FTMO(エフティーエムオー)の評判・口コミは?メリット・デメリットから始め方まで徹底解説

「FTMOって本当に出金できるの?」「海外のプロップファームだけど日本人でも使える?」「チャレンジの難易度は高い?」

世界最大手のプロップファームに挑戦したいと思っても、こんな不安を抱える方は多いですよね。

WOZ mediaでは、編集部が実際にFTMOの口座開設からチャレンジ受験、出金までを検証しました。OANDA買収による基盤強化、全口座のHedging化、1-Step Challengeの追加を経た2026年9月時点のFTMOを、評判・料金・ルール・出金実績まで紹介します。

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この記事の目次

FTMOとは?基本情報まとめ

FTMOは、2015年にチェコ・プラハで設立された世界最大級のプロップファームです。プロップファームとは、トレーダーに資金を提供し、その取引利益を分配する会社のこと。自己資金をリスクにさらすことなく、最大200万ドル(約3億円)相当の運用資金でトレードできるのが魅力ですね。

項目内容
サービス名FTMO(エフティーエムオー)
運営会社FTMO s.r.o.
設立2015年(チェコ共和国・プラハ)
最大運用資金200万ドル(Scaling Plan適用時・全口座合算)
利益配分率80%〜90%(1-Stepは初回から90%)
対応言語日本語サポートあり(18言語対応)
取引プラットフォームMT4/MT5/cTrader/TradingView
累計支払実績6.5億ドル超(約975億円超)
利用者数世界140か国以上・450万人超
Trustpilot4.8/5.0(51,000件超のレビュー)
主要トピックOANDA買収完了/全口座がHedging方式/1-Step ChallengeとCME先物ベータを提供

運営会社と信頼性

FTMOを運営するFTMO s.r.o.は、チェコ共和国で法人登記された企業です。2015年の創業から10年以上の運営実績があり、従業員数は300名超、Forbesでの掲載やDeloitte・EYからの複数回の受賞歴を持ちます。

FTMOの実績(2026年9月時点)
  • Trustpilotで4.8/5.0の高評価(51,000件超のレビュー・5つ星が92%)
  • 累計6.5億ドル超(約975億円超)のトレーダーへの報酬支払い実績
  • 世界140か国以上、450万人超が利用(ファンデッドトレーダーは20万人超)
  • 2025年12月にCVC Asia Fund IVから大手FXブローカー「OANDA」を買収完了
  • 全口座がHedging方式(FIFO制約なし・両建て可)
  • 1-Step Challengeを提供(初回報酬から90%スプリット)

OANDA買収は5か国の規制当局の承認を経て2025年12月に完結し、2026年3月に共同CEO体制へ移行しました。統合の成果として2026年4月29日からTradingViewでの直接発注に対応し、CME先物30銘柄(ミニ19・マイクロ11)のベータ提供も始まっています。

サービスの特徴

評価フォーマットは「2-Step Challenge」と「1-Step Challenge」の2種類で、売買スタイルに合わせて選べます。取扱はFX・株価指数・コモディティ・暗号資産CFDの90銘柄超です。

チャレンジに合格すると「FTMOトレーダー」として認定され、シミュレーション環境でトレードを継続できます。利益配分率は最大90%、実績を積むとScaling Plan(資金増額プラン)で4か月ごとに運用資金が25%ずつ加算されます。

無料のFree Trialや分析ツール、パフォーマンスコーチも提供され、スキルアップしながらチャレンジに臨めます。

日本人トレーダーへの対応状況

FTMOは海外のプロップファームですが、日本人トレーダーも利用可能です。日本語対応の状況は以下の通りです。

FTMOの日本語対応状況(2026年9月時点)
  • 公式サイト:日本語は非対応(英語・チェコ語・スペイン語など8言語表示/ブラウザ翻訳の併用推奨)
  • カスタマーサポート:日本語対応あり(24時間365日・18言語対応)
  • 問い合わせ方法:ライブチャット、メール、電話(+420 910 920 310)

公式サイトの表示言語に日本語はありませんが、サポートは日本語で質問できます。英語が苦手な方は、ブラウザの翻訳機能を併用すると読み進めやすいですよ。

編集部の実測:深夜帯(日本時間2時頃)にライブチャットで日本語問い合わせを行ったところ、初回返信まで約7分でした。日本語ネイティブとは言えない表現もありましたが、画面遷移を画像付きで案内してもらえ、用件は問題なく通じています。メールは英文の自動応答の後、丸1営業日以内に日本語の返信が届くパターンが中心でした。

FTMOの評判・口コミを徹底調査

良い評判・口コミ

出金・支払いに関する口コミ

FTMOから初めての出金完了。申請から24時間以内に着金しました。本当に払ってくれるんだなと実感

3回目の出金も問題なし。仮想通貨(USDC)で平均1〜2日で着金しています

2-Step合格後、最初の報酬を1営業日で受け取れた。隠しルールがないのが嬉しい

出金は「確実に支払われる」という報告が圧倒的に多数です。20万人超のファンデッドトレーダーへの99.8%の定時支払い率を背景に、出金拒否のトラブル報告はほとんど見られません。公式の処理フローも、申請後1〜2営業日で審査、承認後さらに1〜2営業日で送金と明示されています。

サポート・対応に関する口コミ

FTMOは信頼できるファンド会社。サポートが本当に丁寧で、チャットでもメールでも親切に対応してくれる

日本語サポートができたのが嬉しい。英語が苦手でも質問できる

サポートの質を評価する声も目立ちます。24時間対応も支持される理由です。

評価制度・公平性に関する口コミ

ルールが明確だから、何をすべきかがわかりやすい。評価が公平なのがいい

FTMOでトレーダーとして成長できた。厳しいルールがあるからこそ、規律あるトレードが身についた

FTMOの評価制度は厳格ですが、「明確でわかりやすい」「公平」という評価を受けています。2-Stepでは公式に追加の一貫性要件がないと明言されており、後出しルールがない点が信頼につながっています。

悪い評判・口コミ

料金・コストに関する口コミ

大きめのサイズを選ぶと初期費用が重い。日本人向けプロップと比べると割高に感じる

ユーロ建てだから為替の影響を受けやすい。もう少し安くなってほしい

料金はユーロ建てで支払うため、円安の時期は負担が大きくなります。ただし2-Stepなら合格後の初回報酬受取時に費用が全額返金されるので、実質的な負担は選ぶ形式で変わりますね(1-Stepは返金なし)。

ルールの厳しさに関する口コミ

ルール違反で即失格になった。デイリードローダウンの計算方法をちゃんと理解していなかった

含み損もドローダウンに含まれるから、ポジション管理が難しい

FTMOの判定基準は残高ではなく有効証拠金(残高+含み損益±スワップ−手数料)です。2-Stepは1日の損失が5%、1-Stepは3%を超えた時点で即失格。含み損も計算に含まれるため、油断するとあっという間にルール違反になります。

日本語対応に関する口コミ

公式サイトが英語メインなので、最初は戸惑った

日本語サポートはあるけど、他の日本人向けプロップファームほど充実していない

日本語対応は改善されてきていますが、Fintokeiなどの日本人向けプロップファームと比べると、まだ物足りない部分があるようです。

Trustpilotでの評価傾向

Trustpilotスコア:4.8/5.0(51,000件超のレビュー、2026年9月時点)

この規模でこの評価は、プロップファーム業界でもトップクラスです。特に評価されているポイントは以下の通りです。

  • 高額でも確実に出金されて着金まで速い(24時間以内の事例多数)
  • 評価制度が公平で、いちゃもんを付けられることがない
  • サポートの対応が良い(深夜帯でも応答あり)
  • Account MetriXでリアルタイムにドローダウン・パフォーマンスを確認できる
  • 利益配分率が高い(1-Stepは初回から90%)

改善を求める声は料金の高さ、ルールの厳しさ、違反判定の「エッジケース」に集中しています。1つ星は全体の約3%にとどまり、世界で最も信頼されているプロップファームのひとつという評価は揺らいでいません。

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FTMOの6つのメリット

メリット①:圧倒的な信頼性と実績

FTMOの最大の強みは、業界トップクラスの信頼性と実績です。2015年の創業から10年以上で累計6.5億ドル超をトレーダーに支払い、2025年12月にはOANDAを買収してグローバル金融グループになりました。

20万人超のファンデッドトレーダーに対する定時支払い率は99.8%で、正当な取引で得た利益は確実に支払われています。

メリット②:利益配分率が最大90%(1-Stepなら初回から90%)

FTMOでは、取引利益の80%〜90%を報酬として受け取れます。1-Stepは合格直後のFTMOアカウントから初回報酬が90%で、Scaling Planを待たずに最大配分率を得られます。

2-Stepは80%スタートで、Scaling PlanまたはPremium Programme(Prime Status)の条件を満たすと90%に上昇します。さらに2-Stepでは報酬を口座に残して残高とドローダウン余力を増やす「ロールオーバー」(最低20ドル相当)も選べます。

利益配分率80%なら100万円の利益で80万円、90%なら90万円が自分の取り分です。

メリット③:スケーリングで最大200万ドルまで資金増額

FTMOにはScaling Plan(スケーリングプラン)という仕組みがあり、条件を満たすと4か月ごとに口座残高が25%ずつ増額。最終的には全口座合算で最大200万ドルまで運用資金を増やせます。

FTMOのScaling Plan条件(2026年9月時点)
  • FTMOトレーダー歴4か月以上(前回の増額からも4か月以上)
  • 直近4か月で初期残高に対し純利益10%以上
  • 同じ4か月間で処理済みの報酬が2回以上
  • 増額実行時に口座残高がプラスであること
  • 2-StepはScaling適用でプロフィットスプリットが90%にアップ

増額の申請は報酬の出金手続き中にクライアントエリアから行う点に注意してください。承認されると、次の取引期間から増額後の口座が付与されます。

別枠のPremium Programmeもあり、Prime Statusに到達すると最大資金が60万ドルへ拡大し、同サイズのチャレンジ1回無料・全購入10%OFFが付きます。Supreme Statusでは最大100万ドルに加え、デイリードローダウンの撤廃と即時出金という強力な優遇が受けられますよ。

メリット④:24時間365日のサポート体制

FTMOは24時間365日のカスタマーサポートを提供しています。18言語に対応しており、日本語での問い合わせも可能。ライブチャット・メール・電話でリアルタイムに質問できます。

メリット⑤:豊富な教育コンテンツと分析ツール

FTMOはトレーダーの成長をサポートするツールと教材を無料で提供しています。

FTMOの主な無料ツール・教材
  • Account MetriX(ドローダウン・勝率・リスクリワードの可視化)
  • Trading Journal/Statistical Application/Account Analysis
  • App Suite by FX Blue、Leaderboard(上位トレーダーの実績ランキング)
  • パフォーマンスコーチ(メンタル・規律のサポート)
  • FTMO Academy(無料の動画講座・心理学コース)

特にAccount MetriXは秀逸で、弱点の把握に加えて1-Stepの「ベストデー50%ルール」の達成状況も確認できます。Free Trialの段階から使えます。

メリット⑥:出金手数料が無料

FTMOは報酬の出金に手数料を課しません。銀行送金でも仮想通貨でも、FTMO側の手数料は0円です。

ただし送金コストの都合上、銀行送金は20ドル、仮想通貨は50ドルの最低確定利益が必要です。銀行送金では中継銀行の手数料が別途引かれることもあるため、手数料を抑えたい方は仮想通貨での出金がおすすめです。

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FTMOの4つのデメリット・注意点

デメリット①:チャレンジ料金がやや高め

FTMOのチャレンジ料金は、他のプロップファームと比べてやや高めです。最安は1-Stepの79ユーロ、2-Stepの155ユーロから。Fintokeiなどの日本人向けプロップファームと比べると、大きめのサイズで費用負担が目立ちます。

支払いがユーロ建てなので、円安の時期は実質的な負担が増える点にも注意が必要です。

ただし、2-Stepは合格して初回報酬を受け取る際に費用が100%返金されます(1-Stepは返金なし)。季節ごとの割引クーポンも断続的に配布されるため、決済前に公式サイトで最新価格を確認しましょう。

デメリット②:チャレンジの難易度が高い

FTMOのチャレンジは、業界の中でも難易度が高めです。2-Stepと1-Stepで条件が大きく異なるため、購入前に必ず把握しておきましょう。

項目FTMO 2-StepFTMO 1-Step他社平均
フェーズ数2(チャレンジ+検証)11〜2
利益目標10%+5%10%8〜10%
1日の最大損失5%3%5%が多い
全体の最大損失10%(スタティック)10%(日次終値トレーリング)10%が多い
最低取引日数4日間(各フェーズ)なし3〜5日
期間制限無制限無制限30日が多い
ベストデー50%ルールなしあり
初回プロフィットスプリット80%(最大90%)90%70〜80%
費用返金100%返金なし返金ありが多い
口座タイプ通常/スイング通常のみ

2-Stepは合計15%の利益が必要な代わりに、ドローダウン許容量が標準的(日次5%・全体10%スタティック)で費用も返金されます。一方1-Stepは1フェーズで完結し最低取引日数もありませんが、デイリー3%・全体は日次終値トレーリング型と、リスク管理の精度が問われる設計です。

合格率は公式非公表ですが、業界調査では8〜10%程度、実際に報酬受取まで到達するのは購入者の7%前後とされています。初挑戦の方は、まず無料のFree Trialで練習してから本番に臨みましょう。

編集部のシミュレーション:10万ドル口座で両フォーマットを試算したところ、デイトレ中心(1日3〜5回エントリー)では2-Stepが完走しやすく、月2回程度の中期スイング戦略では最低取引日数のない1-Stepが有利でした。ただし1-Stepは勝ち日が1日に偏るとベストデー50%ルールに抵触し、追加のトレード日が必要になります。自分の売買頻度で選ぶのが、合格率を上げる最短ルートですね。

デメリット③:ルールが厳格で失格リスクがある

FTMOはルール違反に対して厳格です。以下を破ると即座に失格となります。

FTMOのルール違反一覧
  • 1日の損失が2-Stepは5%超、1-Stepは3%超(有効証拠金ベース/含み損も含む)
  • 全体の損失が2-Stepは10%超(スタティック)、1-Stepは日次終値トレーリング10%超
  • 指標発表の前後2分間の新規・決済注文(合格後のFTMO口座・通常口座のみ
  • 週末およびクローズ2時間超の中断をまたぐ持ち越し(合格後のFTMO口座・通常口座のみ
  • 禁止行為(マーチンゲール、ティックスキャルピング、実市場と乖離した取引など)
  • サーバー制限超過(同時200注文・1日2,000ポジションを超えるEAの過負荷)

特に注意したいのがデイリードローダウンです。上限は毎日00:00 CET時点の残高から再計算されるため、前日にプラスで終えれば上限も切り上がります。含み損も判定に入るので、大きなポジションを持ったまま逆行すると一気に失格ラインへ近づきます。

誤解しやすいポイント:指標発表時の制限と週末持ち越し禁止は評価フェーズ(チャレンジ・検証)には適用されません。合格してFTMO口座に移った後、しかも通常口座の場合だけのルールです。合格後もこれらを避けたい方は、購入時に「スイング口座」(2-Stepのみ選択可)を選んでください。なお、通常口座からスイング口座への後からの変更はできません。

デメリット④:日本語対応が完璧ではない

FTMOの公式サイトは日本語表示に対応していません。表示言語は英語・チェコ語・スペイン語・イタリア語・ドイツ語・ポルトガル語・ベトナム語・フランス語の8言語です。

ブラウザの翻訳機能を使えば問題なく利用でき、サポートには日本語で質問できます。ただ、Fintokeiのような完全日本語対応のプロップファームと比べると、使いやすさでは劣りますね。

FTMOの料金プラン

チャレンジ料金一覧

FTMOでは1万ドルから20万ドルまで5つの資金プランを選べます。料金はユーロ建てで、1-Stepのほうが割安です。

初期資金1-Step料金2-Step料金2-Stepの円換算
(1ユーロ=180円)
10,000ドル79ユーロ155ユーロ約27,900円
25,000ドル199ユーロ250ユーロ約45,000円
50,000ドル319ユーロ345ユーロ約62,100円
100,000ドル499ユーロ540ユーロ約97,200円
200,000ドル999ユーロ1,080ユーロ約194,400円

2026年9月時点の価格です。割引クーポンが不定期に配布されるため、決済画面で最新価格を確認してください。

支払い方法は、カード・Apple Pay・Google Pay・Revolut Payが手数料無料で即時反映。PayPal・Skrill・仮想通貨(BTC/ETH/LTC/USDT/USDC)は3%の手数料がかかり、銀行送金は反映まで2〜5営業日かかります。

おすすめのプラン

コストパフォーマンスで選ぶなら、100,000ドル以上のプランがおすすめです。10,000ドルプランは一見安く見えますが、1万円あたりの初期資金で考えると割高になります。

ただし、無理に高額プランを選ぶ必要はありません。初めての方は10,000ドルか25,000ドルで経験を積み、自信がついてからステップアップするのも良い戦略です。アクティブな口座のサイズ変更はできないため、購入時の選択は慎重に行いましょう。

チャレンジ費用の返金制度

FTMOの費用返金制度は2-Step限定です。合格してFTMOトレーダーになり、最初の報酬を受け取る際に費用が100%返金されます(返金は購入時と同じ決済手段へ)。

1-Stepは返金なしの代わりに初回から90%スプリットです。トータルコストを抑えたいなら2-Step、初期リターンとスピードを優先するなら1-Stepが向いています。

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FTMOのチャレンジルール

2-Step評価の仕組み

メインフォーマットは2-Step Challengeです。2つのフェーズを同じルールで進み、2つ目は利益目標だけが軽くなります。

ステップ1:FTMOチャレンジ
  • 利益目標:10%
  • 期間:無制限
  • 最低取引日数:4日間
  • 日次最大損失:5%/全体最大損失:10%
ステップ2:検証(Verification)
  • 利益目標:5%
  • 期間:無制限
  • 最低取引日数:4日間
  • 日次最大損失:5%/全体最大損失:10%

最低取引日数の「1日」は、CET基準の1日のうちに1つでもポジションを建てた日を指します。決済日はカウントされないので、建玉日が3日しかないと不合格のまま止まる点に注意してください。

1-Step評価の仕組み

1-Step Challengeは、2026年2月に追加された検証フェーズなしの単一評価です。

1-Step Challengeの主要ルール
  • 単一フェーズ:合格条件は1段階のみ
  • 利益目標:10%/期間:無制限/最低取引日数の規定なし
  • 日次最大損失:3%(毎日00:00 CETに再計算)
  • 全体最大損失:10%(日次終値トレーリング型。過去の00:00時点の最高残高を基準に上限が切り上がり、下がることはない)
  • 報酬を出金して新口座が発行されると、上限は初期資金の90%にリセット
  • 初回FTMOアカウントからプロフィットスプリット90%(ロールオーバー不可)
  • ベストデー50%ルール:最も稼いだ1日の利益が「プラス日合計」の50%以下に収まる必要あり

ベストデー50%ルールは違反=失格ではなく、条件を満たすまで合格・報酬確定が保留される仕組みです。プラス日の合計が1.6万ドル、うち1日で1万ドル(62.5%)稼いだ場合、合計2万ドルまで積み増せば条件を満たします。

1-Stepの魅力は「1フェーズ完結・最低取引日数なし・最初から90%」という速さです。反面、日次3%とトレーリング型の全体損失により、一発の負けで退場しないリスク管理が求められます。

Hedging方式(両建て可・FIFO制約なし)

FTMOの口座はすべてHedging(ヘッジング)方式です。2026年1月30日にNetting方式(FIFO制約)から全面移行し、戦略の自由度が広がりました。

Hedging方式のポイント
  • 同一銘柄でロング・ショート両方のポジションを同時保有可能
  • ポジションがネット化されず個別決済できる(FIFO制約なし)
  • 必要証拠金はロング・ショートそれぞれ独立して計算
  • 固定満期の先物契約は無期限の「Rolling Simulated Contracts」に置き換え

両建てを多用するトレーダーやグリッド系EAには追い風の仕様です。

失格条件(必ず押さえておくべきルール)

ドローダウンの許容量はフォーマットで異なります。適用される場面も含めて整理しました。

デイリードローダウン2-Stepは5%、1-Stepは3%を超えたら失格(含み損も含む)/評価中もFTMO口座も適用
最大ドローダウン2-Stepは初期資金比10%のスタティック、1-Stepは日次終値トレーリング10%
最低取引日数2-Stepは各フェーズ4日/1-Stepと合格後のFTMO口座は規定なし
ニュース取引制限指標発表の前後2分は該当銘柄の発注・決済禁止(FTMO口座の通常口座のみ
週末・中断持ち越し週末やクローズ2時間超の中断前に決済が必要(FTMO口座の通常口座のみ
禁止手法マーチンゲール、ティックスキャルピング、実市場と乖離した取引

例えば10,000ドルの2-Step口座なら、1日の損失が500ドルを超えると失格。1-Stepなら300ドル超で失格です。判定は有効証拠金ベースなので、含み損を抱えた瞬間にラインへ触れることもあります。

通常口座とスイング口座の違い

口座タイプは2種類あり、スイング口座は2-Step Challenge専用です。1-Stepでは選択できません。

項目通常口座スイング口座
レバレッジ最大100倍最大30倍
週末・中断持ち越しFTMO口座では不可
ニュース取引FTMO口座では制限あり制限なし
EA(自動売買)使用可使用可
対応チャレンジ1-Step/2-Step両方2-Stepのみ

スイングトレーダーにはスイング口座がおすすめです。週末も持ち越せて指標発表時の制限もないため、合格後にルール違反で口座を失うリスクを減らせます。料金は同サイズの通常口座と同額です。

注意点は2つ。レバレッジが30倍と低いこと、そして通常口座からスイング口座への変更は一切できないことです(スイングから通常への変更は報酬受取ごとに可能)。

FTMOトレーダー昇格後のルール

チャレンジに合格してFTMOトレーダーになると、一部のルールが変わります。

  • 利益目標と最低取引日数がなくなる(好きなペースでトレードできる)
  • ドローダウンルール(2-Stepは5%/10%スタティック、1-Stepは3%/トレーリング10%)は継続適用
  • 1-Stepはベストデー50%ルールも継続(報酬受取の条件)
  • 逆に厳しくなる点:通常口座はニュース取引制限と週末持ち越し禁止がここから適用

FTMOの始め方・登録方法

STEP
FTMOのアカウント登録

まずはFTMO公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。

  1. 公式サイトで「Free Trial」または「Get Started」をクリック
  2. メールアドレスとパスワードを入力
  3. 届いたメールで認証を完了
  4. プロフィール情報を入力

編集部の実測では、メール認証から最初のFree Trial口座が発行されるまで3〜5分でした。本人確認(KYC)はこの段階では不要で、チャレンジ合格後に実施します。

STEP
無料トライアル(Free Trial)で練習(推奨)

いきなり購入せず、Free Trialで練習するのがおすすめです。

2-Step用のFree Trialは14日間・単一フェーズで、利益目標5%・最低取引日数2日と本番より緩和されています。1-Step用は利益目標が5%に下がるだけで、他のルールは本番と同じ。同時に1つまでですが、何度でも作成できますよ。

STEP
チャレンジプランの購入

準備ができたら、チャレンジプランを購入します。

  1. 1-Step/2-Stepのフォーマットを選ぶ
  2. 資金サイズを選ぶ(10,000〜200,000ドル)
  3. 口座タイプを選ぶ(通常/スイング※2-Stepのみ)
  4. 取引プラットフォームを選ぶ(MT4/MT5/cTrader/TradingView)
  5. 通貨と支払い方法を選択して決済

プラットフォームと口座タイプは購入後に変更できないため、この画面での選択が最重要です。

STEP
チャレンジ開始

決済が完了すると口座情報がメールで届きます。プラットフォームにログインしてチャレンジをスタートしましょう。合格後は本人確認とFTMOアカウント契約の署名に進み、審査は1〜4営業日で完了します。

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FTMOの出金方法

出金サイクル

FTMOの報酬請求は初回トレードから14日目以降、好きなタイミングで行えます。固定サイクルではないオンデマンド型です。

申請時はすべてのポジションと待機注文を決済しておく必要があります。申請後は1〜2営業日で口座審査、承認後にインボイスを提出し、さらに1〜2営業日で送金されます。

利用可能な出金方法

出金方法最低確定利益上限着金目安・手数料
銀行送金
(国際送金)
20ドル2〜5営業日/FTMO側無料
(中継銀行手数料あり)
カード即時送金
(Visa Direct/Mastercard Send)
20ドル20,000ドル最短当日/FTMO側無料
仮想通貨50ドル1〜2営業日/FTMO側無料
Skrill20ドル3,000ドル日本居住者は利用不可

おすすめは仮想通貨かカード即時送金です。着金が早く、中継銀行の手数料もかかりません。対応通貨はBTC・ETH・LTC・USDC(ERC20)・USDT(TRC20)の5種類です。

編集部の実測:金曜に報酬請求を出したところ、審査完了の通知は翌営業日の月曜午前、USDC(TRC20指定は不可でERC20を選択)の着金は火曜午後で、申請から実質2営業日でした。詰まりやすいのは審査そのものではなく本人確認と請求書情報の入力で、氏名のローマ字表記が銀行口座名義と1文字でも異なると差し戻されます。

銀行振込の注意点

  • 中継銀行で手数料が引かれることがある(数千円〜1万円程度)
  • 一部の銀行では海外からの送金を拒否するケースがある
  • 着金までに2〜5営業日かかる

ソニー銀行など一部の銀行では、FTMOからの送金を受け取れなかったという報告もあります。海外送金の受け取りに対応している銀行(メガバンクやPayPay銀行等)を事前に確認しておきましょう。

FTMOがおすすめな人・おすすめしない人

FTMOがおすすめな人

  • トレード経験があり、実力に自信がある人
  • 信頼性と実績を重視する人(支払い実績・定時支払い率とも業界トップクラス)
  • 大きな資金で長期的に取り組みたい人(Scaling適用で最大200万ドル)
  • 厳格なルールでも自己規律を保てる人
  • 両建てを使ったEA戦略を回したい人(全口座がHedging方式)
  • 1-Stepでスピード重視か、2-Stepで余裕重視か、戦略に合わせて選びたい人

難易度は高めですが、合格後の待遇は充実しています。

FTMOをおすすめしない人

  • プロップファームが初めての人
  • 日本語完全対応のサービスを希望する人
  • チャレンジ費用を抑えたい人
  • ルールを覚えるのが苦手な人

初めての方には、FintokeiFundoraなど日本語対応が充実したプロップファームがおすすめです。そちらで経験を積んでからFTMOにステップアップするのも良い戦略ですね。

FTMOと他社の比較

項目FTMOFintokeiFundedNext
運営歴2015年〜2023年〜2022年〜
本拠地チェコ・プラハ日本市場特化UAE・ドバイ
日本語対応サポートのみ完全対応部分対応
最大運用資金200万ドル5,000万円40万ドル
利益配分率80〜90%80〜95%最大95%(CFD)/100%(先物)
チャレンジ料金やや高め(79ユーロ〜)安め安め
ルールの厳しさ厳しいやや緩い緩い(指標発表時OK)
出金実績6.5億ドル超非公開非公開
1-Stepフォーマットありありあり
Hedging方式全口座ありあり

信頼性と実績を重視するならFTMO日本語対応と始めやすさを重視するならFintokei低価格と高スプリットを狙うならFundedNextがおすすめです。詳しい比較は「プロップファームおすすめランキング」もご覧ください。

FTMOに関するよくある質問

FTMOは日本人でも利用できますか?

はい、日本人でも問題なく利用できます。公式サイトの日本語表示はありませんが、サポートには日本語で質問できますよ。

FTMOの合格率はどのくらいですか?

公式な数字は公開されていませんが、業界調査では8〜10%程度とされ、報酬受取まで到達するのは購入者の7%前後と言われます。1-Stepはデイリードローダウンが3%と厳しいため、さらに低い水準です。

チャレンジに失敗したらどうなりますか?

チャレンジ費用は返金されません。再挑戦するには新たに購入が必要です。なお、Free Trialは何度でも無料で作り直せます。

EA(自動売買)は使えますか?

はい、EA(自動売買)の使用は許可されています。ただしマーチンゲールやティックスキャルピングなどの禁止手法は使えず、サーバー側に「同時200注文・1日2,000ポジション」の上限がある点にも注意してください。市販EAは他の利用者と戦略が重複し、最大資金配分ルールに抵触してFTMOアカウントを得られない可能性があります。全口座がHedging方式のため、両建て前提のEAも運用できます。

出金は本当にできますか?

はい、累計6.5億ドル超(約975億円超)の支払い実績があります。Trustpilotでも51,000件超のレビューで4.8点、20万人超のファンデッドトレーダーへの定時支払い率は99.8%です。公式の処理フローは、申請から1〜2営業日で審査、承認後さらに1〜2営業日で送金となっています。

FTMOとFintokeiどちらがおすすめですか?

目的によります。信頼性と実績を重視するならFTMO日本語対応と始めやすさを重視するならFintokeiがおすすめです。詳しくは「FintokeiとFTMOの比較記事」をご覧ください。

1-Stepと2-Stepはどちらを選ぶべきですか?

日次3%のドローダウンを安定的に管理でき、早く90%スプリットを得たい経験者は1-Step。費用を100%返金してもらいたい方や、勝ち日が偏りやすいスタイルの方は2-Stepが無難です。スイング口座を使いたい場合も2-Step一択です。

FTMOがOANDAを買収したと聞きました。利用者への影響は?

2025年12月に買収が完了し、OANDA Prop Trader Programは2026年3月31日に終了。利用者はFTMOへ移行しました。チャレンジ条件そのものに変更はありませんが、2026年4月からTradingViewでの直接発注に対応するなど、インフラ面は強化されています。

指標発表中のトレードは禁止ですか?

評価フェーズ(チャレンジ・検証)では口座タイプを問わず自由にトレードできます。制限がかかるのは合格後のFTMO口座かつ通常口座の場合のみで、対象銘柄について発表の2分前〜2分後の発注・決済(SL/TP・指値の変更を含む)が禁止されます。対象イベントはFTMOの経済カレンダーで確認できます。

まとめ:FTMOは信頼性を重視する実力派トレーダー向け

FTMOの特徴まとめ(2026年9月時点)
  • 2015年創業、累計6.5億ドル超の支払い実績を持つ業界最大手
  • OANDA買収で基盤強化、全口座がHedging方式でTradingView発注にも対応
  • 1-Stepは初回から90%スプリット・最低取引日数なし
  • 2-Stepは費用100%返金・スイング口座も選択可
  • Trustpilotで4.8/5.0の高評価(51,000件超)
  • Scalingで最大200万ドル、Supreme Statusなら日次損失ルールも撤廃
  • 難易度は高め(合格率8〜10%程度)、公式サイトは日本語非対応

FTMOは、信頼性と実績を重視する実力派トレーダーに最適なプロップファームです。難易度は高いものの、合格すれば世界最高峰の環境でトレードできます。OANDA買収による基盤強化とHedging化、1-Stepの追加で、2026年9月時点のFTMOは過去最も完成度の高い状態です。

初めてプロップファームに挑戦する方は、まずFree Trialでルールに慣れてからチャレンジしましょう。

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この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

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