レバレッジETFにおすすめの証券会社比較|手数料・為替・取扱銘柄を8社で徹底比較【2026年最新】

「SOXLやTQQQを買いたいけれど、どの証券会社を選べばいいのかわからない」「手数料だけでなく、為替や注文機能まで比べて決めたい」

WOZ mediaでは、米国のレバレッジETFを取引できる国内ネット証券8社を、手数料・為替手数料・取扱銘柄・注文機能・取引時間で比較しました。30銘柄×8社の取扱表と、100万円を売買したときのコスト試算も掲載しています。

結論から言うと、SOXL・TQQQ・SPXLなどの主要銘柄は8社すべてで買えます。レバレッジETFの証券会社選びで差がつくのは、売買コスト(手数料+為替)と、損切りに使える注文機能・取引時間です。

この記事でわかること
  • レバレッジETFを買える国内ネット証券8社の手数料・為替手数料
  • 30銘柄×8社の取扱表と、DMM株・PSQ・TBTの注意点
  • 100万円を売買したときの往復コスト(編集部の試算)
  • 逆指値・トレーリングストップ・時間外取引など注文機能の違い
  • 目的別の証券会社の選び方と、口座開設から注文までの流れ

レバレッジ型ETF・インバース型ETFは、一般的なインデックスETFよりも価格変動リスクが大きく、短期間で大きな損失が発生する可能性があります。本記事の手数料・取扱銘柄・サービス内容は、2026年9月時点の各社の公表情報に基づきます。投資判断は、各ETFの目論見書、各証券会社の取扱状況・手数料・為替コスト・リスク説明を確認したうえで、ご自身の責任で行ってください。

この記事の目次

結論:レバレッジETFの証券会社は目的別に選ぶ【早見表】

レバレッジETFの証券会社は、何を優先するかで候補が変わります。目的別の候補は次のとおりです(2026年9月時点)。

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優先したいこと候補になる証券会社理由
売買手数料を抑えたいウィブル証券・moomoo証券米国株の売買手数料がウィブル証券は無料、moomoo証券は0.132%
1回の取引額が大きいSBI証券・楽天証券・松井証券・moomoo証券手数料は上限22ドル、両替は0銭。約361万円を超える往復で最安
損切り・利確を自動化したいマネックス証券・moomoo証券・ウィブル証券逆指値・トレーリングストップ・OCO・IFDOCOがそろう
日本時間の昼間も取引したいmoomoo証券・ウィブル証券夜間取引(10:00〜18:00)でSOXL・TQQQなども売買できる
積立で少しずつ買いたいSBI証券・楽天証券米株積立でレバレッジETFも買える
ProShares社の銘柄も買いたいDMM株以外の7社30銘柄中28銘柄を取扱(DMM株は19銘柄)

取引時間は、本記事ではすべて日本時間・米国の冬時間(11月上旬〜3月上旬)で表記します。夏時間の間は1時間早まります。

SOXL・TQQQ・SPXLはどの社でも買えますが、TQQQ以外のProShares社の商品(QLD・SSO・SQQQなど)はDMM株では扱っていません。PSQ・TBTは8社とも取扱がないため、30銘柄の取扱表で事前に確認しましょう。

迷った場合は、為替0銭で積立にも対応するSBI証券か楽天証券を1社目にする方法があります。売買コストや取引時間を重視するなら、ウィブル証券・moomoo証券などを2社目に加えると使い分けられます。レバレッジETFの仕組みやリスクから確認したい場合は、レバレッジETFとはを先に読むと比較のポイントをつかみやすくなります。

レバレッジETFの証券会社8社の手数料・為替手数料を比較

8社の米国株の売買手数料と為替手数料は、次のとおりです。レバレッジ型ETFはNISAの対象外なので、課税口座の条件で比べています。

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証券会社米国株の売買手数料為替手数料(1ドルあたり片道)30銘柄の取扱
SBI証券約定代金の0.495%(税込)・上限22ドルリアルタイム為替0銭(円貨決済は25銭)28銘柄
楽天証券約定代金の0.495%(税込)・上限22ドルリアルタイム為替0銭(円貨決済は25銭)28銘柄
マネックス証券約定代金の0.495%(税込)・上限22ドル買付0銭・売却25銭28銘柄
松井証券約定代金の0.495%(税込)・上限22ドル両替0銭(円貨決済は25銭)28銘柄
三菱UFJ eスマート証券約定代金の0.495%(税込)・上限22ドル20銭28銘柄
DMM株約定代金の0.495%(税込)・上限22ドル25銭19銘柄
moomoo証券約定代金の0.132%(税込)・上限22ドルリアルタイム両替0銭(円貨決済は25銭)28銘柄
ウィブル証券無料(2026年7月27日〜)15銭28銘柄

手数料は税込・課税口座の場合、為替手数料は1ドルあたり片道です(2026年9月時点)。

  • 売買手数料:6社が約定代金の0.495%で横並びです。約定代金が約4,444ドル(1ドル156.94円で約70万円)を超えると、上限の22ドルで頭打ちになります。
  • 為替手数料:SBI証券・楽天証券・松井証券・moomoo証券は、先に米ドルへ両替すれば0銭です。円のまま売買する円貨決済では25銭かかり、0銭の両替でも市場の買値と売値の差はレートに含まれます。
  • マネックス証券:円から米ドルへの買付時は、日本円のまま買う場合も0銭です。同社はこの条件を定期的に見直しており、次回の見直しを2026年9月に予定していると告知しています。
  • 共通の費用:売却時のSEC Feeなど米国の現地費用は、手数料無料のウィブル証券を含めて全社で別途かかります。

円貨決済と外貨決済とは?
円貨決済は、日本円のまま米国株を売買する方法です。証券会社がその都度両替するため手間はかかりませんが、多くの社で1ドルあたり25銭の為替手数料がかかります。外貨決済は先に米ドルへ両替してから売買する方法で、両替が0銭の証券会社ならコストを抑えられます。

レバレッジETF30銘柄の取扱表【8社の公開一覧で照合】

国内で人気の米国レバレッジETF・インバースETF30銘柄について、8社の取扱状況をまとめました。SOXLやTQQQを買える証券会社を探すときに使えます。ティッカーを選ぶと、各銘柄の解説記事に移動します。

編集部が2026年9月28日に、8社が公開している取扱銘柄一覧(CSV・公式の銘柄検索)で30銘柄を1つずつ照合しました。一覧の更新日は社ごとに異なり、SBI証券は8月19日、松井証券は9月24日、マネックス証券は9月25日、moomoo証券は9月27日の版です。

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ティッカー対象・倍率SBI楽天マネックス松井eスマートDMM株moomooウィブル取扱社数
SPXLS&P500 +3倍○○○○○○○○8社
UPROS&P500 +3倍○○○○○※×○○7社
SSOS&P500 +2倍○○○○○※×○○7社
SHS&P500 -1倍○○○○○※×○○7社
SDSS&P500 -2倍○○○○○※×○○7社
SPXUS&P500 -3倍○○○○○※×○○7社
TQQQNASDAQ100 +3倍○○○○○○○○8社
QLDNASDAQ100 +2倍○○○○○×○○7社
PSQNASDAQ100 -1倍××××××××0社
QIDNASDAQ100 -2倍○○○○○×○○7社
SQQQNASDAQ100 -3倍○○○○○×○○7社
SOXL半導体 +3倍○○○○○○○○8社
USD半導体 +2倍○○○○○※×○○7社
SOXS半導体 -3倍○○○○○○○○8社
TECLテクノロジー +3倍○○○○○○○○8社
TECSテクノロジー -3倍○○○○○○○○8社
FAS金融 +3倍○○○○○○○○8社
FAZ金融 -3倍○○○○○○○○8社
LABUバイオ +3倍○○○○○○○○8社
LABDバイオ -3倍○○○○○○○○8社
TNA米国小型株 +3倍○○○○○○○○8社
TZA米国小型株 -3倍○○○○○○○○8社
NUGT金鉱株 +2倍○○○○○○○○8社
DUST金鉱株 -2倍○○○○○○○○8社
TMF米国20年超国債 +3倍○○○○○○○○8社
TMV米国20年超国債 -3倍○○○○○○○○8社
TBT米国20年超国債 -2倍××××××××0社
NVDLエヌビディア +2倍○○○○○○○○8社
TSLLテスラ +2倍○○○○○○○○8社
YANG中国株 -3倍○○○○○○○○8社

○=取扱あり、×=取扱なし(2026年9月28日時点)。eスマートは三菱UFJ eスマート証券で、※は2026年に取扱が始まった銘柄です(SH・SPXU・UPROは7月30日、SDS・SSO・USDは8月31日から)。

  • 28銘柄は7社で共通:PSQ・TBT以外の28銘柄は、DMM株を除く7社すべてで買えます。
  • DMM株は19銘柄:SOXL・SPXLなどDirexion社の商品とNVDLは買えますが、ProShares社の商品はTQQQだけです。UPRO・SSO・SH・SDS・SPXU・QLD・QID・SQQQ・USDの9銘柄は扱っていません。
  • PSQ・TBTは8社とも取扱なし:TBTと同じく米国債の値下がりで利益を狙うTMV(-3倍)は、8社すべてで買えます。
  • 取扱は変わることがある:三菱UFJ eスマート証券は9月18日に「9月末ごろに約1,400銘柄を追加」と発表しました(追加銘柄は未公表)。

国内で買えないPSQの代わりになる東証上場ETFなどはインバースETF一覧で、ブル型15銘柄の特徴はレバレッジETF一覧で紹介しています。

米国株・ETF全体の取扱数は、自社表記で松井証券が約5,000、moomoo証券が約6,000、ウィブル証券が約6,265銘柄です。公開一覧の件数では、SBI証券が約5,000、楽天証券が4,573、マネックス証券が5,061銘柄でした。三菱UFJ eスマート証券は2,984、DMM株は2,291銘柄です(2026年9月時点。数え方は社ごとに異なる)。

レバレッジETFに限れば、全体の数より買いたい銘柄があるかを優先して確認しましょう。

レバレッジETFにおすすめの証券会社8社の特徴

ここからは、8社の強みと注意点をレバレッジETFの売買という視点でまとめます。どの社が合うかは、取引額・売買の頻度・使いたい注文方法で変わります。

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証券会社強み注意点
SBI証券リアルタイム為替0銭、米株積立でレバレッジETFも買えるトレーリングストップ・OCOがなく、時間外取引は2026年内の予定
楽天証券最長16時間の取引、トレイリング注文・IFD注文、米株積立時間外は指値のみ、23時間取引は未発表
マネックス証券OCO・IFDOCO・トレールストップ、買付時の為替0銭売却時の為替は25銭、米国株の信用取引は買建てのみ
松井証券両替0銭、23時間取引に初日から対応予定トレーリングストップ・OCOがない
三菱UFJ eスマート証券逆指値・トレーリングストップ・Uターン注文為替20銭、取引は通常取引時間のみ
DMM株国内株と米国株を1つのツールで取引できる米国株の逆指値がない、ProShares社の商品はTQQQのみ
moomoo証券手数料0.132%、24時間取引、米国株オプション円貨決済は25銭、2026年6月に行政処分(9月24日に口座開設を再開)
ウィブル証券売買手数料が無料、24時間取引、米国株オプション為替15銭(大きな金額の両替では割高)

SBI証券:為替0銭と積立対応で、1社目にまとめやすい

SBI証券は、リアルタイム為替なら米ドル/円の為替手数料が売買とも0銭です(円貨決済は25銭)。30銘柄中28銘柄を扱い、米株積立ではレバレッジETFを含む全取扱銘柄を、日付や曜日を指定して(毎日も可)買えます。

注文は成行・指値・逆指値に対応し、期間指定は最長90営業日です。トレーリングストップやOCOはなく、取引は通常取引時間(23:30〜翌6:00)のみですが、2026年内に時間外取引と23時間取引を始める予定です。

国内株や投資信託と同じ口座で管理したい人、レバレッジETFを積立で少しずつ買いたい人の候補になります。

SBI証券公式サイトでレバレッジETFの取扱銘柄と米株積立を確認する

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楽天証券:最長16時間の取引とトレイリング注文、積立にも対応

楽天証券は2026年1月にプレマーケット、6月にアフターマーケットの取引を始め、米国株を最長16時間(18:00〜翌10:00)売買できます。6月14日からは、IFD注文とトレイリング注文も使えるようになりました。

為替はリアルタイム為替なら0銭です(円貨決済は25銭)。米株積立では、レバレッジETFも予想約定金額3,000円超から設定できます。新規口座には、開設月の翌月末まで最大2カ月、米国株の売買手数料が無料になるプログラムもあります(2026年9月時点)。

時間外取引は指値のみで、23時間取引への対応はまだ発表されていません(9月28日時点)。

楽天証券公式サイトで米国株の取引時間と手数料無料プログラムを確認する

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マネックス証券:OCO・IFDOCOまで使え、円で買っても買付時の為替は0銭

マネックス証券は、逆指値・トレールストップに加えて、ツイン指値(OCO)、リバース注文(IFD)、リバース+ツイン指値(IFDOCO)を使えます。新規の買い注文にもOCOを使えるのは、8社でマネックス証券だけです。

為替は買付0銭・売却25銭で、日本円のまま買う場合も買付時は0銭です。取引時間は20:00〜翌10:00(最長14時間)で、23時間取引には開始日の12月7日(日本時間)から対応する予定です。

利確と損切りの注文を同時に置いておきたい人に向いています。時間外取引では指値しか使えず、米国株の信用取引は買建てのみです。

マネックス証券公式サイトで米国株の注文方法と取扱銘柄を確認する

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松井証券:両替0銭で、23時間取引に初日から対応予定

松井証券は、米ドルへの両替が売買とも0銭です(円貨決済は25銭)。いまはプレマーケットを含む18:00〜翌6:00(最長12時間)に取引できます。2026年12月6日(日)の取引分からは、23時間(日本時間11:00〜翌10:00)に広げると発表しています。

逆指値は使えますが、条件に達すると成行で発注されます。トレーリングストップとOCOはなく、買いと同時に予約できる売り注文は利益確定の指値だけです。

12月からの23時間取引を使って、日本時間の日中にも米国株を売買したい人の候補になります。

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三菱UFJ eスマート証券:トレーリングストップに対応し、取扱銘柄を拡大中

三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)は、逆指値・トレーリングストップ・Uターン注文(IFD)に対応しています。2026年7〜8月にSH・SPXU・UPRO・SDS・SSO・USDを加え、30銘柄中28銘柄を扱うようになりました。

為替手数料は、両替・円貨決済とも20銭です。取引は通常取引時間のみで、12月をめどにプレマーケットを始める予定です。注文の有効期限は最長30日間で、最長90日前後の社が多いなかでは短めです。

DMM株:Direxion社の銘柄は買えるが、米国株の逆指値がない

DMM株は、国内株と米国株を1つの取引ツールで売買できます。米国株の売買手数料は約定代金の0.495%(上限22ドル)、為替手数料は25銭です。

30銘柄のうち扱うのは19銘柄で、SOXL・SPXL・TECLなどDirexion社の商品とNVDLは買えますが、ProShares社の商品はTQQQだけです。米国株では逆指値注文を使えないため、損切りを注文で自動化したい人には向きません。

moomoo証券:手数料0.132%と24時間取引、米国株オプションも使える

moomoo証券の米国株手数料は約定代金の0.132%(上限22ドル)で、リアルタイム両替は0銭です(円貨決済は25銭)。同社が扱う28銘柄はすべて24時間取引の対象で(9月27日更新の一覧)、米国の夜間にあたる夜間取引(日本時間10:00〜18:00)にも売買できます。

トレールストップ・決済同時発注(IFD・IFDOCOに相当)・トリガー注文など注文方法が多く、米国株の信用売りやオプションも使えます。ただし、決済同時発注の損切り注文は通常取引時間にしか執行されません。

同社は2026年6月の行政処分により、9月18日まで新規口座開設の受付を停止していました。停止期間の満了を受け、9月24日から新規口座開設の申込受付を再開しています(同社発表。処分の内容は注意点で解説)。

ウィブル証券:売買手数料が無料で、24時間取引にも対応

ウィブル証券は、2026年7月27日から米国株・米国ETFの売買手数料を無料にしました(現物・信用とも)。為替手数料は、先に両替する場合も円のまま売買する場合も1ドルあたり15銭です。

夜間取引(10:00〜18:00)を含む24時間取引では、SOXL・TQQQ・SPXLなどの指定銘柄を売買できます(時間外は指値のみ)。逆指値・トレールストップ・IFD+OCOに対応し、米国株オプションやTradingViewとの連携も使えます。

売買の回数が多い人ほどコストを抑えやすい一方、1回数百万円規模の円とドルの両替を繰り返すと、15銭の為替手数料が効いてきます(コスト試算)。

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100万円を売買したときのコストを8社で比較【編集部の試算】

手数料と為替手数料は、取引額によって有利な社が入れ替わります。編集部が、円で用意した資金で米国ETFを買い、同じ価格で売って円に戻した場合の往復コストを試算しました。

為替レート1ドル=156.94円(2026年9月25日のNY終値)。100万円は6,371.86ドル
取引の流れ円を米ドルに両替して買い、同じ価格で売って円に戻す。両替が0銭の社はその方法で計算
計算方法売買手数料は税込。為替手数料は約定代金の両替にかかる分として計算
含めない費用SEC Fee(売却代金の0.00206%で、100万円の売却なら約21円)などの現地費用と、為替レートに含まれる売値と買値の差
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証券会社10万円100万円300万円計算の条件
SBI証券990円6,905円6,905円手数料0.495%(上限22ドル)+リアルタイム為替0銭
楽天証券990円6,905円6,905円手数料0.495%(上限22ドル)+リアルタイム為替0銭
マネックス証券1,149円8,498円11,684円手数料0.495%(上限22ドル)+為替は売却時のみ25銭
松井証券990円6,905円6,905円手数料0.495%(上限22ドル)+両替0銭
三菱UFJ eスマート証券1,245円9,454円14,552円手数料0.495%(上限22ドル)+為替20銭(買付・売却とも)
DMM株1,309円10,091円16,463円手数料0.495%(上限22ドル)+為替25銭(買付・売却とも)
moomoo証券264円2,640円6,905円手数料0.132%(上限22ドル)+リアルタイム両替0銭
ウィブル証券191円1,912円5,735円手数料無料+為替15銭(買付・売却とも)

100万円の場合、0.495%の6社は売買手数料だけで6,905円(上限22ドル×2回)かかります。ウィブル証券は手数料が0円で、為替手数料の1,912円だけです。毎回円から両替して100万円の往復を年24回行うと、年間コストはSBI証券(リアルタイム為替)で約16.6万円、ウィブル証券で約4.6万円になります。

  • 約361万円まではウィブル証券が最安:10万円・100万円・300万円のいずれでも最も安く、moomoo証券が続きます。
  • 取引額が大きいと逆転する:手数料は0.495%なら約70万円、moomoo証券の0.132%なら約262万円で上限22ドルに達します。1回の往復が約361万円を超えると、両替0銭のSBI証券・楽天証券・松井証券・moomoo証券のほうが安くなります。
  • 円貨決済は割高になる:SBI証券・楽天証券・松井証券・moomoo証券で円貨決済を使うと、100万円の往復で約3,186円上乗せされます。
  • 為替手数料は両替のときだけ:米ドルのまま売買を繰り返すなら、差がつくのは売買手数料だけです。

証券会社8社の注文機能と取引時間を比較(逆指値・時間外・23時間取引)

レバレッジETFは1日で10%以上動くことがあり、2026年6月5日にはTQQQが1日で約14%下落しました。損切りの注文を置けるか、いつ取引できるかも、証券会社選びの大事な基準です。

逆指値・トレーリングストップ・IFD・OCOとは?
逆指値は「〇ドル以下になったら売る」といった損切りに使う注文で、トレーリングストップは値上がりに合わせてその価格を自動で切り上げます。IFDは、買い注文と同時に決済注文を予約する方法です。OCOは利確の指値と損切りの逆指値を同時に出し、片方が約定したら残りを取り消す方法で、IFDと組み合わせたものをIFDOCOと呼びます。

損切り・利確に使える注文機能

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注文方法SBI楽天マネックス松井eスマートDMM株moomooウィブル
逆指値○○○○○×○○
トレーリングストップ×○○×○×○○
IFD×○○△○△○△
OCO・IFDOCO××○×××○(OCOは決済のみ)○(OCOは決済のみ)
時間外取引の注文時間外なし指値のみ指値のみ指値のみ時間外なし時間外なし指値・逆指値(指値)など指値のみ
注文の有効期限(最長)90営業日90日90日90日30日30日90営業日90日

2026年9月時点。△は条件付きで、松井証券は利益確定の指値のみ、DMM株は指値どうしの組み合わせのみ、ウィブル証券はIFD+OCOのセットとして提供しています。

米国株の逆指値が使えないのはDMM株だけです。トレーリングストップは5社、OCO・IFDOCOはマネックス証券・moomoo証券・ウィブル証券の3社が対応しています。

注意したいのは、時間外取引では逆指値が効かない社が多いことです。楽天証券・マネックス証券・松井証券の時間外取引は指値のみで、ウィブル証券の逆指値も通常取引時間に入ってから執行されます。夜間の急落や窓開け(前日の終値から大きく離れて取引が始まること)は、逆指値では防ぎきれないと考えておきましょう。損切り幅の決め方や逆指値の設定例は「レバレッジETFの損切り」で解説しています。

取引時間・23時間取引とそのほかのサービス

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項目SBI楽天マネックス松井eスマートDMM株moomooウィブル
取引できる時間23:30〜翌6:00(6.5時間)18:00〜翌10:00(16時間)20:00〜翌10:00(14時間)18:00〜翌6:00(12時間)23:30〜翌6:00(6.5時間)23:30〜翌6:00(6.5時間)24時間(夜間取引は指定銘柄)24時間(夜間取引は指定銘柄)
23時間取引(2026年12月〜)2026年内に対応予定発表なし初日から対応予定初日から対応予定12月めどにプレマーケット開始予定発表なし既に24時間既に24時間
米国株の信用売り○○××××○○
米国株オプション××××××○○
主な取引ツールWEBサイト・米国株アプリiSPEED・マーケットスピード IIなどPCウェブ・米国株アプリ米国株サイト・米国株アプリkabuステーション・アプリなどDMM株 PRO+・アプリなどmoomooアプリ(スマホ・PC)Webullアプリ・PC版(TradingView連携)

時間は日本時間・米国の冬時間です(2026年9月時点)。

米国の主要取引所は、日本時間の2026年12月7日(月)11時から23時間取引を始める予定です。マネックス証券と松井証券は初日からの対応を公表しており、SBI証券も2026年内の提供を予定しています。

現時点で日本時間の日中に米国株を売買できるのは、moomoo証券とウィブル証券の夜間取引です。米国株の信用売りができるのはSBI証券・楽天証券・moomoo証券・ウィブル証券の4社で、SPYやQQQなどを売って保有株の下落に備える使い方もできます。

レバレッジETFの証券会社の選び方【5つのポイント】

証券会社を選ぶときは、次の5点を順に確認すると候補を絞り込めます。

① 買いたい銘柄を扱っているか

SOXL・TQQQ・SPXLは8社すべてで買えます。TQQQ以外のProShares社の商品(QLD・SSO・UPRO・SQQQなど)を使うならDMM株は候補から外れ、PSQ・TBTは8社とも扱っていません。

② 取引額と両替の回数で「手数料+為替」を比べる

1回の往復が約361万円まではウィブル証券のコストが最も低く、約262万円まではmoomoo証券が続きます。約361万円を超えるなら、両替0銭で手数料が上限22ドルの社が有利になります。米ドルのまま売買を続けるなら、売買手数料の差だけを比べれば十分です。

③ 損切りの注文を自動で置けるか

逆指値はDMM株以外の7社で使えます。値上がりに合わせて損切りラインを引き上げたいならトレーリングストップ(5社)、利確と損切りを同時に置きたいならOCO・IFDOCO(3社)が使えるかを確認しましょう。

④ 取引したい時間帯に対応しているか

夜に取引するなら、どの社でも通常取引(23:30〜翌6:00)に間に合います。夕方や朝にも取引したいなら、時間外取引の長い楽天証券・マネックス証券が候補です。日中にも取引したいなら、moomoo証券・ウィブル証券と、12月から23時間取引に対応予定のマネックス証券・松井証券を比べましょう。

⑤ 積立や信用売りなどのサービスを使うか

積立でレバレッジETFを買えることを確認できたのは、SBI証券と楽天証券です。DMM株のつみたてかぶはレバレッジETFが対象外で、松井証券・三菱UFJ eスマート証券・moomoo証券・ウィブル証券には米国株の積立サービスがありません。マネックス証券の米国株積立を使う場合は、対象銘柄を公式サイトで確認しましょう。

1社ですべてを満たす必要はありません。たとえば「積立と資産管理はSBI証券、短期売買は手数料が無料のウィブル証券」のように、2社を使い分ける方法もあります。

口座開設からレバレッジETFを買うまでの流れ

口座開設から最初の注文までは、次の5ステップです。

STEP
証券会社の総合口座を申し込む

公式サイトやアプリから申し込み、マイナンバーカードなどで本人確認をします。口座の種類は、税金の計算を証券会社に任せられる特定口座(源泉徴収あり)を選ぶのが一般的です。SBI証券は、ネット申込なら最短翌営業日から取引できるとしています。

STEP
米国株の取引口座を開設する

総合口座とは別に、外国株式取引口座などの申込が必要な証券会社があります。レバレッジ型・インバース型ETFの特性とリスクをまとめた各社の説明にも、この段階で目を通しておきましょう。

STEP
入金して米ドルに両替する

証券口座に日本円を入金します。SBI証券・楽天証券・松井証券・moomoo証券は、先にリアルタイム為替(両替)で米ドルに換えておくと、為替手数料が0銭で済みます。

STEP
ティッカーで検索して指値で注文する

「SOXL」などのティッカーで検索し、倍率と方向(ブル・ベア)を確認してから注文します。SOXLとSOXS、TQQQとSQQQのように逆方向の銘柄と取り違えないよう注意しましょう。値動きが大きいため、成行より指値が基本です。

STEP
損切りの注文を置き、定期的に見直す

買った後は、逆指値やトレーリングストップで損切りの価格を決めておきます。時間外は逆指値が発動しない社が多く、株式併合の前後には注文が失効することもあるため、定期的に確認しましょう。

レバレッジETFの証券会社選びで注意したいこと

NISAでは買えない

レバレッジ型・インバース型ETFは、新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠のどちらでも買えません。2027年に始まるこどもNISAでも扱いは同じで、どの証券会社でも特定口座などの課税口座で取引します。理由と代わりの選択肢は、レバレッジETFとNISAで解説しています。

信用取引では売買できない

日本証券業協会のガイドラインにより、レバレッジ型・インバース型ETFは米国株信用取引の対象外です。8社とも信用では扱っておらず、三菱UFJ eスマート証券は米国株信用取引自体がありません。レバレッジETFは現物で売買するため追証(追加の保証金)は発生せず、損失は原則として投資額までです。

NISA区分の誤表示で行政処分を受けた事例がある

2026年6月19日、moomoo証券は関東財務局から一部業務停止命令と業務改善命令を受けました。理由は、NISAの対象外の米国ETF・ETNを、注文画面で「NISAの対象商品」と事実と異なる表示をして販売したことなどです。処分により、新規口座開設の勧誘・受付は9月18日まで停止されました。

どの証券会社を使う場合も、注文前に口座区分が特定口座や一般口座になっているかを確認しましょう。

時間外や併合のときは注文が効かないことがある

時間外取引では逆指値が使えない社が多く、夜間に大きく動いても損切りが間に合わないことがあります。インバース型ETFで多い株式併合では、併合日をまたぐ期間指定注文が各社で受付不可または失効になり、一時的に売買が止まることもあります。

手数料や取扱銘柄などの条件は変わることがある

2026年は、ウィブル証券の手数料無料化(7月)や楽天証券のアフターマーケット開始(6月)、三菱UFJ eスマート証券の取扱追加(7〜8月)が続きました。マネックス証券では不正アクセス対策で一部銘柄の買付が一時止まり、30銘柄のうちFAS・LABUなど7銘柄は8月10日時点で解除されています。口座開設の前と注文の前に、各社の最新の条件を確認しましょう。

レバレッジETFの証券会社に関するよくある質問

SOXLやTQQQはどの証券会社で買えますか?

SOXL・TQQQ・SPXLは、今回比較した8社すべてで買えます(2026年9月28日時点)。一方、TQQQ以外のProShares社の商品(QLD・SSO・UPRO・SQQQなど)はDMM株では扱っておらず、PSQ・TBTは8社とも取扱がありません。

レバレッジETFの売買コストが一番安い証券会社はどこですか?

円から両替して往復する場合、編集部の試算では約361万円まではウィブル証券が最も安くなります。それを超えると、両替0銭で手数料が上限22ドルのSBI証券・楽天証券・松井証券・moomoo証券が有利です。米ドルのまま売買を繰り返すなら、売買手数料が無料のウィブル証券のコストが最も低くなります。

SBI証券と楽天証券は、レバレッジETFの取引ではどちらが向いていますか?

売買手数料(0.495%・上限22ドル)とリアルタイム為替の0銭、30銘柄の取扱は同じです。差が出るのは注文機能と取引時間で、楽天証券はトレイリング注文・IFD注文と最長16時間の取引に対応しています。SBI証券は、2026年内に時間外取引と23時間取引を始める予定です。

レバレッジETFを信用取引で買ったり、空売りしたりできますか?

できません。日本証券業協会のガイドラインにより、レバレッジ型・インバース型ETFは国内証券の米国株信用取引の対象外です。下落に備えたい場合は、SQQQやSPXUなどのインバースETFを現物で買う方法があります。

NISA口座でレバレッジETFを買える証券会社はありますか?

ありません。レバレッジ型・インバース型ETFは、成長投資枠・つみたて投資枠とも新NISAの対象外です。NISAの対象と表示されている場合は誤表示の可能性があるため、証券会社に確認しましょう。

日本時間の昼間にレバレッジETFを売買できますか?

moomoo証券とウィブル証券なら、夜間取引(日本時間10:00〜18:00)でSOXL・TQQQなどの指定銘柄を指値で売買できます。米国の主要取引所は2026年12月から23時間取引を始める予定で、マネックス証券と松井証券は初日から対応すると発表しています。

レバレッジETFはいくらから買えますか?

米国ETFは1株から買えます。2026年9月25日の終値で換算すると、SOXLは151.45ドル(約2.4万円)、TQQQは79.60ドル(約1.2万円)です(1ドル156.94円)。株価は日々変わるため、実際の金額は注文画面で確認してください。

レバレッジETFの利益に確定申告は必要ですか?

特定口座(源泉徴収あり)で売買すれば、売却益にかかる20.315%の税金は証券会社が源泉徴収するため、原則として確定申告は不要です。分配金にかかる米国の10%の源泉税を外国税額控除で調整したい場合などは、申告が必要です。詳しくはレバレッジETFの税金で解説しています。

まとめ:レバレッジETFの証券会社は「コスト・取扱銘柄・注文機能」で選ぼう

レバレッジETFの証券会社選びのポイントをまとめます。

  • SOXL・TQQQ・SPXLは8社すべてで買える。DMM株のProShares社の商品はTQQQのみで、PSQ・TBTは8社とも取扱なし
  • 売買手数料はウィブル証券が無料、moomoo証券が0.132%、ほかの6社は0.495%(上限22ドル)
  • 編集部の試算では、1回の往復が約361万円まではウィブル証券が最安で、それを超えると両替0銭の社が有利
  • 損切りの自動化はマネックス証券・moomoo証券・ウィブル証券が充実。DMM株は米国株の逆指値がない
  • 日中の取引はmoomoo証券・ウィブル証券。12月の23時間取引にはマネックス証券・松井証券が初日から対応予定
  • レバレッジETFはNISA・信用取引の対象外で、課税口座の現物で売買する

まずは買いたい銘柄を取扱表で確認し、取引額と取引時間に合う1〜2社を選びましょう。手数料や取扱銘柄は変わることがあるため、口座開設の前に各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

人気銘柄の特徴やリスクは、各銘柄の解説記事で確認できます。

本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、特定の金融商品・ETF・証券会社の利用を推奨するものではありません。掲載情報は作成時点のものです。ETFの内容・経費率・純資産総額・出来高・取扱証券会社・手数料・NISA対応可否などは変更される場合があります。投資には価格変動リスク・為替リスク・流動性リスク・信用リスク・金利変動リスクなどがあります。レバレッジETF・インバースETFは一般的なETFよりリスクが高く、短期間で大きな損失が発生する可能性があります。投資判断は、各ETFの目論見書・運用会社の公式情報・証券会社のリスク説明・手数料体系を確認したうえで、ご自身の責任で行ってください。

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この記事を書いた人

小畑 和彰のアバター 小畑 和彰 合同会社WOZ 代表

1999年11月12日、神奈川県三浦市にて生まれる。東京都目黒区在住。
2016年7月にフリーランスとして起業し、Webサイト運営・アフィリエイト広告事業を開始。2020年4月に合同会社WOZ(WOZ LLC)を設立し、アフィリエイト事業の一部を法人化。
現在は、アフィリエイトやウェブ制作を主軸に置きながらも、FXや株式投資にも意欲的に取り組み、自身で得た知見をもとに情報発信を行っている。

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