FX取引を行う場合、国内FX業者と海外FX業者の2つの選択肢があります。
どちらを利用するかで取引環境は大きく異なるため、自分の取引スタイルに合ったFXを選ぶことが重要です。
国内FXは金融庁の規制下にあり、預けた資金を持ち逃げされたり、出金拒否されることはありませんが、レバレッジや取引に制限が設けられています。
一方、海外FXはレバレッジが高く、少ない資金を効率よく増やすことが可能な反面、悪質な業者を選んでしまうと出金できなかったり不当に高い手数料を取られる危険性があります。
この記事では、安全性や取引条件、コストなどの観点から、国内FXと海外FXの特徴を詳しく解説します。
この記事は、日本居住者に対して海外所在業者での口座開設や利用等を促すものではなく、あくまでも海外所在業者に関する一般的な情報を発信するものです。日本居住者は、日本金融庁に無登録の海外所在業者を利用せず、日本の金融ライセンスを取得している業者を利用するようにしてください。
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記事のタイトル国内FXと海外FXの違い|16の観点からメリット・デメリット徹底比較
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国内FXと海外FXを16の観点から比較
国内FXと海外FXには多くの違いがあるため、それぞれの特徴を理解して、自分の取引スタイルに合ったFXを選ぶことが重要です。
ここでは国内FXと海外FXの違いについて、16の観点から詳しく比較していきます。
- 安全性:国内FXのほうが安全
- 資産の保全:国内FXのほうが安全
- レバレッジ:海外FXのほうが高い
- 取引の透明性:海外FXのほうが良い
- 追証:海外FXは発生しない
- 取引コスト・スプレッド:国内FXのほうが安い
- 約定力:海外FXのほうが高い
- 少額取引:海外FXのほうがしやすい
- 取引ツール:海外FXはMT4・MT5が一般的
- 取扱通貨ペア:海外FXのほうが多い
- 自動売買:海外FXのほうがしやすい
- ボーナス:海外FXのほうが豪華
- 入出金:国内FXのほうがスムーズ
- 出金トラブル:海外FXでよくある
- サポート体制:国内FXなら安心
- 税制:国内FXのほうが有利
安全性:国内FXのほうが安全
国内FXは、日本の金融庁の規制を受けているため、基本的にはどの業者を選んでも一定の安全性が約束されています。
また、顧客の資金は完全信託保全で守られていて、万が一業者が倒産しても預けた資金は必ず返ってくるため、日本居住者は国内FXを使うことが望ましいです。
一方、海外FXは日本の金融庁の管轄外となるため、規制を受けていません。
そのため、安全な運用をしているかどうかは、個々の業者に依存することになり、悪質な業者を選んでしまうと預けた資金を持ち逃げされたり、規約違反をしていないのに口座凍結されることがあります。
海外FXでも、日本の金融庁と同等かそれ以上に厳しいライセンス(英国FCAやキプロスCySECなど)を持っている業者もあるので、業者選びの際にはライセンスの取得状況を必ず確認するようにしましょう。
金融ライセンスとは?
金融ライセンスとは、FX業者が金融サービスを提供するにあたり、各国から取得している営業許可証のことです。
ライセンスを発行している国によって、業者に対する規制や登録要件などが異なるため、海外FX業者を選ぶ際は「どの国の金融ライセンスを持っているか」を確認するようにしましょう。
資産の保全:国内FXのほうが安全
国内FXでは、顧客から託された資産を業者の資産とは分別して、信託銀行に信託する「信託保全」が義務付けられています。
信託保全により、仮にFX業者が破綻した場合でも、顧客資産は保全される仕組みとなっています。
一方、海外FXの資産管理は各社の方針に委ねられており、多くの業者が顧客資金の分別管理を実施しているものの、義務ではありません。
なかには破綻リスクへの対処が手薄な業者も存在するため、使おうとしている業者がどのような管理体制をとっているか、必ず確認するようにしましょう。
レバレッジ:海外FXのほうが高い
レバレッジとは?
「レバレッジ」とは、テコの原理のように、少額の資金で大きな取引ができる仕組みのことです。
例えば、1万円の資金しかなくても、レバレッジを10倍に設定すれば、10万円分の取引をすることができます。
少ない資金でも、レバレッジを効かせることで大きな利益を狙える一方、損失も大きく膨らみやすく、過剰なハイレバレッジ取引は破産する危険性を高めます。
国内FXは、金融商品取引業法により、レバレッジの上限が25倍に制限されています。
最大25倍までに制限されていることで、手持ち資金に対して大きすぎるポジションを保有することができないため、投資家が損をする危険性がそれなりに抑えられています。
一方、海外FXにはレバレッジの制限が設けられていないため、低くても200倍、高い業者では1,000倍を超える高いレバレッジを提供しているケースが少なくありません。
レバレッジを高めて取引することで、少ない資金を元手に大きな利益を望めますが、同時に巨額の損失を被るリスクもはらんでいるため、利用には細心の注意が必要です。
取引の透明性:海外FXのほうが良い
海外FXでは、NDD方式(No Dealing Desk)を採用している業者が多数を占めます。
NDD方式は、顧客の注文を自社で内部マッチングせずに、そのまま取引所に直結させる方式です。
そのため、業者による注文操作の可能性が排除され、取引の透明性が高まると同時に、約定拒否が起こりくくなっています。
これに対し、国内FX業者はDD方式(Dealing Desk)が主流で、業者が一旦注文を処理する相対取引を行っています。
業者が顧客からの注文を吸収する形であるため、透明性がNDD方式ほど高くなく、顧客から受けた注文を市場に流さずに呑んだり、不正にレートを動かしてストップ刈りを行う国内業者も存在します。
追証:海外FXは発生しない
国内FXでは、証拠金維持率が一定の水準を下回った場合、顧客に追加の証拠金(追証)を請求できる仕組みになっています。
急激な相場変動などで証拠金が不足した際に追証が発生し、追証を払わないとポジションを維持できなくなります。
また、FXでは口座残高を超えるマイナスが生じる恐れがあり、その場合も追証として請求されるため、いわば業者に対する借金を背負うリスクがあります。
対して、海外FX業者の多くはゼロカットシステムを採用しています。
ゼロカットシステムは、トレーダーが取引で口座残高を超えるマイナスを出した際に、FX業者がマイナス分を補填して口座残高をゼロに戻す制度です。
ゼロカットが導入された業者で取引することで、トレーダーは取引において損失が発生しても、その損失が口座残高を超えることなく取引を続けることができます。
取引コスト・スプレッド:国内FXのほうが安い
スプレッドとは?
海外FXにおける「スプレッド」とは、通貨を売る価格(売値)と買う価格(買値)の差のことです。
例えば、USDJPY(米ドル/日本円)ペアの売値が140.000、買値が140.010の場合、スプレッドは1銭(1pips)となります。
スプレッドは、FX取引を行う際に必ず支払うことになる手数料のようなもので、スプレッドが大きいほど取引コストも大きくなります。
国内FX業者では、売値と買値の差であるスプレッドは比較的狭い水準に設定されています。
特に日本円ペアを中心にスプレッドが狭くなっているので、DD方式によって負けトレーダーから得た収益を使い、スプレッドを意図的に縮め、集客に結びつけたいという業者側の思惑が伺えます。
これに対し、海外FX業者のスプレッドは、スプレッドへ業者側の利益を反映するNDD方式をとっているため、国内FX業者と比べるとスプレッド幅が広めに設定されている傾向があります。
取引コストを抑えたい場合は、国内FXが有利となりますが、円ペア以外では海外FXのほうが安い場合もあります。
また、海外FXでも業者選び次第では、国内FXと同等の低スプレッドで取引できることがあります。
約定力:海外FXのほうが高い
海外FX業者は、NDD方式の採用により約定力が高いという特徴があります。
NDD方式では業者の介在がない分、注文時に意図した価格で約定しやすく、NDDの構造上、約定拒否も起こらないからです。
一方、国内FX業者が採用するDD方式では、業者が注文の取次ぎを行う関係上、約定力はNDD方式ほど高くありません。
急な相場変動時などに、注文した価格と乖離した価格で約定される可能性がありますので、経済イベントの際などは特に注意が必要です。
少額取引:海外FXのほうがしやすい
海外FX業者の中には、1,000通貨未満の取引を受け付けている業者もあり、例えばXMTradingのマイクロ口座では最小10通貨(MT5の場合は100通貨)で取引できます。
これに対して、国内FX業者では最低取引単位が1,000通貨や1万通貨のところがほとんどです。
取引金額を抑えたい場合、海外FXの方が有利な選択となるでしょう。
もっとも、最近では国内FX業者の中にも、最低取引単位を1通貨と設定している業者が登場しており、両者の差は徐々になくなりつつあります。
取引ツール:海外FXはMT4・MT5が一般的
海外FX業者では、MetaTrader(MT4・MT5)などの汎用プラットフォームが主流となっています。
多くのインジケータやEA(自動売買)の利用が可能で、利用者も多数存在するため、情報やカスタマイズ性に困ることはありません。
これに対して、国内FX業者は独自に開発した取引ツールを提供することがほとんどで、MetaTraderなどの汎用ツールはあまり普及していないのが現状です。
どの業者でも変わらない操作性を求めるなら海外FX、初心者向けの簡単な操作性を求めるなら国内FXが適していると言えます。
取扱通貨ペア:海外FXのほうが多い
海外FX業者は、主要通貨ペアに加えてマイナー通貨を含む50〜100を超える通貨ペアを取り扱うのが一般的です。
また、貴金属、株式指数、個別株、原油などをCFDとして取引できる業者も多く、投資対象を幅広く選べるメリットがあります。
これに対して、国内FX業者が扱う通貨ペアは10〜30程度にとどまることが多く、マイナー通貨については省かれているのが現状です。
とはいえ、日本円ペアの種類では国内FXのほうが多く、スプレッドも狭いため、円ペアは国内業者・それ以外のマイナーペアは海外業者といった使い分けもおすすめです。
自動売買:海外FXのほうがしやすい
海外FX業者では、MT4・MT5で稼働するEA(エキスパートアドバイザー)を用いた自動売買が一般的です。
初期設定さえ済ませれば、24時間常に売買を行うことができるため、自分でチャートを見たりポジションを管理しなくてもEAが勝手にトレードしてくれます。
国内FX業者では、自社の取引ツール上ではEAの利用はできず、手動取引が基本となります。
自動売買を行いたい場合は、別途作成したシステムをAPI接続するなどの対応が必要になり、海外FXに比べると敷居が高いといわざるを得ません。
ボーナス:海外FXのほうが豪華
海外FX業者では、口座開設するだけでボーナスが貰えたり、入金金額に応じてボーナスを提供している業者が多く、少ない自己資金、もしくは資金ゼロでもトレードを始められます。
対して、国内FXはボーナスやキャンペーンを行っている業者はあるものの、金額もそれほど高額ではありません。
また、ボーナスを得るために規定量以上トレードが条件となっていることも多く、結局自己資金がないとトレードを始められません。
入出金:国内FXのほうがスムーズ
国内FX業者では、国内金融機関との連携により、振込での入出金が主流となっています。
手数料は無料かわずかな料金で利用できる場合が多く、すぐに反映されるのが特徴です。
海外FXでも、国内FX同様に振込による入出金に対応している業者も多いですが、国内FXよりも反映に時間がかかり、場合によっては割高な手数料がかかるケースもあります。
入出金の頻度が高い人は、国内FXの方が望ましいといえます。
出金トラブル:海外FXでよくある
海外FX業者に関しては、出金申請しても期日内に反映されない、出金自体が拒否される、といった出金トラブルに関する報告が散見されます。
特に管理が甘く資金が不足している業者において発生しやすいですが、それまで経営が順調に見えた業者がいきなり出金トラブルを起こすこともあるため、予見できないケースも少なくありません。
国内FX業者は、金融庁はじめとする機関によって厳しく監督されているため、こうした出金遅延や出金拒否に関するトラブルはほとんど聞かれません。
サポート体制:国内FXなら安心
国内FX業者は、電話やチャットによる日本語サポートを24時間365日用意しているケースがほとんどで、もし困ったことがあっても素早く対応してもらえる体制が整っています。
海外FX業者も日本語サポートを強化する動きがありますが、メール対応が主体となっていることが多く、即時性にやや劣ります。
日本語非対応の業者では、英語サイトでのサポートとなるため、言語面で不安がある場合は国内FXが望ましいでしょう。
税制:国内FXのほうが有利
国内FXでは、分離課税制度によって利益に対して一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)の税金がかかります。
対し、海外FXの個人口座で利益を得た場合、年間の利益(所得)に応じて5%〜45%の所得税に加え、住民税として10%(市区町村民税6%+都道府県民税4%)が課税され、最大で55%ほどの税金がかかります。
さらに、国内FXなら3年間可能の損失繰越が認められますが、海外FXでは損失の繰越控除が認められないため、利益を得た年はしっかり納税資金を確保しておかなければなりません。
国内FXのメリットとデメリット
これまでの記事の内容を踏まえ、海外FXの主なメリット・デメリットをまとめると次のとおりです。
国内FXのメリット
- 安全性が高い:金融庁の規制を受けているため安全性が高い
- スプレッドが狭い:円ペアを中心にスプレッドが狭い
- 入出金がしやすい:銀行振込による入出金が主流で、手数料も安いか無料のケースがほとんど
- 手厚いサポート:問合せの受付時間が長く、電話やチャットで即時に日本語でのサポートを受けられる
- 損失の繰越控除:損失を最長3年まで繰り越すことができ節税に有利
- 信託保全による資産保全:信託保全制度があり、FX業者の破綻時でも資産が返ってくる保全される
- 税制面で有利:利益に対してかかる税金が一律20.315%で、最長3年間の損失繰越が可能
国内FXのデメリット
- レバレッジが低い:どの業者も最大レバレッジは25倍まで
- 取扱通貨ペアが少ない:円ペア以外の取り扱いが少ない
- MT4・MT5が利用できない:自社ツールで取引するのが一般的
- 追証のリスク:自己資金以上の損失を抱える恐れがある
- キャンペーンが少ない:海外FXのような高額な口座開設ボーナスなどは期待できない
- 自動売買に制限:EAが利用できない
- 約定拒否の可能性:DD方式のため業者にとって不利な注文は通らないことがある
海外FXのメリットとデメリット
次に、海外FXの主なメリット・デメリットは次のとおりです。
海外FXのメリット
- レバレッジが高い:1,000倍を超えるハイレバレッジを提供している業者も珍しくない
- 追証がない:多くの海外FX業者がゼロカット制度を採用していて、自己資金以上に損する危険性がない
- 取扱通貨ペアが多い:マイナー通貨やCFD商品を幅広く取り扱っている
- MT4・MT5利用に対応:幅広いインジケータやEAを利用できる
- 少額からの取引が可能:マイクロ口座を使えば10通貨から取引できる
- 手厚いボーナス:口座開設ボーナスを貰えば元手ゼロでトレードできる
- 自動売買やスキャルピングがしやすい:取引制限が少ないため自由に取引できる
海外FXのデメリット
- 金融庁の規制を受けていない:万が一トラブルが発生しても、日本の法的保護を受けられない
- 出金トラブルの可能性:出金の遅延や拒否などのトラブル事例が散見される
- 日本語サポート非対応の業者もある:英語での対応を求められる業者もある
- 手数料やスプレッドが高い:国内FXよりも取引コストが大きくなることがある
- 入出金手続きが煩雑:送金に時間や手数料のコストがかかることがある
- 税負担が重くなる可能性:累進課税の対象となるため、たくさん稼ぐと税率が高くなる
FX初心者は国内FXがおすすめ
FXを始めるにあたって、国内FXか海外FXどちらを使うべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
FXをしたことが無い方や、経験が浅い初心者は、安全性が高くて始めやすい国内FXを使うべきです。
国内FXでは、金融庁の厳しい規制をクリアした業者がサービスを提供しているため、業者の安定性や信頼性が約束されており、業者選びで大きく失敗する危険性が低いです。
サポートも手厚く、わからないことがあれば電話やチャットで対応を受けられるため、初心者でも安心して使うことができます。
国内FX業者である程度トレード経験を積み、慣れてきたら、海外FXに挑戦してみるのも良いでしょう。
国内FXと海外FXを併用するメリット
国内FXと海外FXそれぞれに特徴があるため、うまく組み合わせることで相乗効果を生み出すことができます。
取引スタイルの幅が広がる
レバレッジの低い国内FXではリスクを抑えた取引、海外FXではハイレバレッジを生かしたハイリスク・ハイリターンな取引ができます。
例えば国内FXでメイン資金の運用を、海外FXでは少額の資金で大胆な取引をする、といった使い分けが可能です。
幅広い銘柄を有利な条件で取引できる
国内FXでは主要通貨ペアが中心ですが、海外FXならマイナー通貨を含むさまざまな通貨ペアのほか、バリエーション豊かなCFDを取引できます。
メジャー通貨ペアやクロス円ペアはスプレッドの狭い国内FX業者で取引しつつ、国内FX業者では取り扱っていないCFD商品を海外FX業者でトレードすることで、取引対象を大幅に広げることができます。
資金を分散できる
複数口座を使うことで、自分の資産を分散でき、万が一の大損失の影響を軽減できるというメリットがあります。
倒産や出金トラブルの多い海外FXを使ううえでは、なおのこと口座の分散が大切で、万が一業者がトラブルを起こしても口座を分散していれば被害は少なく済みます。
税金を安くできる可能性がある
海外FXの税率は最大で45%(住民税含むと55%)程度になりますが、国内FXなら一律20.315%なので、取引の一部を国内FXで行うことでトータルの税率を抑えられます。
また、国内FXでは過去3年分の損失を繰り越せるので、直近の年で損失が出ている場合は今年の利益と相殺して税金を抑えられます。
まとめ:国内FXと海外FXの違いを理解し、特性を活かしてトレードしよう
国内FXと海外FXにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
国内FXは安全性が高く、手厚いサポートや税制面での優位性がある一方、海外FXはレバレッジの高さやボーナスキャンペーンが魅力です。
初心者には国内FXがおすすめですが、海外FXを併用することで取引スタイルの幅が広がり、リスク分散や資金の分散ができます。
国内と海外のどちらを使うかの選択や、併用する際の資産配分は個々のトレードスタイルやリスク許容度によって異なるため、様々なスタイルを試して自身にあうやり方を見つけていきましょう。
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