Vantage Tradingが提供する口座タイプの中で最も取引コストが低い「プレミアム口座」について紹介します。
プレミアム口座は、最小0.0 pipsの極小スプレッドで取引でき、取引手数料が無料、スワップポイントが20%割引となるなど、短期トレーダーにとって非常に魅力的な環境が整えられています。
この記事では、Vantage Tradingのプレミアム口座の特徴、メリットとデメリット、他の口座との違いを詳しく解説します。
なお、Vantage Tradingがどんな業者かを知りたい人は「Vantage Tradingの評判」をお読みください。
Vantage Trading口座タイプの違いを知りたい人は、Vantageの口座タイプ比較をお読みください。
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公式サイト：https://www.vantagejapan.com
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
Vantageプレミアム口座の特徴
Vantageプレミアム口座は、海外FX業者Vantageが提供する上級者向けの口座タイプで、以下のような特徴があります。
- 最大レバレッジ2,000倍
- 狭いスプレッド
- 取引手数料なし
- ロスカット水準0%
- スワップポイント20%割引
- ゼロスリッページ対応
これらの特徴から、プレミアム口座は主に経験豊富なトレーダーや、大きな資金を運用する投資家に適しています。
特に、高いレバレッジを活用したい方や、取引コストを極限まで抑えたい方におすすめです。
ただし、高い最低入金額やボーナス対象外などのデメリットもあるため、十分な資金力と経験が必要です。
Vantageプレミアム口座のメリット
最大レバレッジ2,000倍
Vantageプレミアム口座の最大の特徴は、業界最高水準の2,000倍というレバレッジです。
例えば、1万円の資金で2,000倍のレバレッジを使うと、2,000万円分の取引が可能になります。
レバレッジが高いことで、小さな価格変動でも大きな利益を得るチャンスが生まれ、資金効率を高めることができます。
ただし、レバレッジは諸刃の剣であり、大きく損失も可能性もあるため、自身のリスク許容度に応じた資金管理が大切になります。
ゼロカットシステムにより追証リスク無し
Vantage Tradingはゼロカットシステムを採用しており、追証（おいしょう）が請求される恐れがありません。
ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損をFX業者が負担してくれる仕組みです。
日本のFX業者では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。
Vantage Tradingのようにゼロカットのある海外業者を使えば、自己資金以上に損する危険性を防げます。
スプレッドがかなり狭い
プレミアム口座では、他の口座タイプと比較してスプレッドが非常に狭く設定されています。
例えば、主要通貨ペアであるEURUSDやUSDJPYでは、0.0 pipsからのスプレッドが提供されています。
狭いスプレッドは、特にスキャルピングや高頻度取引を行うトレーダーにとって大きなメリットとなり、小さな価格変動でも利益を出しやすくなります。
取引手数料無料
Vantageプレミアム口座では、取引手数料が完全に無料となっています。
スプレッドの狭さでみると、RAW ECN口座も魅力的ですが、こちらは1ロットあたり往復$6の手数料がかかります。
しかし、プレミアム口座はスプレッドが狭いにも関わらず、取引手数料のかからないため、取引コストが大幅に削減されます。
特に、頻繁に取引を行うトレーダーにとっては、大きな節約になるでしょう。
ロスカット水準0%
プレミアム口座のもう一つの特徴は、ロスカット水準が0%に設定されていることです。
ロスカットとは、証拠金維持率が一定水準を下回った際に、強制的にポジションを決済する仕組みです。
多くの口座では10%や50%といったロスカット水準が設定されていますが、プレミアム口座では0%に設定されています。
これにより、残高がゼロになるまで含み損に耐えることができ、その後の反転を取りやすくなります。
スワップポイント20%割引
プレミアム口座では、スワップポイントが通常より20%割引されるという特典があります。
スワップポイントとは、ポジションを翌日以降に持ち越す際に発生する金利のことです。
スワップポイントが20%割引されることで、マイナススワップが軽減され、特に長期保有を前提としたトレードを行う際に大きなメリットとなります。
ゼロスリッページ対応
プレミアム口座では、特定の市場条件下でゼロスリッページが適用されます。
スリッページとは、注文時の価格と実際の約定価格との差のことです。
通常、市場の変動が激しい時などにスリッページが発生しやすくなりますが、プレミアム口座は原則としてスリッページが発生せず、安定して約定します。
意図した価格で確実に約定するため、より精密なスキャルピング取引において威力を発揮するでしょう。
Vantageプレミアム口座のデメリット・注意点
最低入金額が$3,000で維持しなくてはならない
Vantageプレミアム口座を利用するには、最低$3,000（約45万円）の入金が必要で、スタンダードSTP口座やRAW ECN口座の最低入金額$50（約7,500円）と比べてかなり高額です。
さらに重要なのは、この$3,000の残高を常に維持しなければならないことです。
口座残高が$3,000を下回ると、口座が読み取り専用となり、新規取引ができなくなります。
プレミアム口座は十分な資金力を持つトレーダーに適している一方、初心者や少額から始めたい人にはハードルが高いといえるでしょう。
ボーナスキャンペーンの対象外
Vantageでは、新規口座開設者に最大15,000円の口座開設ボーナスを提供していたり、入金額に応じた入金ボーナスや、取引量に応じて貯まるVポイントなど、様々な特典を用意していますが、プレミアム口座ではこれらすべてが利用できません。
プレミアム口座は、ボーナスを削っているかわりに、取引コストの安さや口座スペックで顧客へ訴求しているため、上級者向けの口座といえるでしょう。
MT5に非対応
Vantageプレミアム口座では、MetaTrader 5（MT5）が利用できないという制限があります。
MT5は、MT4の後継版として開発された取引プラットフォームで、より高度な分析ツールが使えます。
プレミアム口座ではMT4、Vantage Tradingアプリ、プロトレーダーは利用可能ですが、MT5を使いたい場合は他の口座タイプを選ぶ必要があります。
裁量トレードにおいては、MT4とMT5の違いによって支障がでることは少ないですが、EAやシグナルトレードではMT5でしか動作しないものもあるため、システムトレーダーは注意が必要です。
口座残高によるレバレッジ制限あり
Vantageプレミアム口座では、口座残高に応じてレバレッジが制限される仕組みがあります。
具体的には以下のような制限が設けられています。
| 口座残高 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| 〜$10,000 | 最大2,000倍 |
| $10,000〜$19,999 | 最大1,000倍 |
| $20,000〜 | 最大500倍 |
口座残高が増えるにつれてリスクを抑制するための措置ですが、ハイレバレッジでの取引を好むトレーダーにとっては制約となる可能性があります。
Vantageプレミアム口座の開設方法
新規登録を行うと、メールでマイページ（クライアントポータル）へのログイン情報が送られてくるので、そこに記載されているパスワードでログインしましょう。
初期パスワードはセキュリティ性が低いため、各自変更することをおすすめします。
マイページ（クライアントポータル）へログインしたら、詳しい個人情報を入力します。
国籍、生年月日、住所、職業、財務状況、投資経験などを正しく入力しましょう。
取引プラットフォームはMT4を選び、口座タイプは「PREMIUM」を選びましょう。
Vantageでは本人確認と不正利用防止の観点から「身分証明書」と「住所確認書」を1点ずつアップロードする必要があり、書類が受理されるまでは取引ができません。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 電気・ガス・水道の請求書・領収書
- 電話・ネット回線の請求書・領収書
- カード・銀行の利用明細・請求書
- 健康保険証（住所記載のもの）
- 住民票
- 印鑑登録証明書
- 納税証明書
必要書類をアップロードして書類の内容に問題がなければ、当日もしくは翌営業日に口座が有効化され、Vantageのすべての機能が使えるようになります。
Vantageでは、口座開設ボーナスを提供していて、未入金でトレードを初められることが強みとされていますが、プレミアム口座だけはボーナスを一切受け取れません。
プレミアム口座の最低入金額は$3,000（約45万円）となっており、口座残高が$3,000に満たないと「読み取り専用」口座となってしまい、取引ができません。
Vantageのリアル口座でトレードするには、MT4をインストールするか、Webブラウザ上で動作するProTraderを使います。
パソコンでトレードする場合は、Vantageの公式ページからMacかWindowsバージョンのMT4をダウンロードするか、ProTraderを使いましょう。
iPhoneやAndroidスマホでトレードするなら、パソコン同様にMT4アプリを使う方法が一般的です。
Vantageプレミアム口座に関するQ&A
Vantageプレミアム口座に関するよくある質問と回答をまとめました。
プレミアム口座は初心者におすすめですか？
プレミアム口座は、初心者の方にはおすすめできません。
最低入金額が$3,000（約45万円）と高額で、さらにこの残高を常に維持しなくてはなりません。
また、Vantageの大きな魅力であるボーナスを一切受け取れないため、100%自己資金でトレードする必要があります。
初心者の方は、まずスタンダードSTP口座やRAW ECN口座から始めることをおすすめします。
これらの口座は最低入金額が$50と低く、ボーナスも利用できるため、より手軽にトレードを始められます。
プレミアム口座でボーナスは貰えますか？
残念ながら、プレミアム口座ではVantageが提供するボーナスを受け取ることはできません。
ボーナスを活用したい場合は、スタンダードSTP口座やRAW ECN口座を選びましょう。
これらの口座では、最大15,000円の口座開設ボーナスや、入金額に応じた入金ボーナスが提供されています。
RAW ECN口座とプレミアム口座、どっちがお得ですか？
RAW ECN口座とプレミアム口座、どちらがお得かは、トレーダーの取引スタイルや資金力によって異なります。
取引条件では明らかにプレミアム口座が優れていて、取引手数料が無料（RAW ECN口座は1ロットあたり$6）、最大レバレッジは2,000倍（RAW ECN口座は1,000倍）、ロスカット水準は0%（RAW ECN口座は10%）となっています、
さらにスワップポイントが20%割引になるなどの特典があります。
反面、プレミアム口座は最低入金額が$3,000と高く、ボーナスも受け取れないというデメリットがあります。
資金に余裕があり、高頻度取引を行うトレーダーにはプレミアム口座が有利ですが、少額から取引を始めたい方や、ボーナスを活用したい方にはRAW ECN口座がおすすめです。
プレミアム口座でスキャルピングはできますか？
はい、Vantageプレミアム口座でスキャルピングは可能です。
むしろ、プレミアム口座はスキャルピングに最適な環境を提供しています。
プレミアム口座は、0.0 pipsからの狭いスプレッドを提供し、取引手数料も無料、さらにゼロスリッページ対応です。
低コストと約定力を兼ね備えているため、スキャルピングに非常に適した環境といえるでしょう。
プレミアム口座でEAを利用した自動売買はできますか？
はい、Vantageプレミアム口座でもEA（エキスパートアドバイザー）を利用した自動売買が可能です。
プレミアム口座では、MT4が利用可能で、MT4向けに開発されたEAを動作させることができます。
ただし、MT5は利用できないため、MT5専用のEAは使用できない点に注意が必要です。
後から他の口座タイプへ変更できますか？
Vantageでは、一度開設した口座タイプを後から変更することはできません。
つまり、プレミアム口座を開設した後に、スタンダードSTP口座やRAW ECN口座に変更することはできないのです。
ただし、マイページから新たに別の口座タイプを追加で作ることは可能で、 例えば、プレミアム口座を持っている方が、新たにRAW ECN口座を開設することができます。
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