海外FX業者「Vantage Trading」(ヴァンテージ・トレーディング)の評判をまとめました。
実際の使い心地、メリット・デメリットを徹底的にあぶり出したので、表面的な情報ではなく、実情に即した内容となっています。
これからVantageを使おうと考えている人は、ぜひこの記事を参考材料にしていただければ幸いです。
Vantageは日本金融庁に未登録の海外業者であり、日本の法的保護を受けられない可能性があります。この記事は日本居住者に対して口座開設等を促すものではありません。日本居住者は、日本金融庁に無登録の海外所在業者を利用せず、日本の金融ライセンスを取得している業者を利用するようにしてください。
海外所在業者を利用する際のリスクや注意点については「海外FXのメリット・デメリット・国内FXとの違い」や「海外FXは違法?」を参考にしてください。
新規口座開設15,000円・最大120%入金ボーナス実施中!
公式サイト:https://www.vantagejapan.com
※当業者は日本で金融商品取引業の登録を受けていないため、日本居住者は利用をお控えください
この記事の監修者
飯田道子
Paradise Wave(パラダイスウエーブ)代表。海外生活ジャーナリスト。金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。どの金融機関にも属さない独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動など、幅広く活躍している。
- ファイナンシャルプランナー(CFP®資格)
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 証券外務員Ⅱ種
- 宅地建物取引士合格者
Vantage総合評価・ユーザーの口コミ
メリット・デメリット
- 最大レバレッジ2,000倍
- ECN口座・プレミアム口座のスプレッドが狭い
- 口座開設ボーナス・入金ボーナスが豪華
- ビットコインのスプレッドが狭い
- ゴールド・仮想通貨はスワップフリー
- 日本株を最大20倍レバレッジで取引できる
- 入金方法が多い
- 法人口座に対応
- 残高増加によるレバレッジ制限がある
- プレミアム口座の敷居が高い
- 国内銀行送金で出金できない
- VPS無料サービスがない
管理人の総評
Vantageは、2020年に日本人受け入れを一旦ストップしたものの、バヌアツライセンス取得により2022年8月に再び日本人受け入れを始めた海外ブローカーです。
最大レバレッジが2,000倍と高く、いくつかのボーナスも用意されていることから、少ない資金を効率よく増やすのに適しています。
また、CFD商品がとても充実していて、定番のコモディティから株式、仮想通貨まで様々な商品をトレードできます。
CFD商品のうち、ゴールドと仮想通貨はスワップフリーで取引できるので、長期ポジションの保有にも適しています。
入出金方法も豊富で、国内銀行送金やクレジットカード入金のほか、Apple Pay・Google Pay、オンラインウォレット、仮想通貨にも対応していて、とても使い勝手が良いです。
ただし、ロスカットレベルが50%とやや高めで、口座残高が$20,000を超えるとレバレッジが500倍へ制限されるなど、いくつか制約もあるので、使う前に把握しておきましょう。
当サイトが公開している「海外FXおすすめ比較ランキングTOP20」では、現在2位となっています。
ユーザーの評判・口コミ
- ビットコインのスプレッドが超狭い
-
総合評価 4.6 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュービットコイン(BTC)のスプレッドが他社よりも狭く、海外ブローカーとしてはぶっちぎりの一位だと思います。約定力も良いので現在はメインブローカーとして愛用中です。ボーナスがいろいろと貰えるのも嬉しいポイントです。
Vantageの良い評判・メリット
最大レバレッジ2,000倍
Vantageの最大の魅力は、業界最高水準となる2,000倍のレバレッジを提供していることです。(プレミアム口座以外は1,000倍)
2,000倍のレバレッジを活用すれば、例えば1万円の証拠金で2,000万円分の取引が可能になり、少ない資金でも大きな利益を狙うチャンスが広がります。
ただし、短期間で大きく損する危険性も大きくなるため、自身のリスク許容度に応じた資金管理が必要です。
ECN口座・プレミアム口座のスプレッドが狭い
Vantageが提供するRAW ECN口座やプレミアム口座では、非常に狭いスプレッドでの取引が可能です。
いずれの口座も、主要通貨ペアで0.0 pipsからと業界トップクラスの狭さを誇り、なおかつどの時間帯でも比較的安定して推移しています。
RAW ECN口座では、スタンダード口座同様に最低入金額$50と安く、少資金でも使いやすい口座ですが、スプレッドとは別に1ロットあたり$6の手数料がかかります。
一方、プレミアム口座では、最低入金額が$3,000とかなり高額にはなるものの、取引手数料が発生しないため、スプレッドの狭さをそのまま享受することができます。
口座開設ボーナス・入金ボーナスが豪華
Vantageは、新規口座開設者向けのボーナスや入金時のボーナスが魅力的です。
口座開設時には、最大15,000円のボーナスを受け取ることができ、これは入金不要で獲得できるため、リスクなくVantageの取引環境を試すことができます。
さらに、入金時にも最大120%のボーナスが用意されており、例えば、5万円を入金すると6万円分のボーナスが追加されます。
これらのボーナスは出金することはできないものの、取引の際の証拠金として使えるため、資金の少ない初心者トレーダーにとっては強い味方となるでしょう。
ビットコインのスプレッドが狭い
Vantageは仮想通貨取引、特にビットコイン(BTC)取引において、非常に狭いスプレッドを提供しています。
ビットコインのスプレッドは$15〜20に設定されており、これは他社の半値近い金額です。
例えば、ビットコインの価格が$60,000の場合、Vantageでのスプレッドは約0.025〜0.03%程度になります。
これは国内の仮想通貨取引所と比較しても非常に低い水準で、頻繁に取引を行う投資家や、短期的な値動きを狙うトレーダーにとって大きなメリットとなります。
ゴールド・仮想通貨はスワップフリー
Vantageでは、ゴールドと仮想通貨の取引においてスワップフリーが適用されます。
通常、日をまたいでポジションを長期保有する際にスワップポイントがかかりますが、スワップフリーではこれが発生しません。
例えば、ゴールド取引で長期的な値上がりを狙う場合、スワップコストを気にせずポジションを保持できます。
また、仮想通貨のような24時間取引可能な商品でも、日をまたぐ取引がしやすくなります。
日本株を最大20倍レバレッジで取引できる
Vantageでは、80銘柄の日本株をCFDとして取引可能で、最大20倍ものレバレッジをかけて取引できます。
アメリカ株やEU株などを取引できる海外FX業者は多いですが、日本株を取り扱っている業者は珍しく、なおかつ最大20倍のレバレッジは業界最高水準です。
入金方法が多い
Vantageは、ユーザーの利便性を考慮し、多様な入金方法を提供しています。
国内銀行送金はもちろん、クレジットカードや電子決済システム、さらには仮想通貨での入金にも対応しているため、ユーザーは好みの方法で口座へ入金できます。
例えば、即時反映を希望する場合はクレジットカードや電子決済システムが便利です。
一方、大口の入金を行う場合は手数料の低い銀行送金が適しています。
また、仮想通貨での入金は、デジタル資産を保有する投資家にとって魅力的な選択肢となります。
Vantageの悪い評判・デメリット
残高増加によるレバレッジ制限がある
Vantageでは、口座残高(ボーナスは含まない残高)の増加に伴って、段階的にレバレッジが制限されます。
具体的には、口座残高が$10,000(約160万円)を超えるとプレミアム口座の最大レバレッジが2,000倍から1,000倍へ引き下がり、$20,000(約320万円)を超えると口座タイプ問わず500倍へ引き下がります。
大きな資金をハイレバレッジで運用したいトレーダーにとっては、注意が必要です。
プレミアム口座の敷居が高い
Vantageプレミアム口座は、最大2,000倍のレバレッジや0%のロスカット水準など、かなりハイスペックな口座となっています。
しかし、この口座を開設するには最低$3,000(約45万円)の入金が必要で、なおかつ使い続けるには、$3,000以上の残高を維持する必要があります。
少額から始めたい初心者トレーダーや、リスクを抑えて取引したい投資家など、多くの個人投資家にとって、かなり高い敷居となっています。
国内銀行送金で出金できない
Vantageでは、国内銀行送金による出金ができないのも大きなデメリットです。
例えば、利益を出金して生活資金に充てたい場合や、急な出費に対応したい場合に、すぐに銀行口座に資金を移動できません。
代わりに、仮想通貨での出金や海外送金などの方法を使う必要がありますが、これらは手続きが複雑だったり、手数料が高かったりすることがあります。
VPS無料サービスがない
Vantageでは、VPSの無料サービスが提供されていません。
VPSは、自動売買システム(EA)を24時間稼働させたり、安定した取引環境を確保するのに役立つサービスです。
多くの競合他社が、条件を満たしたユーザーに対してVPSを無料で提供しているなか、Vantageにはそのようなサービスがありません。
EAを使用して自動取引を行いたいトレーダーは、別途VPSサービスを契約する必要があります。
Vantageの安全性・信頼性:評価⭐️⭐️⭐️
公式Webサイト | https://www.vantagetradings.com |
運営会社 | Vantage Prime Trading Limited(バヌアツ共和国) |
設立 | 2009年 |
資金の管理方法 | 分別管理 |
Vantageの金融ライセンス
金融ライセンスとは?
金融ライセンスとは、FX業者が金融サービスを提供するにあたり、各国から取得している営業許可証のことです。
ライセンスを発行している国によって、業者に対する規制や登録要件などが異なるため、海外FX業者を選ぶ際は「どの国の金融ライセンスを持っているか」を確認するようにしましょう。
Vantageは世界の3箇所に法人を登記しているグローバルグループで、各国の金融ライセンスを取得しています。
- Vantage Prime Trading Limited:バヌアツ金融サービス委員会のライセンス(番号:700271)
- Vantage International Group Limited:ケイマン諸島金融庁のライセンス(番号:1383491)
- Vantage Global Prime Pty Ltd:オーストラリア証券投資委員会のライセンス(番号:428901)
バヌアツ以外にも、世界トップレベルで厳格とされるオーストラリアのライセンスを取得していることから、Vantageグループ全体の信頼性はかなり高いといえるでしょう。
ただし、日本人が口座開設を行うとバヌアツ法人のVantage Prime Trading Limitedの管轄となります。
顧客資金は「分別管理」で保管
Vantageは、顧客から預かった資金を「分別管理」という方法で管理しています。
分別管理とは、会社の運転資金と顧客の資金を切り離して管理する方法で、海外FX業者の資金管理方法として最もメジャーです。
しっかり分別管理されている業者を使うことで、自分が預けたお金が勝手に転用されるリスクは低いといえますが、あくまでも社内での管理に過ぎないため、絶対に安全とはいえません。
ちなみに日本のFX業者は、顧客の資金を第三者の機関へ預けて、仮に業者が破綻しても必ず資金が返還される「信託保全」を行っているため、分別管理のみの海外FX業者よりも安全性が高いといわれています。
日本の金融庁から警告を受けている
日本の金融庁は、日本国内で金融ライセンスを取得していないにも関わらず、日本で営業を行っている業者を「無登録業者」と位置づけ、随時「警告」を行っています。
「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のリストの中にはVantageも掲載されていることから、あたかも悪質な業者であるかのような印象を受けてしまいますが、そもそもVantageは日本居住者を対象とした業者ではないため、日本で金融商品取引業の登録を受けていないのは自然なことです。
仮に日本で無登録のVantageが、日本国内で営業活動・宣伝活動を行った場合には違法となりますが、日本居住者が自らの意思で利用するぶんには、利用者側に何ら違法性はありません。(業者側の違法性を否定するものではありません。)
Vantageの取引口座:評価⭐️⭐️⭐️
口座タイプ | スタンダードSTP口座 RAW ECN口座 プレミアム口座 |
複数口座 | 対応 |
最大レバレッジ | 最大2,000倍 |
注文方式 | NDD方式(STP・ECN) |
ゼロカット | ◯ |
デモ口座 | ◯ |
法人口座 | ◯ |
口座の開設方法
新規登録を行うと、メールでマイページ(クライアントポータル)へのログイン情報が送られてくるので、そこに記載されているパスワードでログインしましょう。
初期パスワードはセキュリティ性が低いため、各自変更することをおすすめします。
マイページ(クライアントポータル)へログインしたら、詳しい個人情報を入力します。
国籍、生年月日、住所、職業、財務状況、投資経験などを正しく入力しましょう。
取引プラットフォームはMT4・MT5のどちらか、口座タイプは以下のいずれかを選びます。
どの口座タイプを選ぶべきか迷ったら、「スタンダードSTP口座」がおすすめです。
- スタンダードSTP口座
- RAW ECN口座
- プレミアム口座
Vantageでは本人確認と不正利用防止の観点から「身分証明書」と「住所確認書」を1点ずつアップロードする必要があり、書類が受理されるまでは取引ができません。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 電気・ガス・水道の請求書・領収書
- 電話・ネット回線の請求書・領収書
- カード・銀行の利用明細・請求書
- 健康保険証(住所記載のもの)
- 住民票
- 印鑑登録証明書
- 納税証明書
必要書類をアップロードして書類の内容に問題がなければ、当日もしくは翌営業日に口座が有効化され、Vantageのすべての機能が使えるようになります。
Vantageではたまに口座開設ボーナスを実施していますが、本格的に取引を始めるなら自己資金を入金する必要があるでしょう。
国内銀行送金やクレジットカードなどが定番の入金方法です。
Vantageのリアル口座でトレードするには、MT4・MT5をインストールするか、Webブラウザ上で動作するProTraderを使います。
パソコンでトレードする場合は、Vantageの公式ページからMacかWindowsバージョンのMT4・MT5をダウンロードするか、ProTraderを使いましょう。
iPhoneやAndroidスマホでトレードするなら、パソコン同様にMT4・MT5アプリを使う方法が一般的です。
Vantageの口座の開設方法に関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
今年の7月に口座開設しました。すべて日本語で済んだので国内証券で口座開設するような感覚でとても楽でした。
口座タイプは3種類
Vantageの口座タイプは次の3種類。
- スタンダードSTP口座
- RAW ECN口座
- プレミアム口座
PAMM口座はプロのトレーダーに運用を任せる口座で、裁量トレードはできないので、ここでは口座比較表から省きます。
項目 | スタンダードSTP | RAW ECN | プレミアム |
---|---|---|---|
1ロットの価値 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 2,000倍 |
取引ツール | MT4 MT5 ProTrader | MT4 MT5 ProTrader | MT4 |
取り扱い銘柄 | FX 仮想通貨 貴金属 エネルギー 指数 株式 | FX 仮想通貨 貴金属 エネルギー 指数 株式 | FX 仮想通貨 貴金属 エネルギー 指数 株式 |
注文方式 | NDD STP | NDD ECN | NDD ECN |
スプレッド | 1.8pips〜 | 0.0pips〜 | 0.0pips〜 |
取引手数料 | – | $6 /1ロット | – |
最低取引ロット | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
最大取引ロット | 200 | 200 | 200 |
最大ポジション数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ゼロカット | ◯ | ◯ | ◯ |
ロスカットレベル | 10% | 10% | 0% |
ストップレベル | × | × | × |
口座開設ボーナス | ◯ | ◯ | × |
入金ボーナス | ◯ | ◯ | × |
取引ボーナス | × | × | × |
最低入金額 | $50 | $50 | $500 |
取引方式はNDDを採用
Vantageではすべての注文をNDD方式(ノン・ディーリング・デスク)で処理していて、口座タイプによってSTP方式とECN方式のいずれかが採用されています。
STP方式・ECN方式はどちらもディーラーの裁量が介在せず、すべてシステムが自動で処理しているため、日本のFX業者でポピュラーなOTC方式・DD方式(ディーリング・デスク)よりも透明性が高いです。
STP方式はVantageがLPから引き出したレートにスプレッドをマークアップする仕組みです。
対し、ECN方式は顧客の注文同士を直接マッチングさせて別途手数料を徴収する仕組みで、RAW ECN口座では1ロットあたり$6の手数料がかかります。
Vantageの約定力に関する評判・口コミ
総合評価 4 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
レートが激しく動く際は少し遅れることもありますが、平常時であればすぐに注文が通るため、不満はありません。
スキャルピング・EA制限なし
Vantageではスキャルピングが全面的に認められているため、回転率の高いトレードを何度も繰り返しても、口座凍結されたり出金拒否される恐れがありません。
また、EA・自動売買・インジケータに関しても一切制限がないので、システムトレーダーにもおすすめの業者です。
ただし、複数口座をまたいで両建てポジションを取ったり、他の海外FX業者とVantageを使用した両建てトレードは禁止されているため注意したいところ。
レバレッジは最大2,000倍
レバレッジとは?
「レバレッジ」とは、テコの原理のように、少額の資金で大きな取引ができる仕組みのことです。
例えば、1万円の資金しかなくても、レバレッジを10倍に設定すれば、10万円分の取引をすることができます。
少ない資金でも、レバレッジを効かせることで大きな利益を狙える一方、損失も大きく膨らみやすく、過剰なハイレバレッジ取引は破産する危険性を高めます。
Vantageのレバレッジは口座タイプによって異なり、プレミアム口座のみ最大2,000倍で、それ以外の口座は1,000倍となっています。
ただし、口座残高(ボーナスは含まない残高)の増加に伴って、段階的にレバレッジが制限されます。
具体的には、口座残高が$10,000(約160万円)を超えるとプレミアム口座の最大レバレッジが2,000倍から1,000倍へ引き下がり、$20,000(約320万円)を超えると口座タイプ問わず500倍へ引き下がります。
口座残高 | プレミアム口座 | スタンダードSTP口座 RAW ECN口座 |
---|---|---|
〜$10,000 | 最大2,000倍 | 最大1,000倍 |
$10,000〜$19,999 | 最大1,000倍 | 最大1,000倍 |
$20,000〜 | 最大500倍 | 最大500倍 |
Vantageのレバレッジに関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
やはり海外ブローカーだけありレバレッジについては申し分ありません。今のトレードには持て余すほど高いです。
ゼロカットシステムにより追証リスク無し
Vantageはゼロカットシステムを採用しており、追証(おいしょう)が請求される恐れがありません。
ゼロカットシステムとは、相場の急変動によってロスカットが間に合わず、口座残高を超える損失が発生した際に、残高以上の損をFX業者が負担してくれる仕組みです。
日本のFX業者では、金融商品取引法によってゼロカットが禁止されており、残高以上の損は追証が請求されてしまうため、自己資金を超える損失が生まれるリスクがあります。
Vantageのようにゼロカットのある海外業者を使えば、自己資金以上に損する危険性を防げます。
ロスカットレベルが0〜10%と低め
ロスカットレベルとは?
FX取引におけるロスカットレベルとは、含み損が一定の水準を超えた場合に、さらなる損失を防ぐためにポジションが強制決済される水準のことです。
例えば、ロスカットレベルが50%の場合、証拠金維持率が50%を下回ると強制ロスカットが執行されます。
ロスカットレベルの設定は、FX会社によって異なるため、取引前に必ず確認することが大切です。
Vantageでは、プレミアム口座のみロスカットレベルが0%に設定されていて、口座残高がゼロになるまで含み損に耐えることができます。
それ以外の口座では、ロスカットレベルが10%に設定されていて、証拠金維持率が10%を下回った段階で含み損ポジションが強制ロスカットされます。
XMTradingやFXGTなど主要な海外FX業者が20%であることを考えると、10%はかなり低いめの設定で、ハイレバトレードにおいてはとても有利となります。
ストップレベルゼロ
Vantageは全ての通貨ペア・CFD商品においてストップレベルがゼロに設定されています。
ストップレベルが設けられていないことで、現在値の直上・直下に指値・逆指値ラインを設置することが可能です。
法人口座に対応
Vantageでは、個人名義の口座のみならず、法人名義でも口座開設が可能です。
Vantage新規口座開設ページの「口座の種類」の欄から「法人口座」を選び、指示に従って必要書類のアップロードを進めましょう。
Vantageの手数料:評価⭐️⭐️
スプレッド・取引手数料
スプレッドとは?
海外FXにおける「スプレッド」とは、通貨を売る価格(売値)と買う価格(買値)の差のことです。
例えば、USDJPY(米ドル/日本円)ペアの売値が140.000、買値が140.010の場合、スプレッドは1銭(1pips)となります。
スプレッドは、FX取引を行う際に必ず支払うことになる手数料のようなもので、スプレッドが大きいほど取引コストも大きくなります。
VantageのスタンダードSTP口座と、他業者のSTP口座のスプレッドを比較した結果が次のとおり。
FX業者 口座タイプ | USDJPY | EURJPY | GBPJPY | AUDJPY | EURUSD | GBPUSD | AUDUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Vantage スタンダードSTP | 1.6 pips | 1.6 pips | 1.8 pips | 2.0 pips | 1.2 pips | 1.4 pips | 1.8 pips | 0.25 |
XMTrading スタンダード | 1.6 pips | 2.3 pips | 3.6 pips | 3.3 pips | 1.7 pips | 2.2 pips | 1.9 pips | 0.28 |
AXIORY スタンダード | 1.3 pips | 1.4 pips | 1.9 pips | 2.0 pips | 1.3 pips | 1.6 pips | 1.7 pips | 0.53 |
FXGT スタンダード | 1.6 pips | 2.2 pips | 3.5 pips | 3.3 pips | 1.6 pips | 2.2 pips | 1.6 pips | 0.40 |
Exness スタンダード | 1.1 pips | 1.9 pips | 2.0 pips | 1.3 pips | 1.0 pips | 1.5 pips | 1.5 pips | 0.50 |
Vantageのプレミアム口座と、他業者の低スプレッド・手数料無料型の口座のスプレッドを比較した結果が次のとおり。
FX業者 口座タイプ | USDJPY | EURJPY | GBPJPY | AUDJPY | EURUSD | GBPUSD | AUDUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Vantage プレミアム | 0.4 pips | 1.0 pips | 0.8 pips | 1.8 pips | 0.6 pips | 0.9 pips | 0.7 pips | 0.12 |
HFM プロ | 1.2 pips | 1.4 pips | 1.5 pips | 2.3 pips | 0.6 pips | 0.6 pips | 0.6 pips | 0.14 |
XMTrading KIWAMI極 | 0.6 pips | 1.2 pips | 1.4 pips | 1.3 pips | 0.6 pips | 0.8 pips | 0.9 pips | 0.16 |
Exness プロ | 0.7 pips | 1.2 pips | 1.2 pips | 0.8 pips | 0.7 pips | 1.0 pips | 0.9 pips | 0.12 |
FXGT プロ | 0.8 pips | 1.0 pips | 1.5 pips | 1.8 pips | 0.7 pips | 1.0 pips | 0.9 pips | 0.21 |
VantageのRAW ECN口座と、他業者のECN口座のスプレッドを比較した結果が次のとおり。
FX業者 口座タイプ | USDJPY | EURJPY | GBPJPY | AUDJPY | EURUSD | GBPUSD | AUDUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Vantage RAW ECN | 1.1 pips ($6.0) | 1.2 pips ($6.0) | 1.6 pips ($6.0) | 1.7 pips ($6.0) | 0.6 pips ($6.0) | 0.9 pips ($6.0) | 0.9 pips ($6.0) | 0.21 ($0.6) |
XMTrading Zero | 1.1 pips ($10.0) | 1.4 pips ($10.0) | 2.2 pips ($10.0) | 2.2 pips ($10.0) | 1.1 pips ($10.0) | 1.3 pips ($10.0) | 0.4 pips ($10.0) | 0.20 ($1.0) |
AXIORY ナノ | 0.8 pips ($6.0) | 1.1 pips ($6.0) | 1.4 pips ($6.0) | 1.3 pips ($6.0) | 0.9 pips ($6.0) | 1.2 pips ($6.0) | 1.1 pips ($6.0) | 0.39 ($0.6) |
Exness ロースプレッド | 0.7 pips ($7.0) | 1.1 pips ($7.0) | 1.2 pips ($7.0) | 0.9 pips ($7.0) | 0.7 pips ($7.0) | 0.9 pips ($7.0) | 0.9 pips ($7.0) | 0.28 ($0.7) |
Titan FX ブレード | 1.0 pips ($7.0) | 1.4 pips ($7.0) | 2.2 pips ($7.0) | 1.8 pips ($7.0) | 0.9 pips ($7.0) | 1.3 pips ($7.0) | 1.2 pips ($7.0) | 0.28 ($0.7) |
Vantageの取引コストに関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
ビットコインのスプレッドが狭いという口コミにつられて口座開設しましたが、まさにその通りで、XMやTITANの半分くらいの狭さでした。通貨ペアのほうは至って普通です。
スワップポイント
Vantageのスワップポイントを1ロットあたりの円建て表記でまとめました。
あくまでも2024年9月9日現在の情報のため、最新の情報は取引画面から確認してください。
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
USDJPY | +882円 | -2,424円 |
EURJPY | +536円 | -1,810円 |
GBPJPY | +1,133円 | -2,996円 |
AUDJPY | +449円 | -1,291円 |
EURUSD | -920円 | +398円 |
GBPUSD | -376円 | +70円 |
AUDUSD | -372円 | +82円 |
XAUUSD | -4,397円 | +3,141円 |
Vantageのスワップポイントに関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
短期トレードが主でスワップ金利を気にすることはありませんが、ゴールドをスワップフリーで持てるのは良いと思います。
口座維持手数料
Vantageでは原則として口座の維持手数料はかかりません。
入出金手数料
Vantageの入出金手数料は、送金方法や金額を問わず無料となっています。
ただし、銀行送金で入金する際の振り込み手数料、bitwallet側での送金手数料など、送金方法によっては別途手数料がかかることに注意したいところ。
Vantageのボーナス:評価⭐️⭐️⭐️
口座開設15,000円ボーナス
2024年4月1日以降、Vantageで初めてリアル口座を開設して、必要書類をアップロードして本人確認を完了すると、15,000円の口座開設ボーナスを受け取れます。
15,000円ボーナスはあくまでも取引証拠金として使えるもので出金はできませんが、ボーナスを使用したトレードで得た利益は出金できるため、自己資金を入金することなく利益を狙えるのがメリットです。
ただし、口座開設から7日以内に本人確認を完了しないと、10,000円に減額されてしまうので、口座開設したらすぐに本人確認を済ませましょう。
ボーナス対象の口座タイプはスタンダードSTP口座とRAW ECN口座で、プレミアム口座は対象外となっています。
最大120%入金ボーナス
Vantageへ自己資金を入金すると、初回入金に対して最大75,000円の120%入金ボーナス、2回目の入金に対しては最大150,000円の50%入金ボーナス、3回目以降の入金に対しては最大1,275,000円の20%ボーナスが付与されます。
ただし、口座開設から7日以内に初回入金した場合のみ120%ボーナスが適用され、8日以降に入金すると100%に減額されます。
Vantage Tradingリワード
Vantage Tradingリワードは、取引するたびにポイントが貯まり、現金や各種クーポンへの交換ができるポイントプログラムです。
ポイントの付与率はトレーダーのランクに応じて変わり、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4つのレベルがあります。
ランク | ポイント付与率 |
---|---|
ブロンズ | $1,000,000取引あたり100ポイント |
シルバー | $1,000,000取引あたり150ポイント |
ゴールド | $1,000,000取引あたり200ポイント |
プラチナ | $1,000,000取引あたり250ポイント |
また、直近90日間の取引量に応じてランクが決まり、最上位のプラチナランクを獲得するためには1日あたり10ロット以上の取引が必要になります。(1ヶ月の取引日を20日と換算)
ランク | ランクアップ条件 |
---|---|
ブロンズ | 初期 |
シルバー | $3,000,000以上の取引 |
ゴールド | $15,000,000以上の取引 |
プラチナ | $60,000,000以上の取引 |
金利13%Vプレミアム預金
Vantageの「金利13%Vプレミアム預金」では、一定の条件を満たすことで、口座残高に対して最大年利13%相当の金利を獲得できます。
金利を獲得する条件としては、まず、毎日$5,000(約75万円)以上の口座残高を維持することが要求されます。
さらに、週単位で残高$5,000ごとに0.5ロット以上の取引を行う必要があります。
例えば、$10,000の残高がある場合、週に1ロット以上の取引が必要となります。対象となる取引商品はFX、金、銀、原油に限定されており、各取引は最低5分以上ポジションを保有することが条件です。
条件を達成すると、口座残高の0.05%/日のキャッシュバックが得られます。
キャッシュバックは毎週月曜日に前週の達成状況に応じて支払われ、獲得した報酬は出金も可能で、出金手数料も無料となっています。
ただし、いくつかの注意点があります。
ボーナス(クレジット)は口座残高に含まれないこと、複数口座で参加する場合は口座ごとに条件達成が必要であることに留意が必要です。
また、このキャンペーンに参加するにはVantageの会員ページでの申請が必要となります。
Vantageのボーナスに関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
口座開設ボーナスをやってるタイミングで口座開設したため、15,000円のクレジットが貰えました。あいにく溶かしてしまいましたが、入金ボーナスもかなりの額が貰えてお得でした。
Vantageの入出金方法:評価⭐️⭐️⭐️
Vantageへの入金方法はとても豊富で以下のとおり。
- 国内銀行送金
- クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB)
- Apple Pay
- Google Pay
- bitwallet
- STICPAY
- 仮想通貨(BTC・ETH・USDT-ERC20・USDT-TRC20)
手軽に手数料を節約して入金したいなら、国内銀行送金がおすすめですが、銀行の営業時間外に振り込むと翌営業日の反映となります。
銀行の営業時間外にすぐ入金したいときにはクレジットカード入金が便利で、VISA・Mastercard・JCBカードを使って手数料無料で入金できます。
また、海外FXではおなじみのオンラインウォレット「bitwallet」と「STICPAY」に使い慣れている方は、これらを使ってスムーズに入出金するのも良いでしょう。
Vantageへの入金方法
入金方法 | 手数料 | 最低入金額 | 反映時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 無料※1 | 5,000円 | 1営業日 |
クレジットカード デビットカード | 無料 | 5,000円 | 即時 |
Apple Pay | 無料 | 5,000円 | 即時 |
Google Pay | 無料 | 5,000円 | 即時 |
bitwallet | 無料 | 5,000円 | 即時 |
STICPAY | 無料 | 5,000円 | 即時 |
仮想通貨 | 無料 | 5,000円 | 即時 |
- 1:国内銀行送金の振り込み手数料は顧客負担となります。
Vantageの入金に関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
常日頃からビットウォレットを使っているため、Vantageでもこれを使って入金しました。マイページから簡単に申請できて、すぐに口座へ入金できるので便利です。
Vantageからの出金方法は、海外銀行送金、カードへの返金、bitwallet、STICPAY、仮想通貨が用意されています。
過去にカードで入金している場合は、まずはカードへ同額を返金して、残りの利益分については銀行送金などで出金が可能となります。
Vantageからの出金方法
出金方法 | 手数料 | 最低出金額 | 反映時間 |
---|---|---|---|
海外銀行送金 | 無料 | – | 3〜5営業日 |
クレジットカード デビットカード | 無料 | – | 数日〜2ヶ月 |
bitwallet | 無料 | – | 3〜5営業日 |
STICPAY | 無料 | – | 3〜5営業日 |
仮想通貨 | 無料 | – | 3〜5営業日 |
Vantageの出金に関する評判・口コミ
総合評価 3 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
少額ですが利益を出金するに至りました。入金と同じビットウォレットを使ったところ、実際に着金するんまでには3日かかりました。(おそらく土日を挟んだから?)
Vantageの取り扱い銘柄:評価⭐️⭐️⭐️
Vantageの取り扱い銘柄はとても豊富で、FX通貨ペアのみならず、様々なCFD商品をトレードできるのが魅力です。
FX通貨ペア | 55銘柄 |
仮想通貨CFD | 55銘柄 |
貴金属CFD | 8銘柄 |
指数CFD | 17銘柄 |
原油CFD | 3銘柄 |
農業コモディティCFD | 7銘柄 |
株式CFD | 613銘柄 |
ETF CFD | 51銘柄 |
債券CFD | 7銘柄 |
現在の取り扱い銘柄は次のとおり。
- メジャーペア
-
AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY
- クロス円ペア
-
AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, EURJPY, GBPJPY, NZDJPY, NOKJPY
- マイナーペア
-
AUDCHF, AUDCNH, AUDNZD, AUDSGD, AUDUSD, CADCHF, CHFSGD, EURAUD, EURCAD, EURCHF, EURGBP, EURNOK, EURNZD, EURPLN, EURSEK, EURSGD, EURTRY, GBPAUD, GBPCAD, GBPCHF, GBPNZD, GBPSGD, NZDCAD, NZDCHF, NZDSGD, USDBRL, USDCLP, USDCNH, USDCOF, USDIDR, USDINR, USDKRW, USDMXN, USDNOK, USDPLN, USDSEK, USDSGD, USDTHB, USDTRY, USDTWD, USDZAR
Vantageの取引環境:評価⭐️⭐️
Vantageの取引プラットフォームは、FXでは定番のMT4(MetaTrader 4)・MT5(MetaTrader 5)の2種類のほか、Webブラウザで使えるProTraderが用意されています。
MT4とMT5はWindows版・Mac版・iOS版・Android版と、たいていのデバイス・OSに対応しています。
MT4はMQL4、MT5はMQL5というプログラム言語に対応しており、有志により数多くのインジケータやEA(自動売買)が開発されていることから、裁量トレードから自動売買まで幅広い用途に使えます。
また、Vantageでは独自のプラットフォームとして「ProTrader」を用意しており、近年人気を集めるチャートツール「TradingView」を使って取引できるというものです。
Webブラウザ上で動作するため、アプリケーションをインストールする手間がなく、TradingViewの便利な分析機能を惜しみなく使えるのがProTraderの魅力です。
Vantageの取引ツールに関する評判・口コミ
総合評価 5 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
使い慣れているMT5で取引できるので他社と変わりません。スマホでもパソコンでも取引しやすいと思います。
Vantageの学習コンテンツ:評価 -
Vantageでは学習コンテンツやマーケットレポートの配信は行っていません。
Vantageのサポート:評価⭐️⭐️
VantageはWebページがしっかり日本語化されているため、英語力に自信のない方でも利用できます。
日本人スタッフによるカスタマーサポートも行っており、不明な点はメールを通じて日本人スタッフとやり取りできます。
また、平日6:00〜18:00はチャットを通じてスピーディーにやり取りができますが、こちらは外国人スタッフによるサポートとなるため、日本語で確実なやり取りをするならメールがおすすめです。
Vantageのサポートに関する評判・口コミ
総合評価 4 /5点満点中
2024年8月17日投稿
キジマさんによるレビュー
出金に時間がかかったため、一回サポート窓口に問い合わせましたが、とても丁寧で好印象でした。
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