しました。カードを背面の中央に当てた最初の2回は読み取りに失敗し、カメラの横あたりにずらすと読み取れました。
Zaifの基本情報(運営会社・安全対策)
カスタマーサポート
| サポート形式 | 対応時間 | 問い合わせ先 |
|---|---|---|
| お問い合わせフォーム | 24時間受付(回答はメール) | support.zaif.jp |
| ヘルプセンター(FAQ) | 24時間閲覧可能 | support.zaif.jp/hc/ja |
| 稼働状況の告知 | 随時 | X(@zaifstatus) |
編集部も10月23日(金)16時20分に、積立の支払い方法を変えるときの締め日をフォームで尋ねました。回答のメールは週末をはさんだ10月26日(月)11時5分に届き、毎月14日までの変更が翌月の積立に反映されるという、公式の積立の説明と同じ内容でした。
身に覚えのないログインや出金に気づいたときは、ログイン通知メールのリンクでアカウントをロックし、フォームで「不正アクセスを受けている疑いがある」を選んで連絡します。
資産管理・セキュリティ
- 預かった日本円はSBIクリアリング信託株式会社に金銭信託し、会社の資金と分けて管理
- 預かった暗号資産はコールドウォレットとホットウォレットで管理し、ホットウォレットは円評価額の5%まで
- ホットウォレットと同種・同量の暗号資産を、履行保証用の自己資産としてコールドウォレットに保有
- ログイン・日本円出金・暗号資産の送金・APIキー管理で2段階認証が必須
- 2026年10月27日から海外IPアドレスからのアクセスを一部制限(国内回線は影響なし)
- 普段と違う出金申請は保留し、追加の本人確認を求める場合がある
これらは2026年2月4日適用の契約締結前交付書面と、2026年10月のお知らせに書かれた対策です。2018年の流出はインターネットにつながったホットウォレットから起きており、現在の書面ではホットウォレットに置く量に上限を設けています。
運営会社情報
会社名:株式会社Zaif
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山5-11-9(金融庁の登録一覧の本店は大阪府岸和田市)
設立:2016年4月12日
代表取締役社長:石原 直樹
資本金:52,945,000円(2025年10月8日時点)
株主:株式会社JNグループ
登録:暗号資産交換業 近畿財務局長 第00001号(2017年9月29日)
加入協会:一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(会員番号1014)
沿革:株式会社フィスコ仮想通貨取引所として2018年11月にテックビューロからZaif事業を譲受。2020年11月に株式会社Zaif、2021年11月に株式会社カイカエクスチェンジ、2023年11月に再び株式会社Zaifへ商号変更
Zaifと他の暗号資産取引所を比較
Zaifは取引所のBTC手数料がbitbankと同じMaker 0%・Taker 0.1%です。日本円の出金が有料で、レバレッジ取引がない点はGMOコインに見劣りします。
| 取引所 | 販売所/取引所 | 取扱銘柄数 | 取引所手数料(BTC Maker/Taker) | 日本円出金手数料 | BTC送金手数料 | レバレッジ | ステーキング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Zaif | ◯/◯ | 24 | 0%/0.1% | 385円・770円 | 0.0001〜0.01 BTC | なし | ETH・XYM |
| bitFlyer | ◯/◯ | 44 | 0.01〜0.15%(共通) | 220〜770円 | 0.0004 BTC | BTCのCFDのみ・2倍 | ETH |
| コインチェック | ◯/◯ | 36 | 0%/0% | 407円 | 0.0005〜0.016 BTC | 3銘柄・2倍(iOSから段階提供) | ETH |
| GMOコイン | ◯/◯ | 23 | -0.01%/0.05% | 無料(大口400円) | 無料 | 取引所14銘柄・暗号資産FX12銘柄・2倍 | 6銘柄 |
| bitbank | ◯/◯ | 44 | 0%/0.1% | 550円・770円 | 0.0006 BTC | 信用取引5銘柄・2倍 | ETH |
※Zaifは2026年10月31日に公式で確認。他社は各社公式の2026年10月31日時点の値で、コインチェックの銘柄数はFLR・DAIの取扱い廃止(2026年11月2日)後の数です。
XRPやSOLも板で売買したいなら44銘柄すべてに板があるbitbankの評判、少額から販売所で多くの銘柄を買いたいならbitFlyerの評判やコインチェックの評判で条件を確かめてください。
暗号資産取引で確定申告が必要になる条件
暗号資産の売却益やステーキング報酬は、原則として雑所得です。会社員は給与・退職所得以外の所得の合計が年20万円を超えると確定申告が必要になります。(国税庁タックスアンサーNo.1900、令和8年4月1日現在法令等)
- 会社員で、暗号資産などの所得が年20万円を超える場合
-
給与を1か所から受け取り年末調整を受けている人でも、暗号資産を含む給与以外の所得が20万円を超えると申告が必要です。給与の年収が2,000万円を超える人は、暗号資産の損益にかかわらず申告します。
- Zaifの年間取引報告書の出し方
-
ログイン後、メニューの「各種サービス」から「年間取引報告書」を開き、年度を選んでダウンロードします。2018年分から発行されていて、フィスコ仮想通貨取引所から移った口座は「旧FCCEデータ」で当時の記録も見られます。ステーキングの申請を試したスタッフの口座で10月28日(水)に2025年分を保存したときは、ログインからダウンロードまで約2分でした。
- 移動平均法で計算したい場合
-
Zaifの年間取引報告書は総平均法をもとに計算されています。移動平均法を選ぶ人は、取引履歴をダウンロードして自分で平均単価を計算します。
- ステーキング報酬やキャンペーン特典を受け取った場合
-
Zaifの報告書では、ステーキング報酬とキャンペーンで受け取った暗号資産を「年中購入数量」に計上し、受取日の終値で円換算した額も載せています。暗号資産で受け取った報酬は、受取時の時価が所得になり、その後に売ったときの差額も所得になります。
Zaifに関するQ&A
- 誰でもZaifで口座開設できますか?
-
個人は満18歳以上80歳未満が対象です。2026年10月13日からは、ICチップ付きのマイナンバーカードを対応スマホで読み取る方法でしか本人確認ができません。EEA圏・米国などに住む人は口座を開けず、日本円の入出金は国内の金融機関だけに対応しています。
- 2018年の流出で失われた資産は補償されましたか?
-
事業を譲り受けたフィスコ仮想通貨取引所(現在の株式会社Zaif)が、譲渡に同意した利用者に2018年11月22日までに補償しました。BTCとBCHは暗号資産で、MONAは約6割を暗号資産、約4割を1MONA=144.548円の金銭で補償しています。
- 取引所(Orderbook trading)とかんたん売買の違いは何ですか?
-
取引所は利用者どうしが板で売買する形式で、メイカー手数料0%、テイカー手数料0.1%か0.3%です。かんたん売買はZaifと直接売買する形式で手数料は無料ですが、価格に0.1〜8.0%の手数料相当額が含まれ、1回50万円相当までです。
- Zaifでレバレッジ取引はできますか?
-
できません。休止していた信用取引は2026年8月5日に正式に廃止され、2026年10月時点でレバレッジ取引・先物・暗号資産FXはありません。
- 日本円の出金にはどれくらいかかりますか?
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手数料は3万円未満385円、3万円以上770円です。当日23時59分までの申請は翌営業日か翌々営業日に振り込まれ、土日祝日は振込がありません。初回の入金から1週間は1日1万円相当までの制限があります。
- Zaifで積立やステーキングはできますか?
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コイン積立は10銘柄に対応し、月1,000円から設定できます。ステーキングはETHとXYMが対象で、申し込みは要りませんが、報酬は翌々月14日までに受け取りの申請が必要です。2026年9月分の受取年率はETH 1.60%、XYM 1.72%でした。

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